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1人目SREが開発組織の トポロジーを変えるまでの実践知 イオンスマートテクノロジー株式会社 Developer Enablement Div ディレクター 齋藤光 2026年5月15日 クラウドネイティブ会議

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自己紹介

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自自自自 齋藤 光( @hikkie13 ) イオンスマートテクノロジー株式会社(2022/5入社) Developer Enablement Div ディレクター 入社以来、SREを組織にインストールすることに従事 最近は、QA, TechLead, AI活用推進も管掌中 〜クラウドネイティブ会議との接点〜 CloudNative Days Tokyo 2019: 金融領域におけるOpenStack導入事例の紹介 CloudNative Days Tokyo 2023: イオンがKubernetesを採用してどうなった? SRE Kaigi 2026 : SREじゃなかった僕らがenablingを通じて「SRE実践者」になるまでの リアル

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会社紹介

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イオングループ紹介 - 関連数字 https://www.aeon.info/company/ - "INFOGRAPHICS 数字で見るイオングループ"

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会社紹介

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iAEONアプリについて 膨大なIDと購買データを集約したアプリ「iAEON」 iAEONはイオングループが提供する決済機能やポイントプログラムを1つにまとめたアプリです。 イオングループ内の多数の事業会社がもつ顧客IDを一つのアプリに統合しています。

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iAEONアプリについて 膨大なIDと購買データを集約したアプリ「iAEON」 iAEONはイオングループが提供する決済機能やポイントプログラムを1つにまとめたアプリです。 イオングループ内の多数の事業会社がもつ顧客IDを一つのアプリに統合しています。

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自自自自自 • SREの実践は各社様々な形で取り組んでいるが、共通して組織設計は重要 • 今回は1人目SREがSREの取り組みを通して、横軸運用チームの廃止という組織設計の変 化を起こすまでの実践と振り返ってみて大切だと感じることを共有します。

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組織設計の変遷

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自自自自自自自自自自自 ビジネス部門 開発チーム群 (ベンダ含む) インフラ 運用チーム

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自自自自自自自自自自自 ビジネス部門 開発チーム群 (ベンダ含む) インフラ 運用チーム • そびえ立つ壁、壁、壁 • 依頼、許可、承認による仕事

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自自自自 2022年に以下の動きが開始 • SREチームの組成(インフラチームからの変更) • 内製開発組織の立ち上げ。アジャイル開発への挑戦! https://engineer-recruiting.aeon.info/aeon-tech-hub/interview_saitohikaru https://engineer-recruiting.aeon.info/aeon-tech-hub/interview_ounagasatoshi

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自自自自自自自自自 2自 自 自自自自自 自 チームトポロジー 価値あるソフトウェアをすばやく届ける適応型組織設計 チームの力で組織を動かす 〜ソフトウェア開発を加速するチーム指向の組織設計

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SRE 自自自自自自自自自自自自自自自自自自自自自 2つの側面を持ち合わせる Enabling • Stream-Aligned(SA)チームへSREのインストール • 整備したツール/基盤の伝承と伴走 • 定点観測会など定期的にSAチームとcommunication Platform • インフラ基盤自体の改善(Azure) • セルフサービスの提供(徐々に拡大中) • ツール/基盤の整備 Team Topologies

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ストリームアラインドチームだ!!開発フローを高めるんだ! 内製化とDevOpsだ! それがナウでモダンな今時のトレンドだ! (という上層からの期待) 「You build it, you run it」ですよ! 人間がアラートの電話を 取り継ぐとかw 権威的な承認が良くないってのは 何年も前からDevOpsの本に書いて あるんですよ。(無限の蘊蓄) 自自自自自自自 正論パンチマン Automate Everything!

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自自自自自自自自自自自自自自自自自自自自自 理想 リソース ケイパビリティ ナレッジ 過去の組織文化の慣性 マインドセット 壁は技術以外のことが多い→ ここを突破するのに有効なのが対話と協働の積み重ね 何をしたらいいかわからない 漠然とした不安 アラートが多す ぎて受け取れな いよ 何かを他者に丸投 げできる安心感 開発案件が多すぎ て改善してる暇が ない

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対話の積み上げ方

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自自自自自自自自自 3自 自 自自自 自 https://www.oreilly.co.jp/books/9784814400645/ https://amzn.asia/d/3MbvUeJ https://amzn.asia/d/2T50Kdt

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自自自自自自 5自自自自 5つの対話のステップ 信頼を築く対話 不安を乗り越える対話 Whyを作り上げる対話 コミットメントを行う対話 説明責任を果たす対話 いきなりWhyから始めない https://www.oreilly.co.jp/books/9784814400645/

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自自自自自自自自自自自自 惰性 慣れているものに 留まろうとする欲求 労力 変化に必要な労力・コスト (価値より労力を懸念) 感情 変化に対する否定的な感情 (アイディアそのものへの反応) 心理的反発 変化させられることへの反発 (アイディア推進者/方法への反発) 例 ・今のオンコール体制で十分 ・今のリリース手順で十分 ・やったことないから大変だ ・仕事が増えるから大変だ ・俺の仕事を奪うのか ・自分の無能さが露呈するのでは ・やり方を押し付けてくるな https://amzn.asia/d/3MbvUeJ

