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WTIM 2 参加報告 2012/12/29 関西IMワークショップ 2012 小町守

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Workshop on Text Input Methods 2 が インドで開催されました • Co-organizer: Kalika Bali (MSR India), Monojit Choudhury (MSR India), Yoh Okuno (SwiftKey) • 12/15 (伝説の COLING 2012 と連続開催) • 30人中7人ほど日本人(アジア系が2/3ほど) Accepted papers • Long papers: 5 • Short papers: 4

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Android の入力システムに関する 招待講演がありました 講演者: Paul Butcher (SwiftKey) • 2タイプのユーザ – キーを目で見て入力する人 – キー配置を記憶して筋肉で入力する人 • 細かいことがユーザ経験につながる – 予測のフォントの色を変えるだけで20%収入up • 評価するのが難しい – 自動で誤りを生成してテスト – ユーザにフラストレーションを感じさせないように

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インドの言語の入力システムについて の招待講演もありました 講演者: Ram Prakash H (Quillpad) • インドでもっとも有名なソフト • 言語モデルとビームサーチ (入力に対する曖昧性はあまりない) • 多言語対応予測入力システム (インドは多言語国家、ヒンドゥー語は国語だ がほとんどの人にとっては母語ではない)

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7件のポスター発表がありました

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オープンディスカッションとパネルディ スカッションもありました • ボランティアでサポートまでしてくれるコミュニ ティが大事 • 次回 WTIM を開催するとしたらどうするか? – IJCNLP? CHI? IJCAI? • 共通タスクをやるか? – データや知見を共有できるように。 – 評価をどうするかも研究。 • 未来の入力メソッドはどういうものか?

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まとめ • 世界で2回目の入力メソッドについての国際 ワークショップが開催された • 招待講演・オープンディスカッション・ポスター セッション・パネルディスカッションという新し い構成を試した • WTIM 3 の可能性について議論した