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Python・データ分析学習時の生成AIへの向き合い方
(2) プログラミング系タスク固有
グラフ描画系タスク 表示したいグラフに対する指示を1つのプロンプトにまとめる
Matplotlibでは、設定1つが1行のコードになるが、そうではなく「1つのグラフに対する指示」をまとめて出す
• 表示上の細かいオプションは、実装コードに寄せる必要はなく
「こういう見た目のものがほしい」というレベルの指示でよい
• 経験上、ChatGPTが自分から気を効かせてseaborn※を
使ったことはないが、プロンプトに「seaborn」と一言入れる
と後はよろしくやってくれる
※seabornは、Matplotlibより上位のグラフ描画ライブラリでこれを使うときれいなグ
ラフをシンプルに描画できることが多い
X_testの散布図を、y=1(良性)では黒の四角、y=0(悪性)はライトブ
ルーの×で、seabornで表示してください
マーカーは大きめにお願いします
(以下の指示文はこのページの説明内容と関係ないので省略)
import seaborn as sns
import matplotlib.pyplot as plt
import japanize_matplotlib # 日本語対応
# X_testとy_testを結合してプロット用のデータフレームを作成
plot_df = X_test.copy()
plot_df["診断結果"] = y_test.replace({0: "悪性", 1: "良性"})
# 散布図の描画
plt.figure(figsize=(10, 6))
sns.scatterplot(
data=plot_df,
x="半径_平均",
y="きめ_平均",
hue="診断結果", # 色分け
style="診断結果", # マーカーの形分け
markers={"悪性": "X", "良性": "s"},
palette={"悪性": "skyblue", "良性": "black"},
s=100 # マーカーサイズ大きめ
)
(以下略)