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STORES 株式会社 RubyKaigiで得た 課題解決法・美意識・モチベーション morihirok fukuoka.rb #397
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自己紹介 森弘 一茂 X: @_morihirok GitHub: morihirok STORES 株式会社 ←東京Ruby会議12の様子
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たまに見聞きする言説(個人の観測です) RubyKaigi は 直接業務に役立ちにくいが 楽しい!
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たまに見聞きする言説(個人の観測です) RubyKaigi は 直接業務に役立ちにくいが 楽しい! これ
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そんなことはないぞ! という話をします
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課題解決の手法をRubyKaigiで学ぶ
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RubyKaigi と課題解決 ● RubyKaigi では高難易度かつ現実に起きているいろんな課 題をいろんな人がいろんなやり方で解決した事例を学ぶこ とができる ● 抽象的にとらえると、日々の業務で行うべき課題解決のア プローチに示唆を得ることができる
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アルゴリズムとデータ構造は大切
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これでいける! という道筋を引くことは重要
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どんな課題であろうと 「推測するな、計測せよ」
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力はすべてを解決する
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課題解決は地続き ● RubyKaigiでいろんな課題解決を見ることは、普段の業務 に向かう姿勢を正してくれると思っている ● 言語化できない細かいエッセンスを多く得られる
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Matzの美意識をRubyKaigiで感じとる
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プログラマーの宿命 ● ほとんどがテクノロジーで課題解決を行う産業に 就いている ● つまり激しい技術革新の波に 常にさらされている ● たとえ巨大企業であっても すぐに淘汰される環境である
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美意識とは ● 現代はわかりやすい課題解決はすんでおり、自らの美意識 にもとづいた「あるべき姿」を描けることが重要 ● あるべき姿が課題を発見し 新たな価値を生む ● 個人・組織の美意識が差別化と イノベーションを生む時代
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Matzの思想に立ち返る 実際、Rubyに対する機能追加の要求に対しても、しばしば 「要求は分かつた。あれば便利なのも理解できる。でも、名 前が気に入らない。良い名前が決まったら採用する」として 拒否したものも数限りなくあります。しかし、名前が気に入 らなかったもので、取り入れなかったことを後で後悔したこ とはほとんどありません。 プログラマが知るべき97のこと.com
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Matzの思想に立ち返る 今のRubyに型宣言を入れるのは賢い選択ではないんじゃない かなと思っているんですね。(中略)Rubyは一応私の言語な ので、今は自分の未来予測を信じて、ちょっとここは意地を 張ってみようかなと考えています。 https://logmi.jp/main/technology/330373
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Matz 語録 https://x.com/kokuyouwind/status/17912908255295 65476
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RubyKaigiで美意識を得る ● 美意識は後天的に得られる(らしい) ● いろんなあるべき姿を追い求めた発表がある RubyKaigi は美意識の集合体とも言える ● Matzという強くあるべき姿を描ける人を参考にできる 我々は恵まれている ● あるべき姿を描くことは業務に強く役立つ
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RubyKaigiで得られるモチベーション
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モチベーションとは ● 行動の方向性、活力、持続性に影響を与えるもの
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RubyKaigi で得られるモチベーション ● いろんなテーマの発表があり、いろんなコミュニティが存 在していることが可視化される => さまざまな行動の方向性が示される ● いろんな年代のいろんな人がすごいことやってるし、会自 体に熱気がありすごい => 活力、持続性が生まれる
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毎年あふれる #kaigieffect ● X(旧Twitter)で #kaigieffect というハッシュタグでい ろんな投稿が流れる ● 翌年のRubyKaigiの発表がRubyKaigiの会期中、会期後に 錬成される ● その他いろんなeffectが発生する
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私の #kaigieffect(初 RubyKaigi)
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ちなみに私の #kaigieffect(初 RubyKaigi) ● 本当にレベルの高いエンジニアを目の当たりにして、自分 自身に求めるハードルが高くなった ● より幅広い知識を得るようになった ● 福岡市に引っ越した
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モチベーションは なにするにしても大事!
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まとめ ● RubyKaigiでいろんな課題解決を見ることは、普段の業務 に向かう姿勢を正してくれる ● RubyKaigiを通じてあるべき姿を描く美意識を得られる ● RubyKaigiを通じて大事なモチベーションを得られる
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つまり RubyKaigi は 直接業務に役立つし 楽しい!
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宣伝 https://hey.connpass.com/event/347445/ まつもとゆきひろさんをゲストに迎え、Ruby コミッターの ko1 と mame、 shyouhei、そして IRB コミッターであり基調講演を行う ima1zumi が RubyKaigi 2025 のプログラムを見ながらお話します。