Link
Embed
Share
Beginning
This slide
Copy link URL
Copy link URL
Copy iframe embed code
Copy iframe embed code
Copy javascript embed code
Copy javascript embed code
Share
Tweet
Share
Tweet
Slide 1
Slide 1 text
3社の事例から学ぶ! 現場で使われるダッシュボードの作り方 2019-11-27 データアーキテクト(データ整備人)を“前向きに”考える会 presented by @yuzutas0
Slide 2
Slide 2 text
WEBに公開済みです #前向きデータ整備人 撮影やメモは不要です。 リラックスして聞いていただければと思います。 スライド 70+枚/15min 頑張って付いてきてください。 何か1つでも持ち帰っていただければと思います。 詳細(クライアントや案件名)は非公開 データ、ツールなどについても、ダミー情報を掲載しています。 あくまでも論旨にご注目いただければと思います。 免責・注意事項
Slide 3
Slide 3 text
・はじめに ・作り方のポイント ・Case1 BtoB 業務支援SaaS ・Case2 BtoBtoC メディア広告 ・Case3 In-House 社内システム ・実現のノウハウ ・伝えたいこと ・宣伝 アジェンダ
Slide 4
Slide 4 text
はじめに At First
Slide 5
Slide 5 text
@yuzutas0 ダッシュボード職人 業務の細部まで踏まえたり 業務自体を改善したり 足りないデータは補いながら 「使われるダッシュボード」を 作り上げています
Slide 6
Slide 6 text
日本におけるDataOpsの第一人者ということになっています
Slide 7
Slide 7 text
データ活用のノウハウ・知見を提供しています 過去の登壇資料 PyCon JP ’17 ϕεττʔΫΞϫʔυ༏ल σϒαϛՆ ’18 ࠷ຬ੮ˍΞϯέʔτຬNo.1 ʢཌͷϕετεϐʔΧʔʹ૬ʣ
Slide 8
Slide 8 text
満員御礼
Slide 9
Slide 9 text
作り方のポイント Summary
Slide 10
Slide 10 text
1. 全員が同じデータを見て会話できる! 2. データにもとづいた意思決定ができる! 俺の考えた最強のダッシュボード
Slide 11
Slide 11 text
1週間で誰も見なくなった 現実は非常である
Slide 12
Slide 12 text
がんばって作ったけど、 使われずに朽ちていくダッシュボード。 データアーキテクト(データ整備人)が 一度は通るであろう道。 悲劇の運命を回避したい
Slide 13
Slide 13 text
なぜ使われない? どう使われるか イメージが曖昧 何が課題か 振り返りが不足
Slide 14
Slide 14 text
何が必要? 運用設計 仮説検証
Slide 15
Slide 15 text
2つのキーワード 5W1H PDCA
Slide 16
Slide 16 text
5W1H Who 誰が、 When いつ、 Where どこで、 Why なぜ、 What 何のデータを、 How どうやって見るか
Slide 17
Slide 17 text
正論(What)だけでは使われない Who 誰が、 When いつ、 Where どこで、 Why なぜ、 What 何のデータを、 How どうやって見るか
Slide 18
Slide 18 text
現場の運用に落とし込む Who 誰が、 When いつ、 Where どこで、 Why なぜ、 What 何のデータを、 How どうやって見るか
Slide 19
Slide 19 text
PDCA 実行 再計画 実行 再計画 実行 再計画
Slide 20
Slide 20 text
作って放置では使われない 実行 再計画 実行 再計画 実行 再計画
Slide 21
Slide 21 text
改善サイクルで磨き込む 実行 再計画 実行 再計画 実行 再計画
Slide 22
Slide 22 text
2つのキーワード(再掲) 5W1H PDCA
Slide 23
Slide 23 text
BtoB 業務支援SaaS Case 1
Slide 24
Slide 24 text
5W1Hをデザインする Who 誰が、 When いつ、 Where どこで、 Why なぜ、 What 何のデータを、 How どうやって見るか
Slide 25
Slide 25 text
経営陣(◯氏,△氏,□氏)が Who
Slide 26
Slide 26 text
毎週◯曜日の◯時に When Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat 08:00- 10:00- 12:00- 14:00- 16:00- 18:00- 20:00-
Slide 27
Slide 27 text
会議室◯◯で Where 会議室A 会議室C 会議室D 会議室B
Slide 28
Slide 28 text
サービス利用状況を知るために Why 1月末 2月末 3月末 4月末 契約更新 契約更新 離脱 利用◎ 利用△ 利用× 対応困難 リカバリー余地あり
Slide 29
Slide 29 text
主要導線UU率の推移を What 60% 45% 30% 15% 1月 2月 3月 4月 5月 6月 ログイン 検索 詳細 アクション
Slide 30
