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2025/01/27 吉野高一 開発組織の発信文化をどう体現するか @tkkz1009 テックブログ運営 井戸端会議〜2025年を走り切るために〜

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自己紹介 吉野 高一 (Yoshino Takakazu) @tkkz1009 株式会社タイミー DevEnable室 プロフィール 開発組織人事←人事・総務・法務・購買←SI営業←エンジニア 今やってること: エンジニア向けの制度企画、オンボーディング、 組織運営含めた社内施策、等など   ジンジニアMeetup企画運営

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経歴の変遷 組織再編による 業務整理や改 善、制度運用、 オンボーディン グなど そしてコロナが 来る。。。 Now! エンジニア 向けの制度企画 部門オンボー ディング 社内イベント企 画 IT業界の構造や 現実を知る 入ってすぐが リーマンショッ クの時でした ね。 SES,派遣 営業 購買/法務 人事/総務 人材開発 開発組織人事 SESによる人員 調達や外部委託 の折衝してたら コンプラ教育す ることに 組織間の構造や 文化が気になり 始める。 教育研修とか そっちやると 思ったらDXや 内部統制するこ とになった。 ソリューション 営業 提案書の枚数 ✖100万円で 受注を頑張る スタイル 徹夜が増える フリーランス エージェント DMM.com BBS Timee テクマトリック ス 受託開発 C#,PL/SQL とか ITキラキラして いると勘違いし て入ったが、IT 土方と呼ばれて いた時代だった ので、全然そん なことなかった よ。 エンジニア ソフトハウス

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開発組織の一人ひとりが能力とモチベーションを最大限発揮し続けるための環境づくりをMissionとした「DevEnable室」 を設立。エンジニアの学習機会の充実や、キャリアアップのサポートなどを通して「エンジニアの進化」に伴走します。 5 DevEnable室

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人が集まる 興味を持ってもらう 採 用 HRBP・組織開発 各部門 各機能は前後のパスに影響を与えながら 組織における挑戦の総量を増やす 挑戦が増える 事業が成長する 新しい機会が増える 良いチームが増える 能力が開発される 意欲が高まる ストレッチアサイン を設ける 業務外の刺激をうける 衛生要因を整える 卒業する 人材開発 労 務 制 度 評価 /FB をうける 人が成長する 認知が増える 広報 発信・登壇する いつも実現したいと思うこと

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今日の結論 ただの地道な積み重ね

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TechBlogの運営について 一般的によくある月⚪本以上 といった指標は置いていない

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TechBlogの運営について 媒体ごとで好みが分かれるし トレンドも変わるから 📝現時点では媒体は自由にしており、 学びのアウトプットを出すこと自体を第一と している

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TechBlogおよび技術広報する目的 社外発信そのものは「技術広報」 の文脈を持ちます。プロダクトに 用いている技術やその開発をして いるエンジニアの技術力の高さ= プロダクトや会社のブランドの信 頼性や知名度を高める 「技術力の高い企業」、「学 びの環境をつくることに力を 入れている」という評価は優 秀なエンジニアにとって魅力 的な企業に写り採用のアトラ クトとしても寄与する 採用のため 技術ブランディング 業務で学んだ知識、経験を言語化 することでより学びが深まる。社 内外へ発信することで他者からFB を得られることで新しい気づきや 学びを得る。発信内容が良いと個 人のプレゼンス向上にも繋がる メンバーの学びの促進

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TechBlogおよび技術広報する目的 社外発信そのものは「技術広報」 の文脈を持ちます。プロダクトに 用いている技術やその開発をして いるエンジニアの技術力の高さ= プロダクトや会社のブランドの信 頼性や知名度を高める 「技術力の高い企業」、「学 びの環境をつくることに力を 入れている」という評価は優 秀なエンジニアにとって魅力 的な企業に写り採用のアトラ クトとしても寄与する 採用のため 技術ブランディング 業務で学んだ知識、経験を言語化 することでより学びが深まる。社 内外へ発信することで他者からFB を得られることで新しい気づきや 学びを得る。発信内容が良いと個 人のプレゼンス向上にも繋がる メンバーの学びの促進 ここに重きを置いている!

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目指す組織の姿 個人と組織が成長し続ける 📝上記が社内外に認知されていくことで強い テックカンパニーというイメージが形成され ていく(個人の感想)

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目指す組織の姿 オーガニック・リファラルで 採用が成り立つ組織

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開発組織の発信文化を作るには? 発信のメリットはいっぱい! だが。。。

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開発組織の発信文化を作るには? そんな簡単じゃないのよ

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開発組織の発信文化を作るには? 発信するのはエンジニア だから

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開発組織の発信文化を作るには? どうすれば発信文化を つくれるのか?

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開発組織の発信文化のわかりやすい成功ケース CTOやVPoEといったMgr層から「やる ぞー!」と 号 令 をかけてメンバーに やってもらう。業 務の一 環としてやる のであれば素 直にやりやすく実 効 性も 高くなります。一体感をもって継続 しやすい。 発信することの意義や楽しさを体現してく れる人は好きでやっている。発信すること が苦ではないので、その人の活動に周囲が 刺激を受けて「自分も書いてみよう」と なって連鎖的に活動が広がる。 背中を見せる人がいる 大号令するカリスマがいる

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開発組織の発信文化わかりやすい成功ケース カリスマいないと無理やん

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開発組織の発信文化をつくっていくには ただの地道な積み重ね

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開発組織の発信文化をつくっていくには 雰囲気作り

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開発組織の発信文化をつくっていくには モメンタム

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取り組んだこと1年目 TechBlog続かない CTOの孤軍奮闘(登壇)

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インプットがないことには始まらない 各技術カンファレンスで外の 情報や気づきを得る

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取り組んだこと2年目 全方位の技術広報 2022年:0-1回? 2023年:9回 RubyKaigi, Findy生産性カンファレンス RubyKaigi follow up ISUCON夏祭り iOSDC DroidKaigi Designship 技術書典 技書博 社外での「勢いがある」という認知が増える →社外の認知が社内にも認知されていく。

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取り組んだこと2年目 3トラック75記事を1記事も落とさず完走!! →これがきっかけで以降執筆する人が増える!!

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取り組んだこと3年目

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さらに新しいインプット 事業部、Salesと連携して顧客の声 やドメイン知識を得る勉強会を実施 顧客の声や各業界の状況をイン プットすることで視野を拡げる

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初心者のアウトプットハードルを下げる アウトプットする機会をつくる • 社内LT(なんでもLT) • 各チームの成功/失敗事例、プラクティスの共有(ドヤり会) • アドカレの企画 • 執筆、登壇について遠慮なく声をかける • 文豪待遇制度による資料レビュー

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登壇やBlog公開が決まったら、Slackでアナウンスする(もちろんSNSでも発信)

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発信後の賞賛、FB

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登壇後は、登壇資料をnotionにまとめて公開

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TechBlogのカレンダーもある

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毎月の発信数を知らせる

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小さな勝利の積み重ね 登壇人数:51人 登壇割合:32.07% 101

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小さな勝利の積み重ね 184 執筆人数:103人 登壇割合:64.77%

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モメンタムの本質 「成功の循環」

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究極こうなる

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おしまい Thank you!!