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使ってみてどうだった? ~試してわかった活用のヒント~ Jev に、 Agentic Software Factory IF すごく賢い 文を。 規約を確かめ、知識を選び、PRのリスクを判定する。 株式会社 r.kagaya Asterminds

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自己紹介 ( ) r.kagaya @ry0_kaga (アスターマインズ)株式会社 共同創業者・CTO Asterminds 年にログラスへ入社。 経営管理SaaSの開発、開発生産性の改善に従事。 生成AI/LLMチームを立ち上げ、 新規AIプロダクトの立ち上げを担当。 2025年8月に独立、現職。 2022 『AIエンジニアリング』の翻訳を担当 オライリージャパンより出版

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最近、Jevって触ってます?

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の公開から半月で、使い方も選択肢も広がった Jev 9/15 9/16 9/20 9/25 9/29 10/1 が を公開 判断用モデルを早期アクセスで提供 Vercelが対応、OpenJevのリポジトリが作成 OpenJev(現SemIf)は、オープンモデルを使う独立実装 LangChainが、Jevによる評価の実験を公開 保存したエージェントの実行結果を、Jevで採点 LangChainが、Jev+LangGraphの実装例を公開 文書を分類し、次の処理や人への確認へ振り分ける OpenAIがDecisions APIを発表 画像も入力可能。発表時点では限定プレビュー CloudflareがClef / Clef-flashを公開 TypeSafe Jev 互換の判断モデルを、オープンソースで提供 Jev API 年〜 月 2026 9 10

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の概要をおさらい Jev 文章やコードを分類・採点し、判定や評価を返す。 コードや文章に質問を添え、確率・候補の選択・評価値で答えを受け取る。 何を聞くか 答えの形式 返ってくるもの 当てはまるか の確率 yes この変更は規約に反する? Noul 続ける/変える/人に相談 Choice 選択した候補 この知識は作業に関係する? Score 評価値 どれを選ぶか どれくらいか 速く・安く、小さな判断を何度も呼び出せる。 〜 の値 0 1 確率分布・確信度も返す 確率分布・確信度も返す

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例えば、テストを弱める変更かどうかを聞く 聞くこと 変更前後のテストコード 不具合があっても通るように、 テストを弱めたか? 返ってくるもの 「yes」の確率(0〜1) 渡すもの 確率を受け取り、指摘するかどうかはコードで決める。

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いわば、すごく賢いIF文。 意味の判断をJevに聞き、結果で次の処理を分ける。

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速く・安くなると、活用の考え方は二つある 01 02 既存のLLMで行っていた PRのリスク判定を置き換える。 編集のたびに規約を確かめ、 作業の前に読む知識を選ぶ。 今までの判断を、 速く・安くする 今まで省いていた判断も、 こまめに入れる 置き換えるだけでなく、判断を入れる頻度と場面も変えられる。

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毎回注意していたことを、 チェックにしてみた。

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ハーネスを、役割と実行方法の二軸で捉える ユーザーハーネス:利用者がエージェントに加えるガイドとセンサー。 ガイド 計算的 コードで処理 推論的 モデルで判断 センサー 行動前に、進め方を導く 行動後の結果を確かめる 作業を導く 結果を検査する 決まった処理で 文脈や規約を読んで 作業を導く 決まった条件で 結果の意味を読んで 修正点を判断する 行動を導くガイドと、結果を確かめるセンサーを組み合わせる。

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で、意味を読むセンサーを足す Jev 変更を読んで、規約を守れたか判断する。今回取り組むのは右下。 ガイド 計算的 コードで処理 推論的 モデルで判断 センサー 行動前に、進め方を導く 行動後の結果を確かめる 作業を導く 結果を検査する 決まった処理で 文脈や規約を読んで 作業を導く 決まった条件で で規約チェック Jev テストの弱体化・名前のずれ 規約は読ませていたが、守れたかを確かめるセンサーも欲しかった。

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開発に組み込んだ、三つのJevの使い方 規約チェックと知識選別を追加し、PRの判定モデルを置き換えてみた。 1 規約チェックのフック 新しくチェックを追加 2 作業前の知識選別 作業前の知識を選別 3 PR のリスク判定 既存のLLMからJevへ 変更の意味を読み、規約違反や確認漏れを指摘する。 過去の学びから、今の作業に役立つものを選ぶ。 自動マージに使うリスク判定を、LLMからJevへ。

