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2022.3.24 総務省 地域情報化アドバイザー CODE for IKOMA Founder YuMake合同会社 代表社員 CEO 佐藤 拓也 シビックテック活動紹介

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奈良県生駒市在住。 幼い頃から気象に憧れ大学院まで気象を学ぶ。SE、 民間気象情報会社を経て独立し、YuMake合同会社を 設立。気象データ活用と他社とのコラボレーション を通じて、新しい価値の創造に取り組む。 YuMake合同会社 代表社員CEO 総務省 地域情報化アドバイザー 一般社団法人コード・フォー・ジャパン フェロー 一般社団法人シビックテックジャパン理事 CODE for IKOMA Founder 大阪市立大学 都市防災教育研究センター 特別研究員 NPO法人 琵琶故知新 理事 株式会社 地域計画建築研究所 STO 佐藤 拓也 Takuya Sato

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1. シビックテックの紹介 2. CODE for IKOMAの活動紹介 3. 時間があれば番外編 おしながき

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地域住民によるボトムアップ型の活動 シビックテック

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Civic (市民の・みんなの) Tech (技術・テクノロジー) シビックテックとは

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市民が自ら手を動かし、ICTのツールなども活用しながら 地域課題の解決や地域の魅力発信等に取り組む ボトムアップ型(草の根)の活動

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IT系じゃない人も参加できるし、 IT系じゃない人がいないと成り立たない。 課題保持者 (IT系ではない可能性あり) IT技術者 (ITでできることで解決)

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全国80地域以上でシビックテック団体が活動 全国のシビックテックの ネットワーク テーマ型 シビックテック

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奈良県内におけるシビックテック UDC(アーバンデータチャレンジ)という イベントを通じて毎年連携を深めていっています

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奈良県生駒市を中心に活動中 CODE for IKOMAのご紹介

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「CODE for IKOMA」は奈良県生駒市で 2014年1月から活動を開始 ※市民活動団体として登録して活動しています

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ITを活用して、地域課題の解決や地域の魅力を 発信することを目指して活動しています。

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活動への参加はどんな人でもウェルカム ※活動=定例会、イベント、プロジェクトごとの活動など • フリーランス(エンジニア・デザイナー等) • 学生 • リタイア後の方 • 会社勤めの人 • 公務員 • 議員 ほか

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コミュニティ運営上のポリシー • 各自がやりたいことをやる 実現したいことに対する仲間集め・実行の場 仲間のチャレンジを応援する • 活動できる時に活動する • 上下関係のないフラットな場 • 活動内容や成果物がオープンである、ということ

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CODE for IKOMA活動紹介

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活動紹介 - CODE for IKOMAで運用しているもの 5374.jp 生駒市版 いつ、どのゴミが捨てられるのかひと目で分かる。 Code for Kanazawaが作成した5374.jpの生駒市版。 120を超える地域で横展開。 http://ikoma.5374.jp 4919 for Ikoma 小中学校の給食の献立情報がすぐに分かる。 アプリ版からWeb版に切り替えて公開。 ※「給食献立情報」推奨データセット対応

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アイデアソン・ハッカソン 1日〜2日程度の短期間で アプリやWebサービスの 試作品を開発するイベント。 「子育て」「交通」など テーマを決めて行う。

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生駒市との協働プロジェクト ϦΞϧͳ੠Λ ฉ͔ͤͯԼ͍͞ʂ Iko mama papaアプリ開発 提案プロジェクト(2014) IKOMA Civic Tech Award 2016

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生駒市との協働プロジェクト GovHack in 生駒(2017) With 生駒市、NAIST 地域におけるLINE@ (現LINE公式アカウント)の活用促進 を通じて課題解決へ 当日のレポートもあります

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にしょロボくん 子どもたちの目線で集めた 地域の情報をアプリで公開! https://nishorobo.iopt.jp/

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ためしば - 市民がまちづくりを試せるβ版生駒の世界 (生駒に関わる人たちで開発中!) 日常的に使うと 想定されるサービス ・CivicTech系アプリ ・店舗・飲食店アプリ ・民間企業のアプリ 他の人からの要望 (通知)を元に 市民がレポートできる サービス ・体感情報をシェアする ・写真をシェアする

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番外編:シビックテック活動普及促進の支援

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沖縄県新型コロナ対策緊急応援サイト 「まいにちに。おきなわ」 Code for Kanazawaで作られた 「テイクアウトマップ」の プログラムを流用して作成 沖縄県 沖縄ITイノベーション 戦略センター(ISCO) × × 支援

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行政がシビックテックのために何ができるか 〜キーワード〜 • 地域のシビックテックのスタンスを理解する • 活用に資するオープンデータを公開する • 市民を巻き込んだ意見・アイデア出しの場を一緒につくる (ITが得意な人だけではなく、課題やアイデア保持者等) • シビックテックと一緒に、試作品(プロトタイプ)をつくる ※試作品・仕様を一緒に作って、実運用に耐えうるものはプロポーザルで対応する等

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ありがとうございました!