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一社だけ受けてそこに合格 →就職している僕の転職方法 【一社専念方】

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自己紹介 まつ (@mty_mno) 新人さんからわかるソフトウェアテスト 解説マンガ『テスターちゃん』作者 JaSST Kyushu実行委員 ASTER教育メンバー

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※注意※ これは私の経験の話です。 この方法を用いたからといって 必ず合格できることを 保証するものではありません!

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みなさまの活動の 参考にはなるかもしれません

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一社専念法(命名:まつ) とは!? 文字通り一社だけ受ける方法。同時に複数社は受けない。 一社に集中して調査、面接準備に時間をかける。 様々な会社を同時に受けられるほど器用じゃない! 会社の調査、面接準備には結構な労力が発生 それを何社分もやるなんて死んでしまう 仕事しながら何社分も調査して面接準備って 普通に考えて無理だろ!?

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僕は「どこか」に 入りたいんじゃない!

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僕は僕が行きたいと 思った会社にいきたい!!

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経歴 スーパーマーケット 大学 中国企業 : 初QA 第三者検証会社 緑のコミュニケーションアプリ (福岡側) オレンジのお家探しサイト 爆速おしゃべりAI はじいたりするゲーム 学校の先生になりたくて情報の教職ゲッ ト 就活サイト利用。半年くらい落ちまくる 情報の先生いら ない! リーマンショッ ク! エージェント&転職サイト。落ちまくる 一社専念法。一発合格 ! 一社専念法。一発合格 ! 一社専念法。一発合格 ! 一社専念法。一発合格 ! 年収 UP! 年収 UP! 年収 UP! 年収 UP! 年収 UP!

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僕のポリシー ※これは飽くまで僕の考え方です。 自分がいきたい会社の選定は、毎日の過ごし方や生活場所など、人生(少なくとも数年) を左右する大切な選択です。 その大事な大事な選択肢部分を知らない人に委ねたくない!というのが考えです。 そこまで人のいうことに「はい!」とやりたくないのです。 転職エージェントを使わない!

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自分の人生を 左右する部分は わがままにいきたい!!

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僕のポリシー やりたいことを考えた場合、年収を下げても、という選択肢も現れます。 ですが僕が色んな人と呑んだ経験からすると、最初はよくても1年後くらいには「給料さ げて入ったのにさ」といった愚痴が出てきたりします。 仕事をやってるとどんなところでも大体腹立つことが出てきます。そんなとき給料が上 がっていたら自分を言い聞かせることができるというものです。 年収が下がる転職はしない!

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一社専念法 ~会社選び編~

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会社の探し方 シンプルに「知っている場所」が範囲です。それは知り合いがいる会社だったり、SNSな どでよく見かける会社だったりです。 ようは自分が得られる情報が多い会社が範囲です。 主にSNSでの出力、周ってきた記事、イベントでの出力を最初はガン見します。 直近の転職4回中後半2回はリファラルなので、知り合いがいる会社の方からこっちにき た、といったところでした。 知っている人の会社・SNSやイベントでよく見かける会社が範囲

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リファラルのとき リファラルの場合は当然ながら知り合いから誘われます。 僕は一緒に仕事をしたことがある人の会社しか選択の範囲には含めていないです。 さらに一緒に仕事をした人でも、その人の仕事っぷりが判断理由になります。 その人が仕事ができる人か、また毎日一緒に働きたいかをよく考えます。 そこから会社の調査に移ります。 誘ってきた人が誰かが重要!!

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会社の調査 調査時はQAの記事や出力(講演動画や資料etc)を集め周ります。そこでレベル感や、ど ういったことをやっているのか、またはやっていきたいのか、それらが自分と方向性が あっているかをガッツリ調べます。 それと、企業サイトに行って、何の事業をしているかと、目指している方向性(ビジョン)、 募集要項などを読み漁ります。あとぶっちゃけ福利厚生をガン見します。 この辺で「行きたいボルテージ」がグングン上がっていきます。 QAの記事、企業サイトで方針と事業、転職サイトで年収の調査

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年収の調査 企業サイトには大体年収は書いていないので、転職サイトで検索をかけます。そこで例 えば400万 ~ 900万といったことを確認できます。 額面は基本はその会社の給与テーブルで決まっています。よって900万は給与テーブ ルの該当職のMAXの可能性が高いです。メンバー→課長→部長→本部長なら本部長 クラスなど。400万が給与テーブルのエントリーレベルだと思っていいでしょう。 そう考えた時、自分のレベルはどの辺だろう……と考えます。 この例ではQA2~3年目なら400万でしょうし、中堅レベル(マネジメントレベル)だと考え た場合なら600万くらいでの打診となりそうだ、となります。 それが今のお給料より高くなりそうか、といったところです。