Slide 30 text
議事録テンプレのURL経由で見る How User Web log fluentd datalake datamart digdag looker URL Docs 議事録 テンプレ Member BigQuery
Slide 31
Slide 31 text
5W1Hをデザインする Who 経営陣(◯氏,△氏,□氏)が When 毎週◯曜日の◯時に Where 会議室◯◯で Why サービス利用状況を知るために What 主要導線UU率の推移を How 議事録テンプレのURL経由で見る
Slide 32
Slide 32 text
BtoBtoC メディア広告 Case 2
Slide 33
Slide 33 text
PDCAを回す 実行 再計画 実行 再計画 実行 再計画
Slide 34
Slide 34 text
営業でデータを見せる! https://www.pexels.com/photo/adult-architect-blueprint-business-416405/
Slide 35
Slide 35 text
広告の効果レポート 広告主 メディア ユーザー 掲載料 広告表示 訪問・閲覧 効果報告 v1
Slide 36
Slide 36 text
広告主ごとのPV よくあるレポート +αの表示項目(付加価値) 日付ごと のPV 広告ごと のPV 曜日x時間帯 ごとのPV 利用エリア ごとのPV Ad PV A 50 B 100 C 30 D 50 E 80 120 90 60 % 30 1/1 1/2 1/3 日 月 火 水 10:00 20 10 15 15 11:00 30 50 15 25 12:00 60 40 35 40 13:00 50 20 25 30 14:00 30 10 15 10 v1
Slide 37
Slide 37 text
営業のPCでURLを開いて見せる User Web StackDriver Logging datalake datamart Data studio URL Sales GCS external table View table Client BigQuery GAE Log v1
Slide 38
Slide 38 text
改善サイクルで磨き込む v1 アイデア 発散用 v2 アイデア 収束用 v3 商用利用 開始
Slide 39
Slide 39 text
広告の効果レポート 広告主 メディア ユーザー v3 コンテンツ 作成者 コンテンツ投稿 効果報告 営業戦略を見直し コンテンツ強化を優先
Slide 40
Slide 40 text
コンテンツ作成者ごとのPV よくあるレポート +αの表示項目(付加価値) 日付ごと のPV 投稿ごと のPV 曜日x時間帯 ごとのPV 利用エリア ごとのPV POST PV aaa 50 bbb 100 ccc 30 ddd 50 eee 80 120 90 60 % 30 1/1 1/2 1/3 日 月 火 水 10:00 20 10 15 15 11:00 30 50 15 25 12:00 60 40 35 40 13:00 50 20 25 30 14:00 30 10 15 10 ログ仕様を修正 集計できる状態◎ IPアドレス 統計利用の許諾◎ v3
Slide 41
Slide 41 text
PDCAを回す 実行 再計画 実行 再計画 実行 再計画 v1納品 v2納品 v3納品 ・利用規約の見直し (IPアドレスの利用許諾) ・ログ仕様から修正 (必要な項目の取得漏れ) ・営業の戦略自体を見直し (コンテンツ強化を優先) ・誤解を招く文言を手直し (顧客に見せて質疑応答)
Slide 42
Slide 42 text
In-House 社内システム Case 3
Slide 43
Slide 43 text
2つのキーワード 5W1H PDCA
Slide 44
Slide 44 text
システムの利用状況を月次報告 Who システム運用担当者が When 毎月の第一営業日に Where Slack + Confluenceで Why 利用促進の改善施策を打つために What 前月のシステム利用UU・PVを How ログ→BigQuery→DataStudioで見る
Slide 45
Slide 45 text
データ基盤の利用状況をダッシュボード化 クエリ実行数 2,000回 1,500回 1,000回 500回 1/1 1/2 1/3 1/4 1/5 1/6 User 実行数 Aさん 50 Bさん 100 Cさん 30 Dさん 50 Eさん 80 Data 参照数 店舗 50 顧客 100 課金 30 商品 50 予約 80
Slide 46
Slide 46 text
月次アクションで組織のデータ活用を促進 どこに課題があるか分析→改善アクション チームA チームB チームC チームD チームE チームF チームG チームH 生ログ 独自利用 データT支援 業務依頼 データT支援 データ出力 自主的 データ出力 担当者依存 担当者依存 自主的 データ生成 他チーム依頼 基盤貢献! 担当者依存 担当者依存 局所化の壁 自走の壁 改善の壁
Slide 47
Slide 47 text
データ・運用の流れ SlackBot Reminder StackDriver Logging Data studio Operator BigQuery Data User BigQuery Confluence ・前月の利用状況 ・改善アクション ・運用手順を見直し
Slide 48
Slide 48 text
定例アジェンダで 運用について見直し 月次での運用 5W1H + PDCA 5W1H PDCA
