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〜新しい体験や価値が生まれ続けるという沼〜 オンライン井戸端会議 株式会社フィナンシェ|UXデザイナー|島津 しほり

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13 1 1. ONライン発信の体験は今までもあった このご時世になって、ONライン OFFラインで体験を行き来すること が激減しました。 とはいえ、OFFラインと行き来していたときでもONライン発信の体験 は今までにもあったはずです。

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13 2 2. ポッカリと空いたOFFラインの体験 ONライン ONラインの体験がメインになっている人が増えてきたこと によって、「偶発性」「必然性」「衝動性」のある体験がOFFラインで 体験しにくくなりました。 今までOFFラインで体験できていた、「あたりまえ」だったために意識 していなかった「なんらかの体験」がぽっかり空いてしまっている状態 になっていると思います。

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13 3 3. 言葉にできていない足りない何か 例えば、とある人にSNS(ONライン)で知り合って「すごく話が合いそう だけど、でもまだわからないし、いきなりDM送るのもな...」と思って いたとする。そこで、偶然にもその人と共通の知人がいたら「どこ か」(OFFライン)で居合わせるチャンスがあるかもしれない。逆にイベ ント(OFFライン)の登壇者と話が合いそうなのでもっとコアな話をした いと思ったけれどきっかけを作れず帰宅したけれど、SNS(ONライン)で 繋がれて発信をしたり相手の発信にリアクションすることで少しずつコ ミュニケーションが発生していくなど。

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13 4 4. ONラインの新たな体験との出会い OFFラインで体験できなくなった「偶発性」「必然性」「衝動性」のあ る体験を、ONラインで体験する機会がありました。 それは、通常SNS(ONライン)でコンタクトをとった人ともう一歩踏み込 んだ話をしてみたいと思っていたところでDabelという「ダベるための アプリ」に出会ったことから始まります。 Dabelはソーシャルラジオとソーシャル電話の間にあるアプリで、配信 可能な電話という新しい領域を狙っているそうです。

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13 5 5. ONラインの体験→ONラインの体験 SNSで一方的に知っていた人について、「いつか話ができたらいいな、 でもそんな機会ないし、自分でつくれるほど近い存在ではないし...」と 思っていた人にDabelで出会いました。 とある配信を覗いてみたらその人が居て、急に「一緒にダベろ〜」とイ ンバイトしてくれたのです。ミラクルです。そこでダベったことがきっ かけで、ある共通した感心ごとについてまた別配信でダベろうという話 に発展し、今では一緒にプロジェクトを立ち上げ回すくらいになりまし た。

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13 6 6. カジュアルからコア化へのトリガー 「カジュアルなコミュニケーション」→「コアなコミュニケーショ ン」へのトリガーがあるだけで、こんなに可能性が広がるだなんて、そ もそもそのハードルが高くて知る由もなかったんです。 そこで、なぜハードルが高いのかと考えたところ、今までSNSなど で「カジュアルなコミュニケーション」から「コアなコミュニケーショ ン」に発展していたところについて、なぜかONライン→OFFラインも しくはOFFライン→ONラインへと変化することが「コア化したことの 証明」になっていたんだと気づきました。

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13 7 7. Dabelの中で出会った人が8割くらい Dabelで興味のある配信を覗いてみると突然ダベることになったり、そ こでダベった内容によっては次のダベりに誘われたり、ニーズが発生し て自分で配信を立ち上げたり。次々といろんな立場での体験が起こりま した。 結果としてDabel内の知り合いの8割位の人と、Dabelでしかダベったこ とがないし、更に言うとOFFラインで会ったことがないということに気 づきました。

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13 8 8. コミュニケーションをお試ししやすい コミュニケーション - 自分に合ったかたちでのコミュニケーションスタイルを選べる - コミュニケーションのコア化へのハードルが低い 出会い - 興味のある配信からカジュアルに共通の関心事のある人と出会える - 今まで知っていた人で遠かった人とも急に近い距離感になれる

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13 9 9. ONラインだけでもめっちゃいそがしい 生まれた用途 - ダベり飲み(Bar) - イベントなどのアフタートークor二次会 - なにかのプロジェクトがはじまりまたイベントが立ち上がる - 一緒にアニメやライブ配信を観る - 子どもがプレイするマイクラをみんなで見守るし大人が教えてもらう などなど

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13 10 10. コア化のお試しができる入り口だからこそ - Dabelというサービスをきっかけに、OFFラインの体験があったらい ろんなイベントが発生しそう - コミュニケーションによって価値共有の仮説検証ができるので、シン クロ率の高い人と繋がりを持つきっかけが増えてエンゲージメントの高 いコミュニティが発生しそう - 大人だけではなく子どもの柔軟な発想も合わさって今までにないプロ ジェクトが発生しそう

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13 11 11. エンゲージメント・コミュニティ ...今よりもっといそがしくなりそう(°ω°)!!!と思いましたが、つまり体験 の選択肢が増える →自分にとってより価値のある体験を取捨選択しやすくなるのでは?

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13 12 12. オンライン井戸端会議からの可能性 \自分にとってのより良い価値を楽しもう/ 個人的な話なのですが... シンクロ率の高い人と効率良く出会い、 価値を拡張・循環させるコミュニティ形成について 大学院大学の授業をきっかけに研究をし続けているので、 その一貫でもある価値をファンと育てる弊社サービス ファン・エンゲージメント・コミュニティ FiNANCiEと絡めた活動になっていくのかどうか、 可能性を期待して体験を調査・検証中であります。

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13 13 ご清聴いただき ありがとうございました!!!