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大槌町林野火災の 焼損面積の推計 2026.4.26 CC BY 4.0表示

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解析の概要  火災発生前(4/13)と発生後(4/26)の光学衛星画像(Sentinel-2)を解析し、樹冠火となって、地表が黒変した範囲を特定  岩手県がG空間情報センターで公開する森林簿・森林計画図を基に、樹種別の焼損面積を算出  なお、煙や雲などにより地表を正確に観測できていない範囲は除外しているほか、衛星画像からは特定できない地表火の被害範囲は推計でき ていないことに留意  解析範囲 ・106-111林班(大槌・気仙川森林計画区) ・115-119林班( 〃 )  光学衛星画像(4/26) 煙がある(なお、延焼中 である)ため除外

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解析手法  2時期画像の変化をみると、火災による黒変のほか、落葉広葉樹の展葉による色調変化を確認(展葉がノイズとなる)  QGISプラグイン CM Change Detectorを用い、2時期画像をシアンとマゼンダに配色し、黒変した範囲を特定 ※黒変した箇所はピンク、展葉した箇所は緑となった  黒変した範囲は、右下画像の黄色の範囲となった(RGB値の範囲=R:65-100, G:35-70, B:55-80) 光学衛星画像(4/13) 光学衛星画像(4/26) シアン配色 マゼンダ配色 合成 抽出

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解析結果  樹冠火による黒変は、尾根沿いに多いことを確認(風にあおがれ、火が斜面を登ったか)  焼損面積は約74ha、針葉樹と広葉樹はおおむね半分ずつとなった 面積(ha) 森林簿樹種 31.2487 広葉樹・その他 26.7751 マツ 15.5438 スギ 0.1431 カラマツ 0.0477 ヒノキ 73.7584 合計