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百聞は一見に如かず 直近の転職2回ではカジュアル面談を行ってもらいました。 一緒に働く方々の雰囲気や生の声、どんなことをしていきたいかなどを直接話し合うこと ができます。 直近の会社ではみなさんと一緒にご飯を食べながらおしゃべり、という形でしたので会 社の空気感を直に感じたり、その他気になる情報をざっくばらんに聞くことができました。 (面接時だと福利厚生など聞きにくいことが多い) カジュアル面談で実際に話してみることは大事

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決めたらいざ申し込み 直近4回の転職のうち、前半2回は企業サイトから直接応募です。 (後半2回はリファラルなので直接やりとり) 基本、正面突破をしています(笑)。 企業サイトから直接応募

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一社専念法 ~面接準備編~

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企業理念の暗記・暗唱 面接対策の一環として、企業のビジョンやミッションなど、大きく掲げていることを丸暗記 し、暗唱できるレベルにします。 一次面接では特に何もありませんが、最終面接で上層部の方と話すときはビジョンなど を散りばめながらお話すると真剣であることのアピールにもなりますし、その話について 上層部の方が様々語ってくれることがあります。(先方が語る時間が長ければ、こちらが 質問を受ける時間が減る) 会社はもちろんながらビジョンやミッションを重要視しています。それを知ったうえで申し 込んでいるかを気にしていることも経験上多いです。 その会社の理念やビジョンといった部分を丸暗記する

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面接する方の情報把握 面接の際、メールから面接官の組織と苗字を知ることができる場合もあります。その際 はその人の記事や出力を調べ上げます。 リファラルの場合は知り合いが面接官になることはないです。直接応募で突撃するとそ の人との面接の可能性はあがります。 少なくともそこのQA組織が出している記事は把握します。 これらは面接の想定質問、回答に盛り込みます。 面接官になるであろう人や組織の記事や講演を何度も読む

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サービスの把握 toC向けのサービスを出しているときは使ってみます。 普通に使ってみるのもいいですが、仕様を把握するのであれば探索的テストの気持ちで いじり倒してみると良いです。(できる範囲で、かつ迷惑に掛からないように) 体感ですが、面接で自社サービスの何が好きか、試したものはあるか、どうだったかを 聞かれることが多い気がしています。 サービスの探索的テストをする

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想定質問の策定と暗記 想定質問と回答を作ります。これらは先ほど調べたことを盛り込んでいきます。 長くならないように、かつ短すぎないように回答を作ります。 全く同じ質問は来ませんが、回答を用意しておくと様々な質問に対して用意していた回 答につながることがよくあります。 これらを面接の日まで毎日練習し、そらで言える、かつ、あたかもその場で考えて話して いるように言えるようにします。(大筋を覚えればいける) 想定質問と回答を作り、そらで言える程度に暗記する

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その昔から今まで受けた会社の想定質問をため込んでいる

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一社専念法 ~面接編~

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相手に話してもらう 準備段階で相手や組織の情報は調べてきているので、質問があったときは想定回答に 寄せていき、かつ相手に質問をして相手側が話してくれるように意識します。相手が話 す時間が長ければこちらに来る質問が減ります。 例えば以下です。 「~ということがありました。……あ。そういえばなのですが、御社の記事を昔読んだ記 憶がありまして、xxをやっていると記載されてましたと思います。普通はなかなか難しい ことだと思うのですよね。どのように進められたのですか?」 できるだけ相手がたくさん話すように誘導する

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終わりは和やかに 面接最後の質問の有無でやる気がどうといったことを見ている人はほとんどいないと 思っています。ただ「特にありません」も寂しいと思っています。 面接後の質問は、僕は雑談で終われるようにすることが多いです。 「そういえば社食があると伺いましたけど、オススメはなんですか?」 「ローストビーフ丼いいですね! 普通に食べると高いんですよね。え、そんなお値段で 食べれるんですか?」 などなど。終わり良ければすべてよし! 最後の質問の時はみんな笑って終われるような質問

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面接対策まとめ ● 想定質問と回答を用意して全方位の弾を撃てるようにしておく。 ● そのうえで、できるだけ相手が話すように誘導する ○ その切っ掛けとして記事など調べた情報を活用する ● 最後は雑談して和やかに終わる

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一社専念法 その極意は

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いきたい会社のことを とことん調べまくること!! (当たり前のことをやってるだけ)

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おわり