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Amazon Security Lake
 サービス概要
 2023/06/08
 AWS事業本部 コンサルティング部
 
 平木 佳介
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2 アジェンダ 1. AWS Security Hub vs. Amazon Security Lake 2. Amazon Security Lake とは 3. Amazon Security Lake の各機能 4. 実装例 5. デモ 6. 参考

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3 AWS Security Hub vs. Amazon Security Lake

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4 AWS Security Hub vs. Amazon Security Lake Security Hub のアーキテクチャ

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5 AWS Security Hub vs. Amazon Security Lake Security Lake のアーキテクチャ

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6 Amazon Security Lake とは

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7 Amazon Security Lake とは - フルマネージド型のセキュリティ データ レイク サービス - クラウド、オンプレミス、サードパーティ ソースからのセキュリティ データを、 AWS アカウント内にある専用のデータ レイクに自動的に保存管理する仕組み を一元化できる - 取り込まれたデータは、Apache Parquet 形式とOpen Cyber security Schema Framework (OCSF) と呼ばれる標準のオープンソース スキーマに変換して保 存されます。 → データの正規化を自動でセットアップ - 他のAWSサービスやサードパーティサービスを使用し、Security Lakeに保存さ れたデータをサブスクライブできます。

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8 Amazon Security Lake とは 構成例 - サポートされているソースから Security Lake へログとイベントを データレイク(S3)へ収集が可能 - リージョン全体や指定の リージョンから収集も可能

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9 Amazon Security Lake とは Organizations環境下の構成例 - Organizationsと統合すること で複数アカウントから集約する ことも可能

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10 Amazon Security Lake の各機能

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11 Amazon Security Lake の各機能 - ソース - サブスクライバー - リージョン - カスタムソース

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12 Amazon Security Lake の各機能 - ソース - 収集するソースを選択可能 - 下記ソースからログを収集 - CloudTrail - Management events - Lambda data events - S3 data events - VPC Flow Logs - Route 53 Resolver - Security Hub - 後からリージョンを指定して 有効化/無効化が可能。

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13 Amazon Security Lake の各機能 - サブスクライバー - データレイク(S3)に新しいオブジェクトが作成されたことをトリガーにデータアクセス と クエリアクセス の2種類のサブスクライバーアクセス権をサポート - データアクセス: SQSキュー、HTTPエンドポイント経由でデータレイクへのアクセ スが可能 - クエリアクセス: S3 バケット内の AWS Lake Formation テーブルから Athena 等を 使用してクエリ経由でアクセスが可能。

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14 Amazon Security Lake の各機能 - リージョン - データを収集したいリージョンを後から追加可能。 収集したい各リージョン毎にS3バケットが作成・収集されますが、 ロールアップリージョンと呼ばれる機能で1つのリージョンへ集約可能です。 サポートされているリージョンはこちらから参照ください。 https://docs.aws.amazon.com/general/latest/gr/securitylake.html 2023年6月7日現在は、 東京リージョンは利用可、大阪リージョンは利用不可

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15 Amazon Security Lake の各機能 - カスタムソース - サードパーティのセキュリティ関連のログをデータレイクに収集するようにカスタム データソースを構成可能。 - カスタムソースを設定すると次の処理が行われる - データレイク(S3)内のソースに一意のプレフィックスを提供 - カスタム ソースがデータ レイクにデータを書き込むことを許可するIAMロー ルを作成 - カスタムソースが書き込むオブジェクトを整理するための AWS Lake Formation テーブルの作成 - AWS Glue クローラーをセットアップしてソースデータを分割し、テーブルを データカタログに追加

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16 実装例

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17 実装例 Quicksightによる ダッシュボードの実装 OpenSearch Serviceによる ログの可視化

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18 デモ

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19 デモ 1. Security Lake の有効化 2. Athena を利用したログクエリ

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20 参考

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21 参考 https://dev.classmethod.jp/articles/amazon-security-lake-ga/ https://www.youtube.com/watch?v=-c4oU9VpQLs https://pages.awscloud.com/rs/112-TZM-766/images/20230126_2 6th_ISV_DiveDeepSeminar_Amazon_Security_Lake.pdf

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22 参考 - その他 ドキュメント - What is Amazon Security Lake? | AWS公式ドキュメント https://docs.aws.amazon.com/security-lake/latest/userguide/what-is-securi ty-lake.html - Amazon Security Lake FAQs | AWS公式ドキュメント https://aws.amazon.com/jp/security-lake/faqs/?nc1=h_ls AWSサンプル - Amazon Security Lake との統合 | GitHub https://github.com/aws-samples/siem-on-amazon-opensearch-service/blob /main/docs/securitylake_ja.md

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