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2025/12/17 re:Growth 2025 製造業向け in Tokyo 若槻⿓太 AWS re:Invent 2025 IoT 向け?アップデート&次世代モビリティ最前線

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⾃⼰紹介 2 ● 若槻⿓太 ● 所属 ○ クラスメソッド株式会社 ○ 製造ビジネステクノロジー部 ● ソフトウェアエンジニア ● JAWS-UG IoT 専⾨⽀部 運営メンバー ● 2025 Japan AWS Top Engineers ● 2025 Japan All AWS Certifications Engineers ● 2025 AWS Community Builders (User Group Leaders) https://dev.classmethod.jp/author/wakatsuki-ryuta/ re:Invent 参加歴:今年で4回⽬ (2022,2023,2024,2025)

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アジェンダ(どれかが誰かに刺されば良いな) 3 1. はじめに: 何度でも⾒返したくなる Werner キーノート、の話 2. Lambda Managed Instances(LMI) 3. ロボタクシー「Zoox」に乗ってきた 4. 終わりに ラスベガス到着後のハリーリード空港にて撮影

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はじめに: 何度でも⾒返したくなる Werner キーノート、の話 4

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はじめに: 何度でも⾒返したくなる Werner キーノート、の話 5 Dr. Werner の今年で14回⽬(!)とな るキーノートで彼は Renaissance を引き合いに出して、AI 時代の開 発者像について語った。 https://www.youtube.com/watch?v=3Y1G9najGiI

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はじめに: 何度でも⾒返したくなる Werner キーノート、の話 6 Dr. Werner の今年で14回⽬(!)とな るキーノートで彼は Renaissance を引き合いに出して、AI 時代の開 発者像について語った。 絶賛の声が多かったが、聞いてい て思ったのは、「Renaissance を ある程度知っていた⽅が、話の意 図がより⽴体的に⾒えてもっと楽 しめるぞ!」という点だ。 https://www.youtube.com/watch?v=3Y1G9najGiI

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というわけで、 Werner キーノートが”もっと”楽しくなる Renaissance の話 を少しだけします。(2分ほど) はじめに: 何度でも⾒返したくなる Werner キーノート、の話 7

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はじめに: 何度でも⾒返したくなる Werner キーノート、の話 8 中世ヨーロッパでは、宗教権威を 司る教皇と、世俗権威を司る皇帝 の2⼤体制の⽀配下にあった。(諸 説あり) Gemini ⽣成

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はじめに: 何度でも⾒返したくなる Werner キーノート、の話 9 11〜13世紀の⼗字軍遠征により、 ⻄欧諸国は地中海を通じて東⽅世 界(⻄アジア⽅⾯)と接続され、⻄側 の交易拠点となったイタリアの都 市国家は⼤きく発展し、さらにそ の過程で⾃治権を獲得した。 Gemini ⽣成

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はじめに: 何度でも⾒返したくなる Werner キーノート、の話 10 この過程で、東⽅世界に保存‧発 展していた古代ギリシア‧ローマ の学問や思想が⻄欧にもたらさ れ、特にヴェネチアやジェノヴァ などのイタリア都市で古典古代の 政治‧⽂化が再評価された。 re:Invent 会場 (The Venetian) にて撮影

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はじめに: 何度でも⾒返したくなる Werner キーノート、の話 11 その経済的繁栄と知的刺激を背景に、 ⼈間中⼼の思想と芸術を特徴とする Renaissance が成⽴した。 https://www.youtube.com/watch?v=3Y1G9najGiI

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はじめに: 何度でも⾒返したくなる Werner キーノート、の話 12 そんな Renaissance に Werner は 現在進⾏中の AI の変⾰を重ね合わ せて、 “The Renaissance Developer; IS AN OWNER” “ルネッサンス開発者よ、 オーナーたれ” と訴えた。 キーノート会場にて撮影

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はじめに: 何度でも⾒返したくなる Werner キーノート、の話 13 つまり、Renaissance 期に起きた⾃治権獲 得や⼈間中⼼の思想への回帰と同様に、現 代の開発者も AI 時代において「オーナー シップを持て」という原点回帰を Werner は我々に働きかけた。(若槻の解釈) キーノート会場にて撮影

