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#JapanM365CC2024 Nov, 28. -30. 2024 Microsoft 365と開発者ツールの 素敵な関係 かめがわ かずし(a.k.a kkamegawa) Microsoft MVP for Developer Technologies(DevOps and GitHub)

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#JapanM365CC2024 2 All images powered by Microsoft 365 Copilot & Adobe Firefly

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#JapanM365CC2024 Who am I? personal: name: KAMEGAWA Kazushi(Last-First) alias: kkamegawa community: MVP: Microsoft MVP for Developer Technologies(2009-) Users Group: Team Foundation Server Users Group URL: https://dev.azure.com/tfsug/tfsuginfo Blog: URL: https://kkamegawa.hatenablog.jp devblog radio: https://devblog.connpass.com/

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#JapanM365CC2024 お前のフィールドここではないのでは? 一応開発系が専門職 でもMicrosoft 365は日常で使うよね? あわせて使うとより良いよ!というお話をし に来ました

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#JapanM365CC2024 そんなに幅広くないが、深い溝 タスクはissue、まとめはwikiに書いてくれ 必須タスクはすべてissueにあるので社内のタスク忘れる 検索がGitHub/Azure DevOpsとMicrosoft 365で分断されているとつらい ビジネス目標と開発の作業がよくわからない

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#JapanM365CC2024 タスク、どうしてますか?

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#JapanM365CC2024 開発タスクと業務タスク可視化 開発タスク 業務タスク • GitHub issue • Azure Boards • Excel • Redmine • Jira • Planner • To Do • Excel • asana • Trello Excel…万能?

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#JapanM365CC2024 タスクをワンストップで見たい Excelですべてを殴る 便利だけど…版管理・編集大変 Copilotは神Excel無理 これを使っておればええんじゃ

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#JapanM365CC2024 みんな共通で使うツールでより便利に

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#JapanM365CC2024 Teams + Azure Boardsでプロジェクト状況閲覧

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#JapanM365CC2024 お客さんと一緒の場合は… テナントゲスト管理ちゃんとしようね ゲストユーザーの棚卸 :Entra Suite編 | 国井 傑のブログ ゲスト ユーザーの棚卸をする方法 | Japan Azure Identity Support Blog ライセンスによってできることの差があるので、開発ツール側にライセンス を寄せるのがいいのかと思います SaaSによっては下手にプロビジョニングするとゲストまで同期されるとか なんとか…

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#JapanM365CC2024 Teamsから開発ツールを操作

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#JapanM365CC2024 Teamsからタスクを作成 Teamsから直接作成できる Adaptive Cardだけど、 Assign / Statusを変えても 追従しないのは注意

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#JapanM365CC2024 ほかのツールへAPIを使って呼び出す Azure DevOps : Webhook を構成する GitHub Actions : issueをトリガーにする

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#JapanM365CC2024 連携といえばPower AutomateかLogic Apps • 従量課金 / 固定課金 • 組織で運用する前提 • Premiumコネクター標準利用可能 • 統合監視可能(Azure Monitor) • 閉域可能 • スケールに上限なし • VS Code, Bicepなどがサポート • Dataverse不要 • デスクトップフロー非対応 • モバイルでのトリガー不可 • 契約プランによって性能変わる • 個人の生産性向上用 • Premiumコネクターは別契約 • エラー時は所有者への通知 • ガバナンスは管理者の仕事 • 閉域不可 • Dataverseあるといろいろ便利 • デスクトップフローと連携可能 • モバイルアプリでトリガー可能

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#JapanM365CC2024 ビジネスと開発を一直線に

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#JapanM365CC2024 18 OKRの専門家ではないので、 OKRのお話は専門家としてください 注意事項

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#JapanM365CC2024 会社の目標を自分のタスクに落とし込む 数十人(ダンパー数以内)であれば割と上位の目標落とし込みやすい 数百人、数千人では? トップ/会社のミッションが自分の作業になりにくいならないものもある →アウトソース候補

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#JapanM365CC2024 ビジネスの目標例 このサービスの売り上げを10億円のばす! 売り上げ増やすためには • 宣伝する 広告 セミナー • 製品の魅力的な(宣伝効果のある)機能を追加する A機能 B機能…

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#JapanM365CC2024 機能を追加したら本当にビジネス目標になるのか • Viva GoalsはOKR管理のためのソリューション • 目標の明確化と整合性:組織全体の目標を明確にし、チー ムや個人の目標と整合させる • 進捗の可視化:組織、チーム、個人レベルで目標の進捗をリ アルタイムで把握し、重要な優先事項に集中する • OKRのイニシアチブ、目標、重要な結果を管理する By Copilot Microsoft Viva Goals ぼくたちはー

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#JapanM365CC2024 いにしあちぶってなに? OKR(Objectives and Key Results)のイニシアチブは、設定された目標 (Objective)を達成するために行う具体的な取り組みや活動を指します。イニ シアチブは、目標に向けた進捗を測定するための重要な結果(Key Results) を達成するために必要なアクションプラン 目標が「新規顧客の獲得」である場合、イニシアチブとして「新しいマーケ ティングキャンペーンの実施」や「顧客データベースの拡充」…といったもの OKR について知る | Microsoft Learn スクラムのFeatureなどと親和性が高い Boards や Projectで管理しやすい?

