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iPhone LiDARとDot3Dを利用して 3Dスキャンをしてみよう 板倉健太(農学博士) 2023/09/13 AIミーティング #AIMTG

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自己紹介: 板倉健太  大阪府八尾市出身  3次元点群処理や画像処理を普段の業務で行っています  本内容の詳細は以下のブログ記事にて説明しています https://kentapt.hatenablog.com/entry/2023/08/21/234716

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はじめに: iPhoneに搭載されているLiDARについて  LiDARを搭載するiPhoneやiPadの機種は多く存在(例: iPhone 13 PRO) 画像出典: KDDIトビラ「iPhone 12 Pro / Pro Maxに搭載の『LiDARスキャナ』とは?その仕組みや機能について解説」 https://time-space.kddi.com/ict-keywords/20201204/3020  光を照射し、反射して返ってくるまでの時間を利用して対象の距離を求める

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iPhone LiDAR のアプリについて  iPhone/iPadにて LiDAR を利用するためのアプリは多く存在する (例: Scaniverse, 3d Scanner App)  本日はDot3Dを利用した例を紹介

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Dot3Dについて  対象のスキャンや閲覧、マーカーの自動検出、編集、エキスポートなどを簡便に実行可能

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iPhone LiDARにてスキャンしているときの様子  移動しながらスキャンしつつ、姿勢情報などを利用して点群を足し合わせていく  以下の動画で、スキャンが進むにつれて点群が重なっていく様子がわかる

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iPhone LiDARにて取得した点群の例  壁や床の構造がキレイに3次元化されている

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iPhone LiDARにて取得した点群を処理した例  物体のまとまりや壁ごとに自動的に分離(セグメンテーション)をした例

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まとめ  iPhone LiDARとDot3Dを利用して、3次元点群を簡単に取得することができた  位置座標を入れることもでき、地図と連携させることも可能  今後も利活用に向けてアイデアを練っていきたい