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本来は開発側の手法の1つなのに、発注側から提案してきたケース 施主が以下の目的のために使うレトリック 1.業務分析能力欠如の隠蔽 2.面倒な業務設計からの逃避 3.決断を自ら行わない責任回避 4.検証作業は課題先送り 5.当初の予算見積を低くできる(最終的にはその5倍になる) ふくより アジャイル Power Apps 用語ひとくち解説 アジャイルといえども、基盤づくりと柱建ては手を抜かないこと。業務委託後も、予算を用意し最後まで面倒をみること。

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超高速でピザが届く スノウ・クラッシュは、 肉体にもダメージを与えるコンピューターウイルス Facebookの新社名「Meta」の由来となる言葉 これで、ハヤカワ文庫が再版してくれるかもしれないと期待 書いた人 メタバース Power Apps 用語ひとくち解説 スノウ・クラッシュ<上>(ハヤカワ文庫)は、Amazonの中古品で7,980円もする。

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1.Filter(テーブル, 数式) と LookUp(テーブル, 数式)は、 テーブルの中の数式で一致するレコードをを返します。 Filter(IceCream, Price < 300) // 300円より安いアイスクリームを返します 2.Filterは、一致するすべてのレコードを返しますが、 LookUpは、見つかった最初のレコードだけ返します。 LookUp(IceCream, Price < 300) // 300円より安いアイスクリームを1つだけ返します 3.Search(テーブル, 検索文字列, カラム1[,カラム2,...])は、 カラムに検索文字列を含むレコードを返します。 Search(IceCream, "s", "Flavor") // フレーバーにsを含むものを返します。 sは大文字でも小文字でもかまいません。カラムは、複数指定できます。 ふくより Filter, SearchとLookUp Power Apps 用語ひとくち解説 Searchのカラム名は、内部列名を指定します。LookUpにはの3つ目の引数があり、返す値を編集、計算できます。

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ふくより 委任 Power Apps 用語ひとくち解説 データの制限値は、 初期値は500件、最大2,000件です。 Power Appsのアプリは、デバイスのメモリを使うので、 受け取るデータの量が多いと、 表示漏れ、処理漏れができてしまいます。 Filter、Search、LookUpなどをルールに従って書いてあげ ると、サーバー側で受け取るデータを絞ってくれます。 First(Search(Employees,'Last Name' = "Young")).Email と書くより LookUp(Employees,'Last Name' = "Young", Email) // LookUpの3つ目の引数を使っています。 の方が委任が働きます。

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ふくより 内部列名と外部列名 Power Apps 用語ひとくち解説 システム的な都合により、テーブルの項目名は外部列名と内部列 名を持っています。 Power Appsには内部列名を使う、やんちゃな関数があります。 Dataveseでは、列を作成するときに外部列名を「表示名」、内部列名を「名前」として 登録できます。 Share Point Listでは、「名前」しかなく、項目名を日本語で登録すると、 よくわからない文字列になってしまいますので、 最初にアルファベットで登録して、 後で日本語に直すのがよいでしょう。

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Power Appsに取り込む外部のデータのこと。 接続して、コントロール(ギャラリーなど)で表示させます。 また、データの追加、修正をデータソースに保存したりします。 ふくより データソース Power Apps 用語ひとくち解説

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Power Appsとデータソースを接続するためのコンセント。 テーブルを操作することができます。 その他、コネクタで外部のシステムを操作する(アクショ ン)こともできます。(例えば、メールを送信するなど) ふくより コネクタ Power Apps 用語ひとくち解説

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データを一覧で表示することができます。 ギャラリーで選択したデータをフォームに渡せば、 データの詳細を表示したり、修正を行うことができます。 ふくより ギャラリー Power Apps 用語ひとくち解説

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ふくより SelectedとSelectedItems Power Apps 用語ひとくち解説 ドロップダウンや複数選択しないリストボックスでは、 選択された値はSelected.Valueで取り出せます。 ギャラリーで使う場合は、Selectedには選択されたレコード が入り、値は項目名を後ろにつけて取り出します。 (例:Selected.Name) 複数選択できるリストボックスでは、 選択された値はSelectedItemsにリスト形式で入ります。

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1つのレコードを表示、編集、作成するまとまり。 3つのモードがあります。 ・表示:FormMode.View ・編集:FormMode.Edit ・作成:FormMode.New ふくより フォーム Power Apps 用語ひとくち解説

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以下の動作で、フォームのモードを切り替えます。 ・ViewForm( フォーム名 ) FormMode.Viewモードに切り替え ・EditForm( フォーム名 ) FormMode.Editモードに切り替え ・NewForm( フォーム名 ) FormMode.Newモードに切り替え フォームに入力された内容に対する動作は以下の2つです。 ・ResetForm( フォーム名 ) フォームの内容を初期値にリセット ・SubmitForm( フォーム名 ) フォームの内容をデータソースに送信 ふくより NewForm, ResetForm Power Apps 用語ひとくち解説

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複数のコントロールをまとめる方法。 グループ化は、個別に指定してまとめ上げるのに対して、 コンテナは、入れ物の中に作りこんでいくやり方です。 計算されたレイアウトに仕上げることができます。 習得ステップ: グループ化 → コンテナ → コンポーネント ふくより コンテナ Power Apps 用語ひとくち解説

