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中間的まとめ
今回の地震は総じていうと、2004年10月23日 に発生した中越地震:
M6.8, 震源深さ13.1km, 最大震度7, 死者68, に類似。地形地質:新
第三紀層からなる丘陵域で地すべりと崩壊が多発。
今回の地震は、2018年9月6日に発生し、M6.7, 震源深さ37km, 最大震
度7, 死者41, 地形地質:新第三紀層を基盤として、降下軽石・火山
灰からなる丘陵域で、ランドスライドが多発した。
地理院のオルソ画像を、S タイプ(スプーン型)、P タイプ(平滑型)、
Jタイプ(地滑りタイプ)に3区分して判読した。
判読により、総数は8200か所認定した。それらと地形地質に関するデ
ジタルデータ(10m_DEMによる地形データ、地質図、地層傾斜図、火
山灰等層厚線マップなどを関連させて、様々なGIS解析を実施した。
ここまでわかったことは、多くの斜面災害(ランドスライド)の多く
は火山灰層の滑落であるが、南東部は火山灰が薄く、むしろ第三紀層
の流れ盤的である。しかし、全体としてみると, 今回のランドスライ
ドの分布は、火山灰分布図よりは、基盤の地質岩相に左右されている
のではないかという疑問が出てきた。今後の検討課題である。
今後LR手法によるサセプテイビィリテイマップ(susceptibility
map) の作成を試みる予定。