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リモートワークとサービス開発 The Impact of Remote Work on Development Alex Chief Executive Officer / Manhattan Code Inc.

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Introduce
 ~ 自己紹介と宣伝と本日のゴール ~


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自己紹介
 Introduce
 あれっくす(飯村 Alexander 有) ● IT業界歴12年目 ● 令和元年5月からずっと赤髪 ● TwitterではIT系ビジネス大好き芸人 ● マンハッタンコード 代表取締役/CEO 株式会社 マンハッタンコード ● 見たことない。を作る ● スマホアプリサービス特化の開発会社

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正社員を4名採用予定
 ● スマホアプリサービス作る人 ● メインはエンジニアリング業務の人 ● フロントエンドは有利かも ○ WEB制作やってたり ○ デザイン業務から転向だったり ● ディレクション職も有利かも 詳しくはWEBで!! Promotion


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本日のゴール
 ● リモートワークの問題
 
 ● サービス開発への影響
 
 
 ↓
 リモートワークの問題と業務への影響を知って、
 準備と対処ができるようになろう
 Objective


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The problem of remote work
 ~ リモートワークの問題~


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私のリモートワーク歴(4年目)
 ● リモートワークを始めたのは4年前の体の不調がきっかけ 
 ● 作業はリモートワーク、MTGは現場に行くというハーフリモートが主体だった 
 ● コロナの影響でフルリモートを体験(3ヶ月目) 
 The problem of remote work 


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リモートワークで発生した問題の種類
 ● ハードウェアの故障
 ● 権限の障壁
 ● 外部サービスのトラブル
 ● コミュニケーションコストの増大
 The problem of remote work 


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リモートワークで発生した問題への対処
 ● ハードウェアの故障
 ○ PCを複数台所有していたのでなんとかなった 
 ● 権限の障壁
 ○ 固定IPを持ってたのでなんとかなった 
 ● 外部サービスのトラブル
 ○ リモートじゃなくても一緒だった
 ● コミュニケーションコストの増大
 ○ これの話をしたい
 The problem of remote work 


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リモートワークにおいてのコミュニケーション能力とは
 リモートワークにおいてのコミュニケーション能力=文章を読解・作成する能力 
 The problem of remote work 


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チームにおけるコミュニケーション能力の事実 その1
 チームのコミュニケーション能力の基準は平均値ではなく、最低値に依存する 
 The problem of remote work 


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チームにおけるコミュニケーション能力の事実 その1への対処
 チーム内で最低値の人の文章を読解する能力や作成する能力を 
 リモート環境下においてもアップさせる仕組みを持つこと 
 
 例)わからないことを可視化する 
 例)どこまで知ってるかを可視化する 
 The problem of remote work 


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チームにおけるコミュニケーション能力の事実 その2
 リモートワーク難易度=親しい人間関係>新しい人間関係 
 The problem of remote work 


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チームにおけるコミュニケーション能力の事実 その2への対処
 人間同士の親密度は時間的なコストをかけるしかない 
 ↓
 対処が不可能
 
 新人の育成や人員の入れ替えは致命的なトリガーになる可能性が高いので注意 
 The problem of remote work 


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リモートワークの問題 まとめ
 ● チームのコミュニケーション能力は平均値ではなく最低値に依存する 
 ● リモートワークにおけるコミュニケーション能力は文章の読解、作成能力 
 ● 新しい人間関係の構築には時間的コストをかけるしかない 
 The problem of remote work 


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The impact on development
 ~サービス開発への影響~


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リモートワークで影響の少ないプロジェクトの要件
 ● 基盤となるドキュメント類が既に存在していること 
 ● チームメンバー同士が既に親しい間柄であること 
 ● 抽象度が低い作業中心のプロジェクトステータスであること 
 The impact on development 


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リモートワークで影響の少ないプロジェクトの要件
 ● 基盤となるドキュメント類が既に存在していること 
 ● チームメンバー同士が既に親しい間柄であること 
 ● 抽象度が低い作業中心のプロジェクトステータスであること 
 
 
 ↓
 アジャイル型ではなくウォーターフォール型の方が向いてる 
 The impact on development 


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リモートワークで影響の大きいプロジェクトの要件
 ● 基盤となるドキュメント類の存在が少ないこと 
 ● チーム内で人員の移動がある、予定されていること 
 ● 抽象度の高い設計中心のプロジェクトステータスであること 
 The impact on development 


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リモートワークで影響の大きいプロジェクトの要件
 ● 基盤となるドキュメント類の存在が少ないこと 
 ● チーム内で人員の移動がある、予定されていること 
 ● 抽象度の高い設計中心のプロジェクトステータスであること 
 
 
 ↓
 新規サービス開発は大きな影響を受ける 
 The impact on development 


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サービス開発への影響 まとめ
 ● アジャイルよりもウォーターフォールの方が向いている 
 ● 新規サービス開発ほど影響を受け、投資や受発注の懸念事項となる 
 The impact on development 


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Summary
 ~ まとめ ~


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本日のゴール
 ● リモートワークの問題
 
 ● サービス開発への影響
 Objective


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本日のゴール
 ● リモートワークの問題
 ○ 最も対応の難しい問題はコミュニケーションコストの増大である
 ■ チームのコミュニケーション能力は最低値に依存する
 ■ リモートコミュニケーション能力は文章の読解と作成
 ■ 新しい人間関係には時間的なコストをかけるしかない
 
 ● サービス開発への影響
 ○ アジャイルよりもウォーターフォールの方が向いてる
 ○ 新規サービス開発ほど影響を受け、投資や受発注の懸念事項となる
 Summay


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全体のまとめ
 ● リモートコミュニケーションを円滑にするには、チームの「文章の読解、作成能力の最 低値」をアップさせること
 ● 人間関係の構築には時間的コストを支払うしかないと認識すること
 ● ウォーターフォールの経験はリモートでは役に立つということ
 ● フルリモート新規開発案件はコミュニケーションコストを倍以上見積もること
 ○ クライアントへの説明と理解は最大限行うこと
 Summay


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ご静聴ありがとうございました!
 Thank you :)