Slide 49
Slide 49 text
2つのキーワード(再掲) 5W1H PDCA
Slide 50
Slide 50 text
実現のノウハウ Realize
Slide 51
Slide 51 text
PDCAはプロセスに組み込まれているか? 実行 再計画 実行 再計画 実行 再計画
Slide 52
Slide 52 text
NOならデータチームは今すぐスクラム! What 何をするか スプリント レビュー デイリー スクラム How どうやってするか スプリント プランニング レトロ スペクティブ スプリント レビュー か レトロ スペクティブ ど スプリント プランニング
Slide 53
Slide 53 text
5W1Hを描けているか?① Who 誰が、 When いつ、 Where どこで、 Why なぜ、 What 何のデータを、 How どうやって見るか
Slide 54
Slide 54 text
「誰かが」「いつか」「どこかで」 使うかもしれないダッシュボード # 「誰が」「いつ」「どこで」 使うのか説明できるダッシュボード 運用の解像度を上げる
Slide 55
Slide 55 text
5W1Hを描けているか?② Who 誰が、 When いつ、 Where どこで、 Why なぜ、 What 何のデータを、 How どうやって見るか
Slide 56
Slide 56 text
データの入口から出口まで全体の流れを踏まえる! 必要に応じてシステムやデータを整備する! ライフサイクルを見通す プロダクト ユーザー DB・ログ 施策・業務 DWHシステム 例:BigQuery 収集 疎通 活用 価値
Slide 57
Slide 57 text
5W1Hを描けているか?③ Who 誰が、 When いつ、 Where どこで、 Why なぜ、 What 何のデータを、 How どうやって見るか
Slide 58
Slide 58 text
①一般的な「データ可視化」「データ分析」の テクニックを発揮するポイントがここ ②個人的には「資料作成」の本やスライドが 一番参考になると感じている ②複雑な集計ロジックにこだわる必要はなく シンプルな主要指標を可視化するだけで十分 ここは無限に話せるので……
Slide 59
Slide 59 text
発表者個人はiPad + Apple Pencilを愛用 課題の構造化
Slide 60
Slide 60 text
個人的には好きなところ
Slide 61
Slide 61 text
https://speakerdeck.com/yuzutas0/20180425 ※必要に応じてスナップショットの探索
Slide 62
Slide 62 text
5W1Hを描けているか?④ Who 誰が、 When いつ、 Where どこで、 Why なぜ、 What 何のデータを、 How どうやって見るか
Slide 63
Slide 63 text
後工程から逆算する ダッシュボードで モニタリング 必要な アクションを行う 不要な アクションを回避する 数値が 大きかったら 数値が 小さかったら
Slide 64
Slide 64 text
新規営業を増やそう! 新規は上がっているけど 既存が落ちている! フォローアップを見直そう! 「週次売上が低下した」 データがない場合 データがある場合
Slide 65
Slide 65 text
“データ分析で、「リソースを投じなくて良い場所」を探す” https://note.mu/shinya_nagai/n/n4d80f667dff1 「入力フォームを改善すべきか」 このステップを改善する事で、 全体のコンバージョンレートが 改善する事はほぼないだろう。
Slide 66
Slide 66 text
伝えたいこと Message
Slide 67
Slide 67 text
・現場の1人1人が主役となりデータを活用してプロダクトや業務を磨き込む ・この積み重ねによって事業が成長し、顧客に価値を届けることになる この積み重ねが事業成長に繋がる SECIモデル 顧客価値 勝ち筋・UVP エンジニア 集客 デザイン セキュリティ 法務 カスタマー サポート 広報 支援者・開拓者としての サイエンティスト・アナリスト データ
Slide 68
Slide 68 text
データと業務を「前向き」に繋げよう テクノロジーとビジネス現場を「前向き」に繋げよう データを活用することで 誰のどんな課題を解決するかを「前向き」に問い直そう DataとOpsを「前向き」に繋げよう
Slide 69
Slide 69 text
宣伝! PR
Slide 70
Slide 70 text
https://speakerdeck.com/yuzutas0/20180727 今回の内容は上記スライド(全268ページ)をベースにしています。 知見を他にも公開していますので、ぜひご覧いただけると幸いです。 ①参考になる資料(自称)
Slide 71
Slide 71 text
データを活用したい! けど出来てない! うちに発注しませんか? ②仕事 コンサルティング ダッシュボード ETLパッケージ そもそもの 課題整理から お手伝い! モニタリングと 継続改善を 提供します! 社内外のデータを 利用可能な 状態にします!
Slide 72
Slide 72 text
力を持て余している皆様! 一緒に働きませんか? いくつか紹介先があります! ③採用 データ エンジニア データ マネージャー データ アナリスト データアーキテクト(データ整備人)
Slide 73
Slide 73 text
ご清聴ありがとうございました!