Slide 1

Slide 1 text

入社 3 年目のときの とある エピソード Hacker’s GATE LT & 交流会 #2 働き方が大 きく変わっ た 働き方が 大きく変わった

Slide 2

Slide 2 text

岡田 正平(おかだ しょうへい)@okashoi • 株式会社ウィルゲート 2015年新卒入社 • 開発室 開発グループ 所属 • PHP, Laravel, Vue.js 2 自己紹介 Slides:

Slide 3

Slide 3 text

12/15(土) PHP Conference 2018 で喋るのでよろしくおねがいします!

Slide 4

Slide 4 text

※今回のお話はあくまで 私個人の考えです 各個人の特性や環境に 左右されると思います

Slide 5

Slide 5 text

特定のチームに所属せずに知見を伝搬したり 5 導入:いまどんなことをやっているか?

Slide 6

Slide 6 text

開発組織横断的なプロジェクトを進めたり 6 導入:いまどんなことをやっているか? イベント企画・運営 基盤システム整備・技術検証 etc...

Slide 7

Slide 7 text

WILL(やりたいこと) CAN(できること) MUST(やるべきこと) が一致している ↓

Slide 8

Slide 8 text

('ω' )三 ('ω') 三( 'ω') たのしい WILL(やりたいこと) CAN(できること) MUST(やるべきこと) が一致している ↓

Slide 9

Slide 9 text

なぜ今に至るか?

Slide 10

Slide 10 text

「バリバリコードを書いてバリューを出すぞ 」 • 「よいコード」の観点を持って高速・高品質(※)で コードを書いていくのが得意 • その観点を持って PR レビューはするものの、どちらかと言うと 「個」として高いパフォーマンスを発揮して行きたい 10 1~3年目途中までの私 ※保守しやすい、バグが少ない

Slide 11

Slide 11 text

チームにとって初めてとなる大きなプロジェクトがスタート • これまで使ってこなかった技術 • 長期間に渡るスケジュール • これまで以上の高品質 ➢ 「やったことのないこと」の連続で、プロジェクトが遅延し始める 11 3年目:きっかけとなるプロジェクト

Slide 12

Slide 12 text

「バリバリコードを書いてバリューを出すぞ 」 • 多くの箇所を担当したり、難易度の高い箇所を担当したり • 自分の担当箇所についてはバグを極力出さないように • 残業も辞さず、プロジェクト終了直前は振休を使って休日に出勤 12 3年目:きっかけとなるプロジェクト

Slide 13

Slide 13 text

「バリバリコードを書いてバリューを出すぞ 」 • 多くの箇所を担当したり、難易度の高い箇所を担当したり • 自分の担当箇所についてはバグを極力出さないように • 残業も辞さず、プロジェクト終了直前は振休を使って休日に出勤 • 結果、チーム全体として「納期遅延」「バグ多数」 • 下された評価は(オブラートに包まず言うなら) 「納期も守れず、コーディング品質も低いチーム」 13 3年目:きっかけとなるプロジェクト

Slide 14

Slide 14 text

No content

Slide 15

Slide 15 text

• 当時はめちゃくちゃ悔しかったし、馬鹿らしくなった • 「自分の範囲では高速・高品質でやっていたのに評価されない」 • 「個」としてパフォーマンスを発揮していくことの限界を見る 15 3年目:訪れる転機

Slide 16

Slide 16 text

• 当時はめちゃくちゃ悔しかったし、馬鹿らしくなった • 「自分の範囲では高速・高品質でやっていたのに評価されない」 • 「個」としてパフォーマンスを発揮していくことの限界を見る ➢ 悔しさをバネ「チーム全体のコーディング品質・ 設計の観点を向上させる」ことを目指す 「自分 1 人が 3 倍の生産性を出すよりも 5人のチーム全員の生産性を 1.5 倍にした方が価値も実現可能性も高い」 16 3年目:訪れる転機

Slide 17

Slide 17 text

「個」として頑張っていた時期 • 時間を費やせば成果につながる • 自分の失敗は時間によって取り戻せる 「チーム」への働きかけ • 失敗したら自分が時間を掛けても取り戻せない(ことが多い) • 時間を費やすよりも、質の高いアウトプットのための下準備 • 情報収集、仕組みを考えること等に時間を割く 今では毅然と評価を下してくれたことを感謝している • 未だに「時間を成果に」の働き方だったかもしれない 17 3年目:変わる働き方

Slide 18

Slide 18 text

チームの生産性を上げる || マネジメント?

Slide 19

Slide 19 text

チームへの施策/組織づくり等はスペシャリストとして取り組んでいる • 入社当初は「組織づくり」=「マネジメント」と思い込んでいた • それ故に WILL, CAN, MUST にズレが生じていた そもそも求められているのは「組織が創り出す価値を高める」こと • マネジメント/スペシャリストの別は関係ない • 求められる役割や手段が異なるだけ • だから「組織文化づくりのスペシャリスト」がいたっていいと思う ➢ それに気づいてからは WILL, CAN, MUST が一致するようになった 19 私は「スペシャリスト」です

Slide 20

Slide 20 text

('ω' )三 ('ω') 三( 'ω') たのしい WILL(やりたいこと) CAN(できること) MUST(やるべきこと) が一致している ↓