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はじめに: 何度でも⾒返したくなる Werner キーノート、の話 14 つまり、Renaissance 期に起きた⾃治権獲 得や⼈間中⼼の思想への回帰と同様に、現 代の開発者も AI 時代において「オーナー シップを持て」という原点回帰を Werner は我々に働きかけた。(若槻の解釈) この歴史的パラレルが単なる技術発表を超 えた物語性を持たせていて、構造的な遊び ⼼を効かせながら熱いメッセージで開発者 の⼼に⽕を着ける、そんな実に Werner ら しい何度でも⾒返したいキーノートになっ ていた。 キーノート会場にて撮影

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はじめに: Werner キーノートについて 15 さらに、そんなキーノートの会場 が Renaissance の舞台になった ”Venetia”の名を冠しているのは⾯ ⽩い偶然を感じた。 re:Invent 会場 (The Venetian) にて撮影

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Lambda Managed Instances (LMI) 16

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Lambda Managed Instances (LMI) 17 Lambda Managed Instances 発表されましたね! https://www.youtube.com/watch?v=JeUpUK0nhC0

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Lambda Managed Instances (LMI) 18 その名の通り、Lambda がマネー ジドな EC2 インスタンス上で動く サービス 開発‧運⽤性は従来 Lambda のま まで、実⾏基盤がリクエスト単位 (MicroVM 単位)ではなくインス タンス単位で起動するようになっ た https://www.youtube.com/watch?v=7mWa2HpCZfg

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Lambda Managed Instances (LMI) 19 実は他のクラメソ振り返りイベントで、既に何度か取り上げられている https://dev.classmethod.jp/articles/re-growth-osaka-2025-l ambda-before-after/ https://dev.classmethod.jp/articles/ regrowth2025-tokyo-lambda-manag ed-instances-durable-functions/ https://dev.classmethod.jp/articles/ regrowth2025-sapporo-lambda/

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Lambda Managed Instances (LMI) 20 実は re:Growth では既に何度も取り上げられている https://dev.classmethod.jp/articles/re-growth-osaka-2025-l ambda-before-after/ https://dev.classmethod.jp/articles/ regrowth2025-tokyo-lambda-manag ed-instances-durable-functions/ https://dev.classmethod.jp/articles/ regrowth2025-sapporo-lambda/ まだまだ擦っていきます!

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Lambda Managed Instances (LMI) 21 Lambda がマネージドなインスタンス上で動くということは...

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Lambda Managed Instances (LMI) 22 Lambda がマネージドなインスタンス上で動くということは... → (段階的な)料⾦固定のインスタンス上で稼働するので、定常的なリクエ ストをコスト効率よく処理できそう!

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Lambda Managed Instances (LMI) 23 Lambda がマネージドなインスタンス上で動くということは... → (段階的な)料⾦固定のインスタンス上で稼働するので、定常的なリクエ ストをコスト効率よく処理できそう! → 定常的なデータ送信が発⽣しがちな IoT 通信の処理に向いていそう!!

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Lambda Managed Instances (LMI) 24 Lambda がマネージドなインスタンス上で動くということは... → (段階的な)料⾦固定のインスタンス上で稼働するので、定常的なリクエ ストをコスト効率よく処理できそう! → 定常的なデータ送信が発⽣しがちな IoT 通信の処理に向いていそう!! → スマートファクトリー、スマートプロダクト、コネクティッドカーなど、製 造業‧⾃動⾞産業でのコスト削減のユースケースに適してそう!!! Gemini ⽣成

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というわけで、 ここでは “LMI vs 既存サービス” の コスト⽐較をしてみました! Lambda Managed Instances (LMI) 25

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Lambda Managed Instances (LMI) 26 LMI の料⾦には 3 つの要素がある。(料⾦ページより引⽤) 1. リクエスト料⾦: 0.20 USD/100 万リクエスト 2. コンピューティング管理料⾦: Lambda がプロビジョニングおよび管理す るインスタンスの EC2 オンデマンドインスタンス価格の 15% 割増額 (以下 に説明する各インスタンスタイプのプレミアム) 3. EC2 インスタンス料⾦: キャパシティプロバイダーでプロビジョニングされ たインスタンスには、標準の EC2 インスタンス料⾦が適⽤されます。 Compute Savings Plans、リザーブドインスタンス、またはその他の EC2 料⾦オプションを使⽤することでコストを削減できます https://aws.amazon.com/jp/lambda/pricing/

