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乾式造粒 2021/3/26 Ver. 1.0

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乾式造粒 2つのローラーで原料を押し固める造粒方法 • スクリューで原料をローラーに押し込む • ローラー間の圧力により原料が固められる • 押し固めた原料を望ましい粒度に砕く Developing Solid Oral Dosage Formsより

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乾式造粒の利点 他の方法と比較して利点と欠点がある • 水分や熱に弱い有効成分にも利用できる • 連続生産でき、装置が単純 • 密度によって溶出性を調節できる • 滑沢剤を加えないと造粒できない Developing Solid Oral Dosage Formsより

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乾式造粒の3段階 粉体がローラーを抜けるときに3つの段階を経る • 粉体が脱気・圧密されるスリップゾーン • スリップが起こらず、圧密のみのニップゾーン • 圧力が抜け、弾性回復するリリースゾーン Developing Solid Oral Dosage Formsより

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乾式造粒の制御 スクリュー速度とローラー圧力により調整する • スクリューが速いほど圧密度が高くなる • ローラー圧力が高いほど圧密度が高くなる • ローラー圧力は気圧・水圧等で制御する • ローラー速度によっても調整は可能 Developing Solid Oral Dosage Formsより

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乾式造粒のスケールアップ パラメータを調整することで同等の造粒物を目指す • ロールの幅・直径・速度と粉体の厚みが重要 • ロール圧と挿入粉体量で調整する • 圧密後の粉体の厚みにより判断する Developing Solid Oral Dosage Formsより