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臺 健太郎(Dai Kentaro) 株式会社Relic テクノロジープラットフォームグループ BigQuery・Glue・S3・QuickSightの連 携をしたお話

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色々なやり方があると思います。 ご意見等あれば、発表後にご教示いただけると幸いです。 また、マサカリ大歓迎です。

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自己紹介 ● 臺 健太郎(だい けんたろう) ● 出身: 大阪府 ● 株式会社Relic テクノロジープラットフォームグループ/バックエンドエンジニア ● 入社約2年2ヶ月 = エンジニア歴 ● 初めてコードを書いたのは2019/9 ● 業務でよく触る分野 ○ Rails,Nuxt.js,AWS,GCP,Docker,CircleCI,GithubAcitons etc ● twitter: kenkentaro@kenkentarouu ● facebook: https://www.facebook.com/kentaro.di/

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● 閲覧数などの情報をGAで管理 ● 自分のプロフィールや投稿が閲覧された回数など を記録して、それをQuickSight上で表示したい。 (もちろんユーザーにも) ● BigQueryのデータをわざわざQuickSightで見ようと する理由は、BigQuery上のデータとRDSのDBデー タをガッチャンこして見たいという要件があったから。

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完成形(簡単にざっくりやりたいこと)
 ● QuickSight上で以下のような表示を目指したい。


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● 赤枠以外のところがRDSに保存されているDB データ ● 赤枠のところがBigQueryに保存されているデー タ ● それら2つを結合してQuickSight上で一覧表示 したい ● ソートしたりフィルターかけたりCSV出力したりし て分析したい

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● アプリ側のコードにGoogleAnalyticsのタグを埋め込み ● ユーザーがイベントを踏むと発火しデータをGoogleAnalyticsへ送信 ● GoogleAnalyticsで取得しているデータをBigQueryに定期的にエクスポートして BigQuery上に永続化しておく ● BigQuery上で1日前のデータが入ったテーブルを作成して日々データを追加して いくクエリの定期実行をスケジューリングする(22:30に実行) ● AWS上でGlueを使いコネクター経由でBigQuery上のテーブルデータをその実行 時点までの全件取得して取り込んでCSV形式に変換してS3へ吐き出す定期実行 のジョブを作成し一度実行 ● AWS上でGlueを使いコネクター経由で1日前に追加されたBigQuery上のテーブ ルデータを取り込んでCSV形式に変換してS3へ吐き出す定期実行のジョブを作成 し1日1回実行するようにスケジューリング(23:00に実行) ● S3へ置いたCSVデータとQuickSightを連携させる ● QuickSight上で連携したCSVデータをとRDSのDBデータとを結合させ一覧表示

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文字が多すぎてわからない.............

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アプリサーバー FirebaseAnalytics event送信 - pageviewなどの規定イ ベント - カスタムイベント BigQueryのSQLパラメータを 付加してAPIリクエスト アプリサーバーを介して BigQueryの実行結果を受け 取る FirebaseAnalytics BigQuery Google Cloud Platform 連携 ・ネイティブ側はアプリサーバーを介して BigQueryの結果を受け取る ・FAとBigQueryをあらかじめ紐づけておく ネイティブから受け取った BigQueryのSQLパラメータ を使ってBigQueryAPIでリ クエスト 1日一回定期的に FAの データをBigQueryにエクス ポートしてBigQuery上で永 続化

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FirebaseAnalytics Google Cloud Platform 1日一回定期的にFAのデータを BigQueryにエクスポートして BigQuery上で永続化 テーブル BigQuery クエリ定期実行 AWS Glue S3 テーブル生成 (データを日々追加していく) CSV形式へ 変換 ジョブの定期実行の中で S3 へデータを吐き出す CSVデータ を保存 QuickSight データを閲覧 コネクター経 由 Glueのジョブを 定期実行してテーブル データを取り込む RDS 接続 接続

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● アプリ側のコードにGoogleAnalyticsのタグを埋め込み ● ユーザーがイベントを踏むと発火しデータをGoogleAnalyticsへ送信 ● GoogleAnalyticsで取得しているデータをBigQueryに定期的にエクスポートして BigQuery上に永続化しておく ● BigQuery上で1日前のデータが入ったテーブルを作成して日々データを追加して いくクエリの定期実行をスケジューリングする(22:30に実行) ● AWS上でGlueを使いコネクター経由でBigQuery上のテーブルデータをその実行 時点までの全件取得して取り込んでCSV形式に変換してS3へ吐き出す定期実行 のジョブを作成し一度実行 ● AWS上でGlueを使いコネクター経由で1日前に追加されたBigQuery上のテーブ ルデータを取り込んでCSV形式に変換してS3へ吐き出す定期実行のジョブを作成 し1日1回実行するようにスケジューリング(23:00に実行) ● S3へ置いたCSVデータとQuickSightを連携させる ● QuickSight上で連携したCSVデータをとRDSのDBデータとを結合させ一覧表示

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BigQuery概念
 下に行くにつれて粒度が細かくなります。
 ● プロジェクト
 ● データセット
 ○ データセットとは、BigQueryで扱うテーブルの集合(デー タベースのようなもの)
 ● テーブル
 ○ データセットの中のテーブル


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https://cloud.google.com/bigquery/docs/scheduling-queries?hl=ja クエリの定期実行について 定期実行用のクエリを作成し日々のテーブルを生成してい く

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● 基本構文 ○ SELECT句にカラムをそのまま指定して、FROMにはプロ ジェクト名.データセット名.テーブル名 BigQueryで使うSQLの基本 SQLを実行するとその結果を元にテーブルを作成することがで きる

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● フルマネージドサービス ● 「Glue」というのは「接着剤」 ● AWS上のデータ間のやり取りを管理する「仲介者」 ● 今回はコネクターというものを使いBigQueryとAWSを仲 介 ● ジョブの実行をすることで定期的にBigQueryからデータ を取り込んでS3に出力するために使用 「AWS Glue」とは

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こういうジョブのスクリプトを書けます

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QuickSightから見る
 ● QuickSightの単位 ○ 分析 ■ ダッシュボード ○ データセット ■ データソース(RDSのデータやS3のCSVデータなど) を元にして作成される概念 ○ データソース ■ データソースはRDBのデータであったりGlueでS3に 吐き出したデータなど

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S3をデータソースとして作る場合 ● マニフェストファイルという設定ファイルをアップロードすると 指定のバケットのデータにアクセス可能となる ● Glueで取り込んだS3上のCSVデータが格納されているS3 バケットを指定する

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データの結合
 ● S3から取り込んだデータセットと、RDSのデータソースを結 合して閲覧

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https://dev.classmethod.jp/articles/20220423-amazon-athena-connect-to-bigquery/ ご参考

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ご清聴ありがとうございました!!!