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AWS re:Invent 2024個人的まとめ 2024.12.26 SATOSHI KANEYASU

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2 自己紹介 氏名:兼安 聡 所属:株式会社サーバーワークス(中途2年目) アプリケーションサービス部 在住:広島(フルリモート) 担当:DevOps、技術支援、PM、SM 2024 Japan AWS Top Engineers (Database) 2024 Japan AWS All Certifications Engineers 認定スクラムマスター X:@satoshi256kbyte

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6 ➢AWS re:InventはAWSが開催する最大級のカンファレンスです。 ➢毎年ラスベガスで開催されます。 ➢今年初めて参加しましたが、大多数がIT関係なせいか優しい世界でした。 ➢会場はアホほど広かったですが、無料WIFIとナビゲーションアプリがちゃんと動いていて、 凄まじいインフラが感じられました。 ➢月並みですが凄い熱気が感じられてよかったです。 AWS re:Invent 2024

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注目アップデート

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9 Amazon Q Developer関連のアップデート ➢Amazon Q Developer にてドキュメント生成、コードレビュー、ユニットテスト機能を提供開 始 ➢GitLab Duo with Amazon Q のプレビューを発表 ➢Amazon Q Developer にて .NET、Mainframe、VMware ワークロード向け変換機能 を発表 (パブリックプレビュー) ➢Amazon Q Developer に運用調査機能を追加 (パブリックプレビュー) ➢有用性は間違いないので、これらをどうやって導入するか?いかに安全に使うか? ➢今回のアップデート、大体AWS Organizations前提なのでいよいよAWS Organizations がスタンダードへ 2024/12/25時点の情報です。

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10 Amazon Q Developer関連のアップデート ➢Amazon Q Developer にてドキュメント生成、コードレビュー、ユニットテスト機能を提供開 始 ➢GitLab Duo with Amazon Q のプレビューを発表 ➢Amazon Q Developer にて .NET、Mainframe、VMware ワークロード向け変換機能 を発表 (パブリックプレビュー) ➢Amazon Q Developer に運用調査機能を追加 (パブリックプレビュー) ➢エンタープライズの囲い込むを強く打ち出している ➢メインフレームは切羽詰まってるという話も聞くので刺さるだろう 2024/12/25時点の情報です。

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11 Amazon Q Developer関連のアップデート ➢Amazon Q Developer にてドキュメント生成、コードレビュー、ユニットテスト機能を提供開 始 ➢GitLab Duo with Amazon Q のプレビューを発表 ➢Amazon Q Developer にて .NET、Mainframe、VMware ワークロード向け変換機能 を発表 (パブリックプレビュー) ➢Amazon Q Developer に運用調査機能を追加 (パブリックプレビュー) ➢どれも有用だが、どれから手をつけるかといえば、運用調査機能かと 2024/12/25時点の情報です。

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12 Amazon Q Developer に運用調査機能を追加 (パブリックプレビュー) ➢AWSリソース間の関係性を自動的に可視化し、各種メトリクスからアラームの原因を迅速に 特定 ➢症状に対する仮説の提案と修正アクションのガイダンスを提供 ➢問題を修正するAWS Systems Manager Automationランブックを自動で提案 ➢マイクロサービス化を進めると、調査の難易度が上がっていくので、それを補うのに非常に有効 2024/12/25時点の情報です。

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13 Amazon Aurora DSQL(パブリックプレビュー) ➢Amazon Aurora DSQLは、地理的に離れた複数のリージョンでデータベースが稼働する大 規模分散データベース ➢アーキテクチャも興味深いが、実質的にクラウドのデファクトスタンダードであるAWSから本格的 な分散データベースが出ることに大きな意味があり、分散DB自体がより広まるかもと思っている ※分かりやすくするため◯×で表現していますが、×でもまったく実現方法がないわけではありません。 2024/12/25時点の情報です。 RDBMS NoSQL 分散DB 例 MySQL、PostgresSQL DynamoDB Spanner、DSQL リレーショナルデータ ◯ × ◯ ACIDトランザクション ◯ × ◯ SQLの使用可否 ◯ × ◯ 水平スケーリング × ◯ ◯ スキーマの使用可否 ◯ × ◯

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14 ➢AWSから分散DBが出たことで、まず分散DBの使用率は上がる。 ➢分散DBを導入した場合、テーブル設計などに相応の工夫が必要になるが、分散DBがより一 般的になればそちらの方が「普通」になるのかもしれない。 ➢Amazon Auroraを初めて触った時、書き込み性能の癖の違いによりバッチ処理を大幅に作 り直したことを思い出す。分散DBがより広まれば、アプリケーションの作り方の普通が変わるの かもしれない。 Amazon Aurora DSQL(パブリックプレビュー) 2024/12/25時点の情報です。

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15 Amazon Bedrockがマルチエージェントコラボレーションに対応 (プレビュー) ➢AIエージェントは、生成AIに自律的にタスクの計画と実行を行わせる機能 ➢re:Invent 2024ではあまり前面に出てないが、11月にOpenAIのCEOであるサム・アルトマ ン氏が、「次の大きなブレークスルーはエージェントだ」と発言したように、AIエージェント自体が 注目を集めている 2024/12/25時点の情報です。 User Amazon Bedrock ホテルのWeb検索 ホテルの予約 〇〇のホテルの 予約がしたい 回答

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16 Amazon Bedrockがマルチエージェントコラボレーションに対応 (プレビュー) ➢単独のAIエージェントで複雑なタスクを行わせるのは難しい、本機能はAIエージェントを複数 実行・連携させて、より複雑なタスクを自律的に実行させることを可能にする ➢AIエージェントの活用が本格化すれば、AIで極力業務を効率化し、人間の介在を最小化 する世界が見えてきそう 2024/12/25時点の情報です。 User Amazon Bedrock 旅行プランナー ◯◯へ旅行が したい 回答 レストラン検索 ホテル検索 旅程作成

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17 Amazon Bedrockがマルチエージェントコラボレーションに対応 (プレビュー) ➢複雑な業務をシンプルなタスクに分割、各タスクにはそれに合ったモデルを選択 組み合わせていくことで複雑なことを成す流れになっていく ➢各AIが自律的に動くので、各AIの精度と安全性の向上が必要 ➢来年以降でAIエージェントで自動化が本格化するのかも 2024/12/25時点の情報です。 User Amazon Bedrock 旅行プランナー ◯◯へ旅行が したい 回答 レストラン検索 ホテル検索 旅程作成 API API

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