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アプリ内やアプリ間で再利用できるブロック。 コンポーネントにしておけば、 複雑なロジックの修正も一回でできます。 値の受け渡しはカスタムプロパティを使います。 ふくより コンポーネント Power Apps 用語ひとくち解説

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コンポーネントへ値を渡したり、 コンポーネントから値を取り出したりできます。 コンポーネントとのやりとりは、 原則カスタムプロパティを使います。 ふくより カスタムプロパティ Power Apps 用語ひとくち解説 アクセスアプリスコープのプロパティをオンにすると、カプセル化を破壊できます。また、ユーザー定義関数の作成が実験段階です。

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コンピュータで扱うデータに 名前を付けて使うことができます。 名前に紐づいたデータは変更できます。 例1:12という数値にorderという名前をつけます。 Set(order, 12) または UpdateContext({order: 12}) 例2:orderの値を半分にします。 Set(order, order / 2) または UpdateContext({order: order/2}) ふくより 変数 Power Apps 用語ひとくち解説 Setを使うとアプリケーション全体で変数が参照できますが、UpdaetContextで設定された変数は設定されたスクリーン内のみで参照可能です。

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外部と接続のない、アプリ内で作られるデータソース。 アプリが終了すると内容は消えてしまう。 保存と再読み込みにはExport、Importコントロール、 またはSaveData、LoadData関数を使う。 ふくより コレクション Power Apps 用語ひとくち解説

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☆Aさんの名前、生年月日、電話番号など、Aさんに 関する情報(項目)をまとめたものがレコード。 ☆Bさん、Cさん、Dさんと、同じ項目をもつレコード を集めたものがテーブル。 ふくより テーブルとレコード Power Apps 用語ひとくち解説

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レコードは、1つ以上の情報が含まれる1つの“行”。 {Name: “Strawberries”, Price: 450} テーブルは、1つ以上のレコードで構成される“表”。 Table({Name: “Strawberries”, Price: 450}, {Name: “Apples”, Price: 520} ) 単一列テーブルと呼ばれていますが、これはいわゆるリ ストです。リストボックスなどで使われます。 [“Strawberry”, “Apple”, “Orange”] ふくより テーブルとレコードとリスト Power Apps 用語ひとくち解説

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ふくより ConcatとConcatenate Power Apps 用語ひとくち解説 文字列結合は「&」でできるので、Concatenateは、めったに使われていないように思う。Power BI のVALUESも紛らわしい。 ☆他の言語でConcatといえば、引数の文字列を結合するも のなのだが、Power Appsで同じ動作をするのは Concatenateになる。 Power AppsのConcatの構文は、 Concat(テーブル, 数式, 区切り記号) 例:Concat(["a","b","c"], Value, ",") // 結果は a,b,c

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連続した番号を作ってくれる関数。 ForAllと組み合わせると、ループ処理を作成できる。 例:正弦波のコレクションを作成 ClearCollect( SineWave, ForAll( Sequence(360,0), Sin(Radians(Value) ) ) ふくより Sequence(作成するレコード数 [, 開始 [, ステップ ] ] ) Power Apps 用語ひとくち解説

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現在のレコードに名前を付けることができます。 ForAllの入れ子やGalleryで使うと便利です。 例:Sequenceで作成した名前のない2つのテーブルをRank, Fileと名前をつけることでボードを作成しています。 ふくより AS演算子 Power Apps 用語ひとくち解説

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1: 一時的な変数のように使うことができます。 With( {Cat:"Nyan", Dog: "Wan"}, "Cat says " & Cat & ". Dog says " & Dog & ".") // この式をラベルに記述すると、Cat says Nyan. Dog says Nyan. と表示されます。 2:重複した記述を簡素化できます。 With( LookUp(Departments, Title=Gallery2.Selected.Department), // レコードの検索は一回で、ラベルに見つかった時の表示、見つからなかった時の表示を記述。 If(IsBlank(Manager), “Unknown”, // レコードがない場合 Manager)) // レコードがある場合 次は、レコードにrecordという名前を付け、”Greg”が見つからなかった時はレコード追加、見つかった時はタイトルをEditに修正するボタンの記述。 With( LookUp(Employees, ‘First Name’ = “Greg”) As record, // “Greg” のレコードを探す If(IsBlank(record.’First Name’), Patch(Employees, // “Greg” がいない場合は、新規作成 Default(Employees), {Title: “New”, ‘First Name’: “Greg”}), Patch(Employees, // “Greg” がいる場合は、タイトルをEditに修正 record, {Title: "Edit"}))) ふくより With( レコード, 数式 ) Power Apps 用語ひとくち解説 2に書かれているコードは初心者向きではありませんので、わからない場合は無視してください。

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テーブルの全てのレコードに対して数式を評価する。 With( { // Gregを探して、recordsに入れる records: Filter( Employees, 'First Name' = "Greg" ) }, ForAll( // 全てのGregに"Edit"とタイトルをつける records As record, Patch( Employees, record, {Title: "Edit"} ) ) ) ふくより ForAll( テーブル, 数式 ) Power Apps 用語ひとくち解説