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コミュニティがもたらすエンジニアの あり方・働き方とは ~Geek Studioを例に~ 2019/08/29 ディベロッパーズサミットFUKUOKA 2019 吉野 雅耶, 服部 摩耶斗, 山田 真之

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はじめに

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はじめに 足元の悪い中、ご来場いただきありがとうございます!

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A-1セッションとの違い ・ここ1,2年でうまれた比較的新しいコミュニティの 話をします。 ・実際のコミュニティの事例を紹介の上、これからの 新しいエンジニアコミュニティの形やエンジニアの あり方・働き方について考察します。

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このセッションのアジェンダ Geek Studioの事例紹介 Neutrinoの事例紹介 トークセッション 10min 10min 20min

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Geek Studioの事例紹介

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アジェンダ プロフィール/会社紹介 Geek Studioとは? Geek Studioの特徴 Geek Studioで発生したこと コミュニティ運営を通して得た知見

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プロフィール

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プロフィール 吉野 雅耶(よしの まさや) Geek Studio 運営 株式会社Fusic エンジニア2年目 福岡県久留米市出身

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会社紹介

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プロフィール 設立 社員数 役員 所在地 2003年 約50名 (8割エンジニア) 納富 貞嘉(代表) 浜崎 陽一郎 【本社】 福岡市中央区天神4-1-7 (日本銀行福岡支店 横) 【東京オフィス】 東京都港区芝大門1-4-10 株式会社Fusic

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プロフィール

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IoT開発を加速する 仮想デバイス作成サービス mockmockは、IoTのサーバーアプリケー ション開発時のテスト(動作確認/負荷検証) を支援するサービスです。 IoTのテストを⾏なう際、課題となるもの の1つがデータの調達です。実デバイスか ⾃作シミュレーターを⽤いるのが⼀般的で すが、どちらも最適とはいい難い状況でし た。 mockmockは、クラウド上にテスト用のデ バイス仮想的に作成し、開発中のサーバー にデータをお届けします。仮想的なものな ので、動作や台数は思いのまま。作成も瞬 時に完了します。そのため、欲しいデータ を、欲しいタイミングで、欲しい量だけ受 け取ることができ、スマートなIoT開発が 実現します。

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Geek Studioとは?

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Geek Studioとは? ・クリエイター(エンジニア・デザイナー)向け コワーキングスペース ・2018年4月、福岡市天神にオープン ・個人事業主として設立

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Geek Studioとは? ・完全会員制(会員の同伴者は3人まで利用可) ・会員には鍵を渡し、24時間365日使用可能 ・会員内Slackグループでの交流 ・会員での月一回のイベント開催が可能

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・オフラインのあるオンラインサロンのようなイメージ ・しかし、あくまでクリエイター主体のコミュニティ Geek Studioとは?

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Geek Studioとは? ・現在会員数 約30人 ・学生会員・一般会員・法人会員の三種類

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Geek Studioとは? 設立の背景 九州大学の吉野・九工大の山田の二人で設立 → 学生エンジニアが福岡市内で実践的な エンジニアリングを学び合える環境をつくりたい

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法人会員一覧

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会員一覧 学生企業の会員

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Geek Studioの特徴

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Geek Studioの特徴 ・これまでのエンジニアコミュニティとの違い ・エンジニアだけのコミュニティではない。 ・「技術の向上」よりも、より社会実装を見据えた要素が強い。 ・技術に対する興味や、何かしらを技術を用いた アプローチで解決したい人が集まる。

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Geek Studioの特徴 ・定期的な勉強会の開催 ・所属メンバーが講師となり、勉強会を開催。 ・メンバー自身の得意分野を共有し合う。

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Geek Studioの特徴 ・コミュニティマネージャーを通したコミュニケーション ・Geek Studioのコミュニティメンバー同士を繋ぐ役割

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Geek Studioで発生したこと

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Geek Studioで発生したこと ・人的リソースの共有 ・会員同士での新会社の設立 ・GBEC Parkの設立

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Geek Studioで発生したこと ・人的リソースの共有 ・法人会員で業務委託で働いていた高校生が 同時に3つの会社で業務委託することに。

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Geek Studioで発生したこと ・会員同士での会社設立 ・イベントで知り合ったエンジニアとデザイナー が会社を設立。

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Geek Studioで発生したこと ・GBEC-Parkの設立 ・定期的なブロックチェーン勉強会の実施。 →ブロックチェーンコミュニティができる →ブロックチェーンコワーキングスペースの設立へ

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Geek Studioで発生したこと

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コミュニティ運営を通して得た知見

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コミュニティ運営を通して得た知見 ・コミュニティはあくまで補助的存在 ・エンジニアとビジネスサイドが接触する場の少なさ

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コミュニティ運営を通して得た知見 ・コミュニティはあくまで補助的存在 ・勉強会開催で一番身になるのは教える側 ・受け身で所属するだけのメンバーは 早くやめることが多い。

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コミュニティ運営を通して得た知見 ・エンジニアとビジネスサイドが接触する場の少なさ ・勉強会のコンテンツに非エンジニアでも参加し やすいコンテンツを用意(3Dプリンタ講座など) ・初めてエンジニアと接するビジネスサイドの人が 多かった。

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Neutrinoの事例紹介

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Neutrino Mayato Hattori tw:@MayatoHattori

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日本初のブロックチェーン特化型 コワーキングスペース https://neutrino.global/main-home/neutrino-tokyo/

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ブロックチェーン業界の現状 圧倒的エンジニア不足 まだまだ基礎技術の研究開発が必要 キラーコンテンツもまだまだ

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Neutrinoコミュニティのコンセプト エンジニアライク コネクト、シェア、コラボレーション ブロックチェーン技術の社会的な普及を促進

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Neutrinoコミュニティの特徴 スタートアップ、投資家、大手企業、弁護士、 会計士など様々な事業者が混在 企業スポンサーシップによる ビジネス連携を加速 エンジニア向け、ビジネス向けなど 様々なイベントを開催 様々なカンファレンスに コミュニティパートナーとして連携

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コミュニティを通した気づき • 技術者・スタートアップと大手企業がコラボレー ションできるような場作りの重要性 • コミュニティマネージャーの役割=縁の下の力持 ち • 業界全体を盛り上げる存在になる

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Fin

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パネルディスカッション

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新しいエンジニアコミュニティのあり方 ~ビジネスサイドとのコラボレーション~

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コミュニティがもたらす価値

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コミュニティをどのように活用するべきか

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非エンジニアとエンジニアコミュニティの 関わり方について