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〜基盤構築の最前線!?〜 反脆弱性(アンチフラジャイル)とデータ基盤構築 株式会社キュービック テクノロジーエキスパートセンター Tech Lead/データエンジニア 尾﨑勇太 2025.07.29 開示範囲:公開ドキュメント 
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自己紹介 2 株式会社キュービック 役割:Tech Lead/データエンジニア 名前: 尾﨑 勇太(おざき ゆうた) 覚え方:尾崎豊(おざきゆたか)と一字違い 業務領域 「データに関わる全て」

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3 本日のシェア書籍:反脆弱性 不確実な世界を生き延びる唯一の考え方 
 著者:ナシーム・ニコラス・タレブ 
 発刊:2017/06/22 「万に一つ」が、明日来るーー。 
 世界最高の「知の巨人」が放つ 最強の啓蒙書、ついに上陸 全世界騒然の大ベストセラー! 
 『ブラック・スワン』のタレブ最高傑作!!

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要約ポイント 4 概念 説明 脆弱(Fragile) 頑丈・ロバスト(Robust) 反脆弱(Antifragile) 変化やストレスに弱く、壊れやすい 例:ガラス 変化に耐えるが、それ以上は良くはならない 例:鉄 変化、不確実性、ショック・ストレスに晒され ることで強くなる 例:筋肉・進化

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タレブの主張 5 核心的な考え方 ● 反脆弱なものは、不確実性・混乱・変動を利用して成長する ● 社会、経済、生命、キャリアなどの多くは「反脆弱性」によって発展してきた ● 中央集権や過度な最適化(例:効率だけを追う組織)は脆弱になりやすい 予想するべからず、備えるべし 安定は幻想である変動を恐れるな 自らもリスクを負うべし

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要するに 6 反脆弱性(Antifragile)とは 「壊れないこと」ではなく 「壊れても良くなる設計が強さである」 という考え

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7 反脆弱な基盤設計への適合 1.「壊れる」ことを前提 にする(=完全なものはない) 2.「壊れたときに改善が進む」仕組み にしておく 3. 局所最適+フィードバックで進化 (最初から全体最適を目指さない ) ※ここからは個人の経験と照らし合わせた独自の解釈となります、タレブが書籍中で明言しているわけではありません

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8 反脆弱な基盤構築アプローチ 1.小さく始める スキーマやユースケースは仮設ベースで構築し、利用データから改善 2.変更を前提にする BigQuery・Dataformなどでスキーマ変更を吸収可能な設計に 3.監視と例外検知 エラーは「改善のシグナル」と捉え、再設計の材料にする 4.サーバレスアーキテクチャ Cloud Functions / PubSub などで処理を局所化・動的スケール対応 Google Cloudを例に考える

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反脆弱とのデータ基盤への適用を考える 9 項目 反脆弱(Antifragile) 脆弱 ロバスト スキーマ設計 使いながら変更し、スキーマ進化・再設計でより 良くなる 最初に完全FIX。変更困難。 変更=リスク 柔軟な型やnullable設計で耐える 処理方式 イベントドリブン/サーバレスで障害点を局所化 し、処理単位で改善 固定バッチのみ。障害で全滅 再実行可。ログで保守 データソース 例外をトリガーにスキーマ進化やデータ品質基準 の更新 想定外の形式で崩壊 異常値を捨てる設計で安定 データマート 新しい要求を受けて構造を進化・再構成する 仕様通り以外の要件に対応不能 標準レポートだけなら対応 インフラ設計 サーバレスでコストやスケーラビリティが変動す ることで最適化進行 オンプレ。変更に弱い クラウド化で耐性はある ※上記はあくまで参考イメージとなります。項目ごとの定義は絶対ではありません

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結論 10 不確実性の高いデータ領域において反脆弱性の考え方は強い味方!! 2017年発刊ですが、現代においても通用するエッセンスが詰 まっています。ぜひ手に取って見てください データ基盤は「完全な設計 → 運用」ではなく、 「小さく作って壊れたら学び、進化する設計」が吉

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11 ご清聴、ありがとうございました