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自自自自自自自自自自自自 惰性 慣れているものに 留まろうとする欲求 労力 変化に必要な労力・コスト (価値より労力を懸念) 感情 変化に対する否定的な感情 (アイディアそのものへの反応) 心理的反発 変化させられることへの反発 (アイディア推進者/方法への反発) 主な対処 ・段階的な変化 ・単純接触効果を狙う - 何度も伝える。時には話す人を変える ・やらない労力の方が高いことを示す ・不要なプロセスがあるなら見直す ・労力の見せ方を変える ・「なぜ?」に目を向けて観察し理解を深める ・早い段階からプロセスに巻き込む ・Yesを引き出す質問づくり https://amzn.asia/d/3MbvUeJ

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自自自自自 準備 相手と自分のナラティヴ (=解釈の枠組み,正しさ)の溝に気づく 観察 相手の言動や状況を 観察し、溝の箇所や 相手のナラティヴを探る 解釈 溝を飛び越えて、 橋が架けられそうな場所や 架け方を探る 介入 行動することで、 橋(=関係性)を築く https://amzn.asia/d/2T50Kdt

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自自自自自自自自自自自 … • 対話と会話の違いを理解する o 会話: 広く人と人が言葉で交流すること o 対話: それを通じて何かが新たに浮かび上がってくるようなやり取り o 相手を他者と認識し、他者の頭を使い、探究する o 「早く行くなら一人で行け、遠くに行くならみんなで行け」(アフリカの諺) • AIの時代、問いや課題の設定がより重要になってきている

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自自自自自自自自 Biz Dev Ops ビジネス的価値 顧客への価値 • 関心ごとの共通化=ビジネス的価値、顧客への価値 • そのためには相互理解、素早い仮説検証ができる環境づくりが必要 → 共通言語を作り、部門を越えた越境や対話のアプローチが有効

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SRE 自自自自自自自自自自自自自自自自 取り組み例(抜粋) • (例1) 監視、モニタリング、オブザーバビリティの強化 o ファクトで議論する o 従来のインフラ監視ではなく、ユーザに近いところから観測する • (例2) だっしゅぼーどを眺める会の開催 o 本番環境のフィードバックを基に議論を重ねる o 単純接触効果による信頼関係構築 • (例3) ポストモーテム文化の醸成 o 障害報告ではなく、前向きな振り返り文化を醸成する • (例4) SLI/SLO策定ワークショップ開催 o ビジネスメンバーや副社長も巻き込んで開催 結果として、これらの活動を通して以下の効果を得た ・信頼関係の構築 ・相手のナラティブを知る ・取り除くべき不安を把握できる Betsy Beyer et. al.編, “SRE サイトリライアビリティエンジニアリング”, オライリージャパンより サービスの信頼性の階層

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自自自自自自自自自自自自自自自自自自自自自自自自自自自 設立当初からプロダクト横断の横軸運用チームがあった • アラートの一次受け • リリース作業 • ゲートキーパーとして活躍 内製化や開発チームのオーナーシップが高まっていく中で以下の課題が顕在化 • 権威化 • 開発フローを低下させる要因に

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• ビジネスKPI o 会員数、アクティブユーザ数、売上 o 提供価値は何か?という問い • 品質 o 品質の言語化と最適化 • FinOps o コストの最適化 o 収益とトランザクション、キャパシティの関係を 可視化 • AI活用 o 非エンジニアとの接続点になるチャンスが多い 自自自自自自自自自自自自自自 (自自 Biz Dev Ops 経営

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AI × Something • 例えばAI × オブザーバビリティ o AIにより認知負荷を下げることで、挑戦のハードルを下げる o 挑戦するからこそ学習が進む o プロダクトに直結するアウトカムを産む時間が増える

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自自自自自自自自自自 普段何気なく使っている言葉でも、人によって解釈とスコープは異なる • 運用 • 品質 • 効率 • 価値 • 生産性

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Win Session 自自自 開発組織内で部署を跨いだWin Sessionを週次で実施 • 進捗報告会には慣れているが、成果や実績・素晴らしいナレッジを共有する場は多くない • お互いを褒め称える場としてwin sessionを開催 • 他部署への感謝や、悩みの共有も行われる • 普段の取り組みも見えるようになり、信頼関係構築の一助に

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自自自 Platform Engineering • SREチームにはサブチームとしてPlatformチームがあり、開発者のためのプラットフォーム 改善を進めている • SREとして築いた信頼関係が実はPlatform Engineeringの推進にも活かされている 初期フェーズはチームビルディングとトイルの特定の為に 濃いcollaborationが必要 Microsoft Learn: Platform Engineering Team Topologiesより引用

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まとめ

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まとめ • 対話と協働を重視したSREの活動を通して、組織設計に影響を与えられたというお話でした • QA等も管掌にしたことで更に良い変化を生んでいく(やっていき宣言) • どんな大きな変化も一人のメンバから始まる(だから始めよう) • 小さく始め、小さく刻み、仲間を集め、長く続ける • 60万人超の従業員,数千万人のお客様へ貢献できる可能性がある変革は楽しいかもしれない

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あなたもイオンピープルにならないか?

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ご清聴ありがとうございました