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Lambda Managed Instances (LMI) 27 ⽐較のための前提条件は以下とする。 ● 東京リージョンでの Pricing を採⽤ https://aws.amazon.com/jp/lambda/pricing/ https://aws.amazon.com/jp/ec2/pricing/on-demand/

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Lambda Managed Instances (LMI) 28 ⽐較のための前提条件は以下とする。 ● 東京リージョンでの Pricing を採⽤ ● 従来 Lambda (x86) GB-秒単価: 0.0000166667 USD/GB-秒 https://aws.amazon.com/jp/lambda/pricing/ https://aws.amazon.com/jp/ec2/pricing/on-demand/

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Lambda Managed Instances (LMI) 29 ⽐較のための前提条件は以下とする。 ● 東京リージョンでの Pricing を採⽤ ● 従来 Lambda (x86) GB-秒単価: 0.0000166667 USD/GB-秒 ● LMI 基盤 EC2: t3.medium (4 GiB メモリ) オンデマンド時間単価 : 0.0544 USD/時間 https://aws.amazon.com/jp/lambda/pricing/ https://aws.amazon.com/jp/ec2/pricing/on-demand/

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Lambda Managed Instances (LMI) 30 ⽐較のための前提条件は以下とする。 ● 東京リージョンでの Pricing を採⽤ ● 従来 Lambda (x86) GB-秒単価: 0.0000166667 USD/GB-秒 ● LMI 基盤 EC2: t3.medium (4 GiB メモリ) オンデマンド時間単価 : 0.0544 USD/時間 ● LMI コンピューティング管理料⾦ : 15% 割増し https://aws.amazon.com/jp/lambda/pricing/ https://aws.amazon.com/jp/ec2/pricing/on-demand/

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Lambda Managed Instances (LMI) 31 ⽐較のための前提条件は以下とする。 ● 東京リージョンでの Pricing を採⽤ ● 従来 Lambda (x86) GB-秒単価: 0.0000166667 USD/GB-秒 ● LMI 基盤 EC2: t3.medium (4 GiB メモリ) オンデマンド時間単価 : 0.0544 USD/時間 ● LMI コンピューティング管理料⾦ : 15% 割増し ● あくまで単価⽐較なので、LMI でインスタンスがデフォルトで 3AZ に起動 される点は考慮不要 https://aws.amazon.com/jp/lambda/pricing/ https://aws.amazon.com/jp/ec2/pricing/on-demand/

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Lambda Managed Instances (LMI) 32 【計算】LMI のGB-秒単位あたりのコスト ● LMI 時間単価 に 管理料⾦ 15% を乗じたGB-秒単位を求める ○ 単純化のため GB = GiB とする

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Lambda Managed Instances (LMI) 33 【計算】LMI のGB-秒単位あたりのコスト ● LMI 時間単価 に 管理料⾦ 15% を乗じたGB-秒単位を求める ○ 単純化のため GB = GiB とする 1. 0.0544 USD/時間 × 1.15 = 0.06256 USD/時間 2. (0.06256 USD/時間) / ((3600秒/時間) × (4GB)) = 0.0000043444 USD/GB-秒

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Lambda Managed Instances (LMI) 34 LMI と従来 Lambda の同じ単位の単価が出揃った ● 従来 Lambda : 0.0000166667 USD/GB-秒 ● LMI : 0.0000043444 USD/GB-秒

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Lambda Managed Instances (LMI) 35 LMI と従来 Lambda の同じ単位の単価が出揃った ● 従来 Lambda : 0.0000166667 USD/GB-秒 ● LMI : 0.0000043444 USD/GB-秒 両者を⽐較すると、LMI は約4倍優位!という計算結果となった

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Lambda Managed Instances (LMI) 36 LMI と従来 Lambda の同じ単位の単価が出揃った ● 従来 Lambda : 0.0000166667 USD/GB-秒 ● LMI : 0.0000043444 USD/GB-秒 両者を⽐較すると、LMI は約4倍優位!という計算結果となった ● もちろん、これは起動されているインスタンスのリソースをフルで利⽤し た場合の理想値である ● それでも例えば利⽤率50%なら2倍優位

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Lambda Managed Instances (LMI) 37 その他の LMI の優位性 ● 複数リクエストで実⾏環境が共有される(マルチコンカレンシー機能)た め、リソースの利⽤効率は従来 Lambda に⽐べて⾼い ○ 弊社‧岩⽥さんの振り返りに詳しい https://dev.classmethod.jp/articles/re-growth-osaka-2025-lambda-before-after/

