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IoT縛りの勉強会 SIerIoTLT vol8 IoTデータとHoloLensで現実に降り立 ち感覚を拡張!よもやま話! ワンフットシーバス 田中正吾

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私の話はスライドを後ほど共有します。 話す内容に注力いただいて大丈夫です!

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自己紹介

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田中正吾(たなかせいご) 屋号:ワンフットシーバス 2004年よりフリーランス。以後、FLASH制作を中 心にインタラクティブコンテンツを主に行い現在に 至る。 最近ではWEBフロントエンドをベースにしながら も、情報とインターフェースが合わさるアプローチ という視点でIoTやMixed Realityといった技術も取 り入れながら活動しています。

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今回の感覚

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「人が来た(人感)」

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人感センサーというのは 「人の気配」を捉えて防犯や人の活動を知れる 赤外線センサー・超音波センサーなどありますね

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今回はこのデータを可視化して 「人が来た!」を知れるようにします

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さて。可視化するデバイスはこのHoloLens。

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HoloLensはいま見ている現実を認識しつつ 情報を加えることができます その場にあるセンサーを可視化するデモ

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データと連携して空間を変化させることも出来る カラーセンサーで桜色が認識されると桜吹雪が表示されるデモ 明星和楽2018でIoT&MixedReality展示をしてきました – 1ft-seabass.jp.MEMO https://www.1ft-seabass.jp/memo/2018/04/03/myojowaraku-2018-report01/

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HoloLensでIoTデータを現実に表示できるので 「人が来た」気配を検知してみる

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今回はSmart Mat Switchというもので 人が来た気配を検知します さまざまなセンサーでの検知方法はあるが「人が床を歩いてきた」という点では検知しやすいので Smart Mat Switch STEP!! Smart Mat Switch - スイッチサイエンス https://www.switch-science.com/catalog/3453/

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Smart Mat Switchは電源いらずで 押し込む力で発電されBLE通信が発生します Smart Mat Switch STEP!! BLE

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こちらをRaspberry PiのNode-REDで検知し クラウド経由でデータを貯めます Raspberry PiのNode-REDはBLE検知中心、さくらのクラウドのNode-REDでMQTTをさばいている BLE Smart Mat Switch Node-RED STEP!! 自己発電+BLE Beacon 床スイッチ Smart Mat SwitchのデータをNode-REDで読み取ったメモ https://www.1ft-seabass.jp/memo/2017/12/15/smart-mat-switch-meets-node-red/

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クラウド経由(MQTT)でHoloLensが 人の気配データを表示させます HoloLensは手軽にネットにつながるのでIoTとも相性がよくクラウドで繋がると場所に縛られにくい BLE Smart Mat Switch Node-RED STEP!! HoloLens MQTT

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HoloLensによってデータが現実に降り立つ! 今回は分かりやすくDANGERという表示が出ます

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デモ

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HoloLensで人の気配がすぐにわかりやすい 遠くの知覚=IoTセンサーの情報がすぐ分かることによって知覚が拡張された感覚

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このデモから見る可能性

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HoloLensは常に視界をサポートするので スマホから通知が来てからみる場合と変わる もちろんずっとかぶるのって・・・という話はあるが警備員や作業員の補助というケースが合いそう

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監視カメラの画像を表示するような連携も すぐに気づけるという点で面白そう 視界が見える状態で他の作業中しながらチラ見できるので監視負荷も少なそう

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IoTデータ可視化はスマホで2Dデータが中心だが HoloLensなどのxRデバイスで現実空間が使える 現実にある場所を合わせた位置に可視化するといったことが出来る

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IoTによって現実にある様々な情報を取得、 現実に情報が知らせられる未来を感じる 知り得た情報を伝えるという点でスマホは違ったアプローチができそう 現実 データ (情報)

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他のセンサーとHoloLensを連携する 知覚追加も試してみたくなる 例えば、人間が感じにくいCO2・紫外線・ダスト・空気の質

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ということでHoloLensとIoTでのまるで 知覚追加のような可視化 今後もプロトタイプしていきたい

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ご清聴ありがとうございました! 懇親会で、みなさま、ぜひ交流させてください!