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#JapanM365CC2024 というわけで連携できますよ 1. Azure DevOpsにViva Goals拡張機能をインストール 2. Goals管理画面で連携設定 3. プロジェクトごとにGoalsの拡張機能を有効化

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#JapanM365CC2024 GoalsのイニシアチブをDevOpsと連携 Azure BoardsでもGoalsが見えます!

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#JapanM365CC2024 プロダクトの相談はどこでやる?

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#JapanM365CC2024 こっちへこい!そっちがこっちへこい! 開発者:featureはissueで会話 するだろ! ビジネス:issueだけのためにラ イセンス買えるわけないだろ! Excelでやるだろ!

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#JapanM365CC2024 それ、Loopで…でき…ます。

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#JapanM365CC2024 まだプレビューだからだけど… 参照できるGitHubレポジトリが「アルファベットで」先頭の限定された数 • なので、Zで始まるレポジトリとか出てこない😅(前は出てきた記憶があるが…) GA公開時(1年前のIgnite)のブログではAzure DevOps(Boards)もやるって 言っていたのにいまだに出てこない 同期反映されるのは「マイルストーン」と「担当者」のみ。 • それら以外は一方通行 用途としては「開発とBizのディスカッション」用かな

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#JapanM365CC2024 検索…社内では?

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#JapanM365CC2024 独自の検索エンジン生態系がある(こともある) AシステムはAシステム専用 Bシステムは(同上) 「どこにある」ことがわかっ ていないと検索できない

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#JapanM365CC2024 エンタープライズサーチに必要なもの 最近AI Chatに取って代わられてるけど基本 生成AIのグラウンディングとしても 適切なセキュリティ(見えてはいけないものが見えない) コンプライアンス(誰が、いつ、何を検索したか) 会社のリソースがワンストップで検索できる

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#JapanM365CC2024 Bingエンジンを使った組織内検索 Microsoft 365 Graphに対応した ものは検索可 人名検索できるの何気に便利 Copilotでの検索はこの発展…と 言ってもいい 外付けエンタープライズ検索より もまずこれ使ってみて

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#JapanM365CC2024 Microsoft 365だけで完結していればいいけど 業務専用のWebシステムとかあるよね Microsoft製ではないSaaSも使うよね サードパーティのサービスやソフトもサ ポートされています ※ 独自作成も可能です

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#JapanM365CC2024 なぜ誰も使っていなかったの? 今までは高かった。 Graph Connectorの最低が(確か)60万/月とかそんなレベル 5000万アイテムまで無料になった やってみた!

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#JapanM365CC2024 Graph Connectorで検索する前提条件 Azure Dev Ops • Azure DevOpsのBasicライセンス(Service Principalごとに必要) • AzureのService Principal(Wiki, Work Itemごとに作成必要) GitHub • プレビューの申請(GitHub以外も対象) GitHub Microsoft Graph コネクタ (プレビュー) • 個人レポジトリもしくはOrganizationどちらでも

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#JapanM365CC2024 Graph Connector接続 リダイレクトURI アプリケーション 登録 委任設定

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#JapanM365CC2024 リダイレクトとAzure DevOpsへのユーザー追加 Service Principal ID Basic ライセンス必要 アクセス対象PJ Project Reader メール招待は「しない」(受け取れないからね)

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#JapanM365CC2024 誰でも見えたら困るよね Organizationへアクセス権 なしユーザー Organizationへアクセス権 ありユーザー

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#JapanM365CC2024 個人的な妄想(希望) VS CodeやVisual StudioでLoopコンポーネントをサポートしてタスクや ドキュメントが表示されるといいなぁ こんな感じになるとうれしい

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#JapanM365CC2024 みんなで共同作業!

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#JapanM365CC2024 参考リソース Microsoft Teams で Azure Boards を使用する - Azure Boards | Microsoft Learn Power BI 統合とサポートされている接続方法 - Azure DevOps | Microsoft Learn Microsoft Teams で Azure Boards を使用する - Azure Boards | Microsoft Learn ワークフローをトリガーするイベント - GitHub Docs Microsoft Search および Microsoft 365 Copilot 用 Azure DevOps Wiki Microsoft Graph コネクタ | Microsoft Learn Azure DevOps Work Items Microsoft Graph コネクタ for Microsoft Search and Microsoft 365 Copilot | Microsoft Learn Microsoft Graph コネクタのインデックス クォータ | Microsoft Learn Microsoft Loop: built for the new way of work, generally available to Microsoft 365 work accounts | Microsoft Community Hub ループ エクスペリエンス用の外部データ統合の構成 | Microsoft Learn ループで GitHub を使用する - Microsoft サポート Microsoft Loop: built for the new way of work, generally available to Microsoft 365 work accounts | Microsoft Community Hub Viva Goals Azure DevOps 統合 | Microsoft Learn Viva Goals GitHub の統合 | Microsoft Learn

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