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Lambda Managed Instances (LMI) 38 その他の LMI の優位性 ● 複数リクエストで実⾏環境が共有される(マルチコンカレンシー機能)た め、リソースの利⽤効率は従来 Lambda に⽐べて⾼い ○ 弊社‧岩⽥さんの振り返りに詳しい ● Savings Plan/Reserved Instance 適⽤可能(最⼤72%オフ) ○ さらにコストを改善できる

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Lambda Managed Instances (LMI) 39 その他の LMI の優位性 ● 複数リクエストで実⾏環境が共有される(マルチコンカレンシー機能)た め、リソースの利⽤効率は従来 Lambda に⽐べて⾼い ○ 弊社‧岩⽥さんの振り返りに詳しい ● Savings Plan/Reserved Instance 適⽤可能(最⼤72%オフ) ○ さらにコストを改善できる ● コールドスタート発⽣なし ○ 追加コスト無しでこれが実現できるのは⾮常に嬉しい!!

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定常的な IoT リクエストの処理に 従来 Lambda を利⽤している場合は、 LMI への移⾏を検討する価値は⼤いにあり! Lambda Managed Instances (LMI) 40

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Lambda Managed Instances (LMI) 41 (おまけ)Fargate とのサービス料⾦⽐較 ● メモリ ○ 0.004445 GB-時間 = 0.00000123472 GB-秒 ● vCPU ○ 0.01557604 vCPU-時間 = 0.00000432667 vCPU-秒 ● 2GB-0.25vCPU の場合 ○ ⽐率は8:1 ○ 0.00000123472 + 0.00000432667/8 = 0.00000177555 GB-秒 ○ メモリ最適(vCPU に対するメモリの⼤きさ)な処理ほど優位 ● Savings plans 適⽤可能(最⼤51%オフ) ● 最低課⾦時間は1分 ○ 数秒程度の処理では Fargate 不利

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Lambda Managed Instances (LMI) 42 (おまけ)Fargate とのサービス料⾦⽐較 ● メモリ ○ 0.004445 GB-時間 = 0.00000123472 GB-秒 ● vCPU ○ 0.01557604 vCPU-時間 = 0.00000432667 vCPU-秒 ● 2GB-0.25vCPU の場合 ○ ⽐率は8:1 ○ 0.00000123472 + 0.00000432667/8 = 0.00000177555 GB-秒 ○ メモリ最適(vCPU に対するメモリの⼤きさ)な処理ほど優位 ● Savings plans 適⽤可能(最⼤51%オフ) ● 最低課⾦時間は1分 ○ 数秒程度の処理では Fargate 不利 ● 20秒未満程度の処理の実⾏基盤なら、LMI にコスト優位がありそう!

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Lambda Managed Instances (LMI) 43 (おまけ)Fargate とのサービス料⾦⽐較 ● メモリ ○ 0.004445 GB-時間 = 0.00000123472 GB-秒 ● vCPU ○ 0.01557604 vCPU-時間 = 0.00000432667 vCPU-秒 ● 2GB-0.25vCPU の場合 ○ ⽐率は8:1 ○ 0.00000123472 + 0.00000432667/8 = 0.00000177555 GB-秒 ○ メモリ最適(vCPU に対するメモリの⼤きさ)な処理ほど優位 ● Savings plans 適⽤可能(最⼤51%オフ) ● 最低課⾦時間は1分 ○ 数秒程度の処理では Fargate 不利 ● 20秒未満程度の処理の実⾏基盤なら、LMI にコスト優位がありそう! 従来 Lambda や Fargate だと 帯に短し襷に⻑し... そのギャップを埋めることができるサービス、 それが LMI だ!!