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Smart Linter / Semantic Sensor 例:挙動を変える実装が追加されたのに、テストが変わっていない。 検査項目:テストの弱体化・エラーの握りつぶし・テスト不足 コード:変更の条件 テスト変更なし 実装の追加あり 移動やimport整理は除く :挙動への影響 コードが指摘を返す 判定の確率が0.7以上 両方の条件を満たした場合 Jev 挙動を変える + 可能性がある テストの変更を 求める コードの条件とJevの判定がそろったときだけ、指摘を返す。

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確認が抜けていたら、PRを作る前に止める 画面の挙動を変えたのに、QAのスクショや動画がないPRは止めたい。 エージェントの作業 画面の挙動を変更 を作ろうとする。 PR フックの指摘 の証拠がない QA スクショか動画を求める。 指摘を受けた応答 実機で確認する 確認に戻ると回答。 「確認してね」という指示を、確認漏れに気づける仕組みにした。

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変更したコードと質問を渡し、確率を受け取る 経由の短縮例。質問文は説明用の日本語訳。 AI SDK const { answers } = await experimental_evaluate({ model: "typesafe-ai/jev", state: { subjects: [changedCode] }, questions: { q0: { type: "boolean", instructions: " ", } }, }); const p = answers.q0.probability; テストを弱める変更か 編集・コミットの途中で、変更をチェックできる。 が返すもの Jev p 規約違反の確率 p≥ 閾値 フックで指摘する

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過去の学びから、今の作業に役立つものを選ぶ コードで候補を集める 過去の学び パス・タグで検索 今回の作業内容 何を実装・修正するか で関連度を評価する 評価基準 今の作業に役立つか? 3 作業の進め方が変わる 2 作業の参考になる 1 同じ分野 0 無関係 Jev 作業前に渡す 基準を満たした 上位3件まで タイトルと要点を渡す 必要なら全文を参照 選んだ知識が作業に役立ったかを確かめ、Jevへの質問や選ぶ基準を調整する。

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自動マージのリスク判定を、LLMからJevに切り替えた 自動マージに使うリスク判定を、以前からLLMで行っていた。 これまで 今回試したこと 既存のLLM のリスクを判定 PR 切り替え Jev のリスクを判定 PR 安くて使いやすい。それだけでも、置き換えてみる価値があった。

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判断基準と評価データがあれば、モデルを替えやすい のリスク判定は、低リスク・高リスクの分類問題として考える。 自社の基準で判定したPRを用意し、モデルの答えと照らし合わせる。 PR 正解:低リスク 正解:高リスク 判定:低リスク 判定:高リスク 一致 必要以上に止める 高リスクを見逃す 特に減らしたい誤り 自動化できるPRが減る 一致 1 自社の基準で判定を付ける 2 同じ例でモデルを比べる 3 質問と閾値を調整する 判断基準と評価データは、Jev以外の判断APIでも使える。 今のうちに整備しておけば、モデルを替えるときも精度を比較できる。

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おわりに

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画面レビューとブラウザQAは、置き換えなかった デザインレビューもブラウザQAも、既存の仕組みを置き換えるには至らず…。 デザインレビュー 見た目を確かめたいが、 Jevには画像を渡せない。 余白や重なりは、画像で確認したい。 既存の画像対応モデルを そのまま使うことにした。 ブラウザQAエージェント 操作の選択は、 Jevでも組み込めたが… の候補を選び、Playwrightで操作。 元々、別のQAの仕組みもあった。 切り替える必要は感じなかった。 DOM 組み込めるかだけでなく、既存の仕組みより便利になるかも考えたい。

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の中には、たくさんの判断がある Software Factory エージェントに何を任せ、何を確認して公開するかを、作業の各段階で判断する。 01 / SIGNALS 02 / ORCHESTRATION 03 / AGENT FLEET Issues Build Goals & specs Code · Tests Changes PRs & reviews Task routing Shared work state Approve · Hold · Stop Logs & incidents Investigation · Fixes Learn · Refine · Repeat Release Checks · Findings Operate SHARED FOUNDATION Human approval Review Alerts Feedback 04 / DELIVERY Knowledge CI checks Jev decisions

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まとめ は、文章やコードの意味を判断する「すごく賢いIF文」。 規約チェック・知識選別・PRリスク判定に組み込めた。 速く・安く呼べるので、こまめに確認でき、繰り返し試せる。 精度の確認と調整は必要だが、 分類問題なので、対話タスクより評価しやすかった。 Jev 判断基準と評価例を残しておけば、モデルを替えるときも精度を比較できる。

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終わり