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サーバーサイドKotlinについて

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自己紹介 名前:Yamada Shinji GitHub: dotneet (chromy, bpush) Qiita: devneko Twitter: @santa128bit Kotlin歴:趣味で半年、業務で半年、あわせて1年 普段はフリーランスとしてウェブサービスやアプリを開発しています。

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伝えたいこと サーバサイドでも、Kotlinは既に現実的な選択肢だということを 伝えたい。

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サーバーサイドKotlinの使いどころ ・静的型付けを採用する価値が高い場合 ・ハイパフォーマンスが求められるとき ・Javaのライブラリが使いたいとき ・現在 Java、Scala、Go などが適するケースに向いている。

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サーバーサイドKotlinの採用事例 ・レストラン検索サービスのRettyでJavaから移行中。2017/06時点で30%がKotlinに なっている。 ・サイバーエージェントさんのFRESH!で2016年末より採用している。 ・私も去年、SNS的なサービスで採用しました。Kotlinに由来する辛さはあるにはありま したが、許容できる範囲のものでした。

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Webフレームワークの選択肢 ・Spring Framework & Spring Boot まもなくリリースのSpring 5.0 ではKotlinが正式サポート。Spring Bootも正式アナウン スはないが、オーナー開発者がKotlinのサポートに積極的。 ・Vert.x ・Ktor (JetBrainsの人が作っているKotlin製フレームワーク)

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まとめ ・サーバーサイドにおいても、Kotlinは国内で複数の採用実績があります。 ・Springフレームワーク などの、強力で十分な品質のフレームワークを利用できます。 ・サーバーサイド開発において、Kotlinは既に現実的な選択肢であると言えます。 ・新規サービスの立ち上げ、Javaアプリケーションの書き換えなどを考えている場合、 Kotlinを選択肢に入れてもらえたら嬉しいです。