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ロボタクシー「Zoox」に乗ってきた 44

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ロボタクシー「Zoox」に乗ってきた 45 Zoox とは、Amazon が2020年に 買収し⼦会社化した Zoox, Inc が 開発‧提供する MaaS および⾃動 運転⾞ 「It’s not a car」というキャッチ コピーが挑戦的 https://zoox.com/

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ロボタクシー「Zoox」に乗ってきた 46 ちょうど re:Invent 期間中にラス ベガスで Zoox の試験運⾏をしてお り体験してきたので、レポートし ます https://zoox.com/las-vegas/

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ロボタクシー「Zoox」に乗ってきた 47 写真などは予め書いておいたレ ポートブログから掻い摘んでます https://dev.classmethod.jp/articles/zoox-aws-reinvent-2025/

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ロボタクシー「Zoox」に乗ってきた 48 試験運⾏中の乗降場所は決まった 場所のみ The Venetian からだと CONRAD が近かったので歩いて向かった

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ロボタクシー「Zoox」に乗ってきた 49 CONRAD に到着したらスマホアプ リで配⾞依頼を⾏う アプリ上の地図から⽬的地を指定 します。今回は ニューヨーク‧ ニューヨークを⽬的地に指定した

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ロボタクシー「Zoox」に乗ってきた 50 ⽬的地を指定したら、決済が求め られるが、試験運⾏中なので無 料!

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ロボタクシー「Zoox」に乗ってきた 51 配⾞確定まで待つ。この辺は Uber っぽい UX となっている

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ロボタクシー「Zoox」に乗ってきた 52 配⾞が確定。7分後に到着予定との こと

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ロボタクシー「Zoox」に乗ってきた 53 乗降場所には Zoox のカウンターが あり、スタッフが常駐している が、特にやり取りなどすることな く乗⾞まで進めた

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ロボタクシー「Zoox」に乗ってきた 54 乗り場に Zoox のロボタクシーが到 着。アプリで予約した番号の⾞両 に乗る

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ロボタクシー「Zoox」に乗ってきた 55 驚いたのは、横から⾒て左右対称 になっており、前後⽅向が無いこ と。 なぜならそもそも⼈間による運転 を前提とする必要がないから。

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ロボタクシー「Zoox」に乗ってきた 56 乗⾞から降⾞まで(動画)

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ロボタクシー「Zoox」に乗ってきた 57 (所感) モビリティの徹底したサービス 化、を感じた。⾃動⾞に乗った、 というよりは、⾞体がくっついた スマホをアプリから利⽤しまし た、という感覚

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ロボタクシー「Zoox」に乗ってきた 58 (所感) ⾃動⾞を徹底的にモビリティサー ビスに仕⽴て上げたらこうなる、 という未来の形を体現していた。 従来の⾃動⾞が持っていた「所 有」や「運転」という概念を完全 に排除し、純粋に「移動体験」だ けを提供するプロダクトデザイン になっていた

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ロボタクシー「Zoox」に乗ってきた 59 (所感) これは単なる技術的な進化ではな く、モビリティに対する根本的な 価値観の転換を迫られた感覚に なった。Zoox は⾃動⾞産業の延⻑ 線上にあるのではなく、まったく 新しいサービス産業として⽣まれ 変わたモビリティの姿と⾔える。

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ロボタクシー「Zoox」に乗ってきた 60 (所感) これは単なる技術的な進化ではな く、モビリティに対する根本的な 価値観の転換を迫られた感覚に なった。Zoox は⾃動⾞産業の延⻑ 線上にあるのではなく、まったく 新しいサービス産業として⽣まれ 変わったモビリティの姿と⾔え る。 こんなモビリティを⽇常的に 利⽤可能となる未来が待ち遠しい!

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終わりに 61

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終わりに 62 Treasure Island Hotel 外観を撮影 Renaissance で発展したイタリア 諸都市は、その後に⼒を失っていく

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終わりに 63 Treasure Island Hotel 外観を撮影 Renaissance で発展したイタリア 諸都市は、その後に⼒を失っていく ● ⼤航海時代が始まり、交易の中 ⼼が地中海から⼤⻄洋やインド 洋へ移ったから

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終わりに 64 Treasure Island Hotel 外観を撮影 Renaissance で発展したイタリア 諸都市は、その後に⼒を失っていく ● ⼤航海時代が始まり、交易の中 ⼼が地中海から⼤⻄洋やインド 洋へ移ったから ● 宗教改⾰でカトリックの後ろ盾 が弱まり、ヨーロッパ美術の中 ⼼がフランスに移ったから

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終わりに 65 Werner はキーノートでこう⾔っていた。 Will AI make me obsolete? NO (if you evolve.) https://www.youtube.com/watch?v=3Y1G9najGiI

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終わりに 66 Werner もキーノートでこう⾔っていた。 Will AI make me obsolete? NO (if you evolve.) https://www.youtube.com/watch?v=3Y1G9najGiI 我々 Developer も 時代に取り残されないように 進化し続けていきましょう!

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