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監視ツールをリプレースした時の話 Shuma

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内容 01_自己紹介 02_監視ツールとは 03_リプレイスした理由 04_実際の作業 05_一連の作業を通しての良かったこと、課題に感じた点 06_最後に

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自己紹介 名前: Shuma 現職:大阪のベンチャー企業でインフラエンジニア エンジニア三年目です。(情シスもやってます。) 技術:AWS、GCP、(他インフラにかかわるもの)
 経歴:外食企業で正社員→アルバイト→インフラエンジニア                              

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監視ツールとは サーバーの稼働率やリソースの使用率やネットワークのトラフィックやレスポンスタイム、アプリケーションのパ フォーマンスやエラーなど、様々な項目を監視するもの 代表的なもの Zabbix Prometheus Nagios datadog

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リプレースした理由 リプレースした理由として、 ・組織の中での属人化の作業を解消していくため ・事業が大きくなるにつれ、開発組織自体で対応しない といけない作業が増えたため ・監視ツールを使用したインシデント対応フローができて いなかったため。

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以前の監視ツールの構成と問題点 リプレースする以前に使用していた監視ツール ・Zabbix (主にサーバ関係) ・CloudWatch (RDSやDynamoDB) 監視内容 CPUやリソース監視や RDSのコネクションを数値とコネクション数 その他にはシステムログや Cron関連のログ インフラ側で実装して運用していたが、なぁなぁの状態だった。

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・問題点の把握 開発側と何回も会議し、開発側でインシデントが起きた時 に困っていることや問題点の把握 (例) インフラ側で把握できる監視項目はあったが、 開発側ではアプリケーション関連のログとかAPIのログ関連がすくに 可視化して閲覧できるものがなかった。 実際に問題起きたときは、その選任のひとの頭の中にしか解決方 法がなかった。 実際の作業①

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・監視ツールの選定や構成図作成 会議で出た内容をもとにもっとも適しているツールの調査 や検証、 自社サービスのシステムとマッチングしているか確認した うえでの構成図の作成 実際の作業②

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・期限を決め、開発側から逐一フィードバックをもらう。 週次や月次で期限を決め、作業の進捗状況を開発側に 共有する。 フィードバックをもらってブラッシュアップする。 実際の作業③

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・期限を決め、開発側から逐一フィードバックをもらう。 週次や月次で期限を決め、作業の進捗状況を開発側に 共有する。 フィードバックをもらってブラッシュアップする。 実際の作業③

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リプレース後、使用が決定したツール ・CloudWatchに(アラート内容を一元化) →Zabbixは廃止しました。 そして可視化し、情報を集約し見やすくするために ・Grafanaを使用 監視内容 CPUやリソース監視やDBの監視 アプリケーション関連のログ(PHPやPython) Cronの実行ログ サイト監視(https) リプレース後の選定したツールと構成

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・良かったこと お互いの視点に立っての監視内容の把握がより分か りやすくなり、知識の共有ができた。 それに伴い、属人化しつつあった部分が 少しずつ標準化していっている。 一連の作業を通しての良かったこと、課題に感じた点

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・課題に感じた点 すべての要望に答えられなかったこと ネットに載っている構成図や監視ツールが自社のサー ビスにマッチングしているかを把握し検証して実装する のにたくさんの工数を割いた。 一連の作業を通しての良かったこと、課題に感じた点

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最後に 実際にリプレースをしたから、終わりではなく。 改善点がいくつものあり、今でもブラッシュアップしてます。 ただ、所属している会社の開発組織が大きい組織ではない場合 密接にコミュニケーションをとりながら作業していくと いざ、インシデントは発生したときの対応に監視ツールは非常に 役立ちます。 属人化かではなく、標準化を目指そうとしている方に参考になれば幸いで す。

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おわり