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3%41SPYZ Λࢼͯ͠Έͯͨ BXTCBTJDT KBXTVHDIJCB 2021.10.02 AWSの基礎を学ぼう 特別編 最新サービスをみんなで触ってみる LambdaとRDS Proxy 和⽥健⼀郎@Keni_W

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⾃⼰紹介 ⽒名:和⽥ 健⼀郎 所属:アイレット株式会社 エンジニア JAWS-UG 千葉 運営メンバー SORACOM UG東京 運営メンバー Twitter: @Keni_W Facebook : kenichiro.wada.3 好きなAWSサービス : AWS Lambda 2021 APN AWS Top Engineers 昨年、共著でサーバーレスの本書きました

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͓࿳ͼ "84ͷجૅΛֶ΅͏ ಛผฤ BXTCBTJDT KBXTVHDIJCB こちらの内容は、 2020年8⽉27⽇にあった JAWS UG千葉⽀部勉強会 Online #6 のLTで話した内容にちょっと加筆したものです。

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71$-BNCEBͱ͸ "84ͷجૅΛֶ΅͏ ಛผฤ BXTCBTJDT KBXTVHDIJCB • VPC内リソースにアクセスするためのLambda 関数のこと • ⼀番多いであろう(多分)⽤途はLambdaの データストアとして、RDBMS(RDS)を使う ケース • エンプラ⽤途では今なおよくあるケースでは

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71$-BNCEBͱ͸ "84ͷجૅΛֶ΅͏ ಛผฤ BXTCBTJDT KBXTVHDIJCB 今の会社⼊って、 最初に担当した案件、 VPC Lambda + RDS(Aurora)案件でした。 (2016年、Node.js v4.3時代)

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71$-BNCEBͱ͸ "84ͷجૅΛֶ΅͏ ಛผฤ BXTCBTJDT KBXTVHDIJCB こんな感じの構成図(ざっくり)

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71$-BNCEBͱ͸ "84ͷجૅΛֶ΅͏ ಛผฤ BXTCBTJDT KBXTVHDIJCB (その当時の) VPC Lambdaの問題点 • ENI作成問題(いわゆるコールドスタンバイ問題) • DBコネクション問題 しかし、2019年のアップデートで、 この辺が全部解消されました

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71$-BNCEBͱ͸ "84ͷجૅΛֶ΅͏ ಛผฤ BXTCBTJDT KBXTVHDIJCB 2019年にあったアップデートは、以下 1. ENI作成タイミングの変更 2. Provisioned Concurrency 3. RDS Proxy(厳密にはLambdaのアップデートではない) この辺の詳細は、AWSJ下川さんが作成された 「Serverless Services Update at AWS re:Invent 2019 」という資料をご覧いただくといいかなと 思います。 https://speakerdeck.com/_kensh/serverless-services-update-at-aws-re-invent-2019

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3%41SPYZݕূͯ͠Έͨ "84ͷجૅΛֶ΅͏ ಛผฤ BXTCBTJDT KBXTVHDIJCB 2019年のアップデートと書きましたが、 RDS Proxyは、Previewとして使えていて、 GAになったのは、2020年7⽉1⽇のことでした。

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3%41SPYZݕূͯ͠Έͨ "84ͷجૅΛֶ΅͏ ಛผฤ BXTCBTJDT KBXTVHDIJCB ちょうど、最終稿のチェックをしているあたりで して、本の中でも、無論RDS Proxyについても、 触れているんですが・・・。 執筆中は、Previewでしたので、変わる可能性が ありますというっていう案内を書いてあったんで すが・・・。

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3%41SPYZݕূͯ͠Έͨ "84ͷجૅΛֶ΅͏ ಛผฤ BXTCBTJDT KBXTVHDIJCB 消しましたね。 そして、 GAされましたという記載を追加したという 思い出があるRDS Proxyです。

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3%41SPYZݕূͯ͠Έͨ "84ͷجૅΛֶ΅͏ ಛผฤ BXTCBTJDT KBXTVHDIJCB さらに謝っておきますと、 このやってみたの元ネタは、 2020年7⽉28⽇に開催された AWSJさんのイベント、 「RDS+Lambda が始まる。 過去のアンチパターンはどう変わるのか」 であった、AWSJ福井さんのDEMOになります

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3%41SPYZݕূͯ͠Έͨ "84ͷجૅΛֶ΅͏ ಛผฤ BXTCBTJDT KBXTVHDIJCB 構成 RDS Proxyなし RDS Proxyあり

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3%41SPYZݕূͯ͠Έͨ "84ͷجૅΛֶ΅͏ ಛผฤ BXTCBTJDT KBXTVHDIJCB テスト条件 • 処理件数は500件と1000件で実施 • SQSへのメッセージ送信は10件毎に5秒Waitしながら実施 • なるべくLambdaの起動数を増やしたいので • SQSは3回リトライ失敗するとDLQ⾏き • RDS(Aurora)のmax_connectionsは100に設定 • Auroraだったので、もともと45だった(汗) • RDS Proxyは50%の接続を設定 • SQSトリガーのLambdaはDBコネクション接続後、90秒 SleepしてからデータInsert

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3%41SPYZݕূͯ͠Έͨ "84ͷجૅΛֶ΅͏ ಛผฤ BXTCBTJDT KBXTVHDIJCB • 500件のケース

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3%41SPYZݕূͯ͠Έͨ "84ͷجૅΛֶ΅͏ ಛผฤ BXTCBTJDT KBXTVHDIJCB • 500件のケース

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3%41SPYZݕূͯ͠Έͨ "84ͷجૅΛֶ΅͏ ಛผฤ BXTCBTJDT KBXTVHDIJCB • 1000件のケース

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3%41SPYZݕূͯ͠Έͨ "84ͷجૅΛֶ΅͏ ಛผฤ BXTCBTJDT KBXTVHDIJCB • 1000件のケース

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·ͱΊ "84ͷجૅΛֶ΅͏ ಛผฤ BXTCBTJDT KBXTVHDIJCB • RDS Proxy 想像以上にすごい • 意図的にコネクションが溜まるようなロジックにしたけど、 ちゃんとエラーなく処理される • しかも、単純にRDS Proxyに接続先を変えただけ • ピン留めという事象もあるらしいので、利⽤の際は注意必要 • RDS Proxy⾃体は別にLambda専⽤ではないので、活⽤でき るケースは多そう • お⾦かかるので、ご利⽤は計画的に

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·ͱΊ "84ͷجૅΛֶ΅͏ ಛผฤ BXTCBTJDT KBXTVHDIJCB • Aurora(MySQL)でやってしまったが、⾮AuroraのMySQL でも試した⽅が良かったかもしれないのは反省 • SQSトリガーって、EventのRecordsオブジェクト内に複数 メッセージを格納していることを失念(知らなかった)して いた。 • SQSトリガーの復習にもなったので今回よかった(SQSト リガー絶賛活⽤中です) • VPC Lambda⾃体は、使いやすくなったので、VPC内のリ ソースアクセス以外にも、別APIを叩く際のIP固定にも活⽤ できるケースもありそう

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͓ΘΓ "84ͷجૅΛֶ΅͏ ಛผฤ BXTCBTJDT KBXTVHDIJCB ご静聴ありがとうございました