Link
Embed
Share
Beginning
This slide
Copy link URL
Copy link URL
Copy iframe embed code
Copy iframe embed code
Copy javascript embed code
Copy javascript embed code
Share
Tweet
Share
Tweet
Slide 1
Slide 1 text
現実 VS バーチャルの マルチプレイゲームを作ろう 土鍋 2024/5/11 UNTIL. LT #0x04
Slide 2
Slide 2 text
自己紹介 名前: 土鍋 学年: 理工情報生命学術院 システム情報工学研究群 知能機能システム学位P M1 研究室: 画像情報研究室 北原格 教授 大学: 会津大学 コンピュータ理工学部 (A-PxL, Zli) その他所属: Iwaken Lab, UT-Virtual 興味: XR(VR,AR,MR), Unity, デジタルツイン, コンピュータビジョン X: @donadonadonabe
Slide 3
Slide 3 text
過去作品 卒論 「ハンドトラッキングと音声認識と生成AIを用い た直感的な空間テクスチャの生成」 IVRC2022 審査委員会特別賞 「自宅でも遭難がしたい!」 https://youtu.be/O2wQF7NvoAk?si=L8AkYxTLaJ OxNgM3
Slide 4
Slide 4 text
過去作品 第14回withARハッカソン 最優秀賞 「Journey Mapping」 https://www.youtube.com/watch?v=z9J7b2srL2Y 技育CAMPハッカソン2024vol.4 最優秀賞 「Xpolis」 https://youtu.be/xOAqv1B8KbU
Slide 5
Slide 5 text
その他の作品
Slide 6
Slide 6 text
今回話す話題 「Scramble Battle」 https://youtu.be/F_ozFm0uVDM AR vs VRで戦うマルチプレイゲーム 現実の部屋の天井がバーチャル世界に繋がり 攻めてくる巨人と戦う 制作期間は実質二週間くらい
Slide 7
Slide 7 text
No content
Slide 8
Slide 8 text
技術構成 AR VR 部屋のメッシュ 位置・モーション・HP Meta XR All-in-One SDK Meta XR All-in-One SDK Mesh API ワールドは共有 ネットワーク
Slide 9
Slide 9 text
天井をバーチャルにする
Slide 10
Slide 10 text
部屋のメッシュデータを取る MetaのSDKに含まれるMesh APIを利用する 部屋を歩き回ってスキャンすると、 右の図のように部屋の壁や天井を自動で 認識してくれる。
Slide 11
Slide 11 text
壁のマテリアルを変更する 壁のマテリアルを「InvisibleOccluder」に変更する 実際の部屋のパススルーのみを映し、バーチャル 側のものは遮蔽されて見えなくなる。 厳密に言うと、 このマテリアルはRenderQueueが1998なので、 デフォルト2000の多くのオブジェクトより 先に描画されるようになる
Slide 12
Slide 12 text
天井をバーチャルにする InvisiblePlane PrefabというMeshが無くSceneAnchorのみがある板を 天井に設定してあげる(つまり見た目がないけど位置情報を保持する) → バーチャル側を見ることができるように InvisiblePlane PrefabをOVR Scene ManagerのPrefab Overrides にセットします。 今回は天井をバーチャル空間にしたいので"CEILING"を指定します。
Slide 13
Slide 13 text
天井をバーチャルにする ここまでで、このようにバーチャル側の物体が天井に描画されるように なります。が、バーチャル側の空が見えません。
Slide 14
Slide 14 text
疑似Skyboxを作る 巨大なSkyBoxを用意して その中に空のTextureを描画する お借りしたアセット Skybox Kit Rev.01 - 我楽多屋 Wizdom - BOOTH
Slide 15
Slide 15 text
天井がバーチャル世界に繋がった!
Slide 16
Slide 16 text
マルチプレイにする
Slide 17
Slide 17 text
マルチプレイにする マルチプレイはPhoton Fusionというサービスを利用する。 今回マルチプレイするにあたって同期が必要な情報 ● 位置情報 ● 手と頭のトラッキングデータ ● HP Fusion公式のマルチプレイVRのサンプルを改造していった https://doc.photonengine.com/ja-jp/fusion/v1/technical-samples/fusion- vr-shared
Slide 18
Slide 18 text
VRとARでプレイヤー設定を切り替える 巨人側か人間側か OVR Passthrough Layer(現実世界を見るか) OVR Scene Manager(部屋の認識をするか) ここらへんを切り替えることで、 大部分をVR同士のマルチプレイと共通化 あとは接続処理とかをこねこねすれば・・・
Slide 19
Slide 19 text
AR vs VR マルチプレイバトルゲームの完成! ARとVRでほぼ違うモノが見えてるけど、実際の処理的には差がない HPの同期処理とかは普通のFPSと変わらないので割愛 現実世界 バーチャルな銃 バーチャル世界
Slide 20
Slide 20 text
まとめ 今回はUnity知ってる人少ないと思うので細かいことは省いて喋った。 これでみんなも部屋がバーチャルに繋がっちゃうね☆ 今回話した内容の一部はブログに書いた 【Meta Quest3】パススルーの部屋の天井の先にバーチャル空間を表示する 【URP対応】 - 土鍋で雑多煮
Slide 21
Slide 21 text
雑談 筑波大の開発系コミュニティってあります? 会津大のときはあったけど、筑波で見かけないので… (UNTILのDiscord参加したいです) 院から筑波で、知り合い少ないので 仲良くしてくれると嬉しいです Twitter(X)→
Slide 22
Slide 22 text
ご清聴ありがとうございました。