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2020.07.14 株式会社はてな 渡辺 起 CircleCIとMackerel で始めるDevOps MackerelとDevOps

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自己紹介 ● 渡辺 起 (わたなべ たつる) ○ id:wtatsuru @tatsuru ● 略歴 ○ 2011年入社。インフラエンジニアとして ○ 基盤開発部門のマネージャー、責任者を経て ○ 現在はMackerelプロダクトマネージャー ● 得意・好き ○ 計算機、ハードウェア ○ 仕事ではAWSをよく使ってきた ○ いろいろメトリックを取ることが好き

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内容 テーマ:MackerelとDevOps ● Mackerelの簡単な紹介 ● 監視とDevOps ● MackerelのDevOpsに対するアプローチ

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Mackerel サービス名の由来:Mackerel = 鯖 = サーバー(駄洒落です・・・)

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Mackerelの簡単な紹介 ● エンジニアをワクワクさせる直感的サーバー監視サービス ● 簡単に始められる ● 便利で奥が深い機能 ● 直感的ユーザ体験

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監視とDevOps

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監視 ● システムが健全に動いていることを確認すること。 ● なぜ?

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監視 ● システムが健全に動いていることを確認すること。 ● なぜ? ● 価値を提供できていることを確認したい。 ● システムは常に壊れる可能性がある ○ そのまま放っておいても壊れる ○ 利用拡大により負荷が高まる ○ システム更新により意図しない現象が発生する

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開発と運用 ● システムの「開発」と「運用」 ● 目的の違いからの対立構造が生まれる ○ 開発はシステムの機能を実現すること ○ 運用はシステムを安定させること ● ツールや技術の違いが分断を促進することも ○ 情報格差 ○ 変更を「依頼」する。ツールの専門家問題。 ○ オンプレミスではシステム調達が必要でどうしてもどこかで分業が必要

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DevOps ● DevOps ○ 開発・運用が協力することで価値を素早く提供することにフォーカスすること。 ● 背景:クラウドの登場、ビジネス上の要求 ○ クラウドによりシステム調達が不要に。 ○ システムの売り切りモデルから SaaSなどリテンションモデルへ。 ● 価値を素早く届けるための方法論 ○ アジャイル ○ SRE ○ DevOps

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DevOpsと運用、監視 ● 開発・運用という垣根をこえて、チームで運用 = 価値の提供に向き合っていく必要が ある ○ クラウドにより誰でもインフラを扱えるようになった。 ○ クラウドサービスまで含めてのシステム設計。 ○ 何を監視すべきか、一番知っているの開発者。 「監視とは役割ではなくスキルであり、チーム内の全員がある程度のレベルに至っておくべ き。」 『入門 監視』 2019年1月 日本語訳出版(1.2 アンチパターン2:役割としての監視 )より

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番外:監視とCI ● 監視 ○ 壊れたサービスを提供したくない ○ 継続的にシステムが動作していることを確認する。 ○ 自動でやる、ちょっとずつ始めて育てていくのが大事。 ● 継続的インテグレーション (CI, Continuous Integration) ○ 壊れたコードを提供したくない ○ 継続的にビルド・テスト実行を確認する。 ○ 自動でやる、ちょっとずつ始めて育てていくのが大事。

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MackerelとDevOps

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Mackerelの簡単な紹介(再掲) ● エンジニアをワクワクさせる直感的サーバー監視サービス ● 簡単に始められる ● 便利で奥が深い機能 ● 直感的ユーザ体験

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簡単に始められる ● コマンド一発でインストール ● エージェントが死活監視とメトリック取得を自動で開始 ● 数分で始められる ● チームで取り組むため、始める敷居を下げる

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便利で奥が深い機能 ● 動的な管理モデル。サーバーを役割で管理 ● 通知先も充実 ● クラウドサービスも簡単登録 ● 充実したAPI ● 運用の中で育てていく監視

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直感的ユーザ体験 ● 誰でも使える。監視を楽しく、ワクワクするものに。

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まとめ テーマ:MackerelとDevOps ● Mackerelの簡単な紹介 ● 監視とDevOps ● MackerelのDevOpsに対するアプローチ 実際に使っている様子は後ほどデモを行います