AI
2023.2.9
@tattaka_sun
株式会社ディー・エヌ・エー + GO株式会社
論文紹介 DSRNet:
Single Image Reflection Separation
via Component Synergy (ICCV 2023)
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▪ 私生活で水槽写真を撮る時に写り込みに悩まされる
▪ 現在のReflection RemovalのSOTA
論文紹介のモチベーション
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▪ ガラスのような遮蔽物を通して撮影された画像から、
透過層Tと反射層Rを分離するタスク
▪ 本論文では透過層Tと反射層RのGTが存在する設定
Reflection Removalについて
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関連研究
Single image Multiple image
DL based Opt based
● 分離後の画像の勾配にペナルティをつけて
滑らかになるような損失関数 [1]
● VGG19を用いたPerceptual loss [2]
● 反射層と透過層の相互関係を重視する
ような2ストリームのネットワーク構造
[3]
● ブレンディングマップを推定して
非線形な反射をシミュレート [4]
● フラッシュon/off [6]
● 違う位置から撮影 [7]
● 偏光フィルムの条件を
変えて撮影 [8]
● 分離後の
エッジが滑
らかになる
よう最適化
[5]
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▪ Reflection Separationの再定式化
▪ 出力となる透過層と反射層を効率的に抽出できる
ネットワーク構造
DSRNetのcontributionまとめ
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手法
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シンプルな仮定だと、I = T + Rと表すことが多い
(Iは元画像、Tは透過層、Rは反射層)が、実世界の
複雑なシチュエーションに対応できないため、様々な変種が存在する
● I = αT + βR
○ 拡散などにより透過成分や反射成分が弱まる可能性があるた
め線形に足し合わせる
○ 露出オーバーなどに対応できない
● I = W○T + (1 - W)○R
○ ブレンディングマップを導入
○ 自由度が高くなり、難易度が上がる
Reflection Separationの再定式化 (1/2)
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この研究では I = T + R + Φ(T, R) で表す
(Φは学習可能な関数)
Φを十分深くすることで、前ページの定式化を含む色々なパターンを
包括することができる
また、残差項として表すことで透過層Tと反射層Rの品質を
保つことができる
Reflection Separationの再定式化 (2/2)
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全体としては学習済みVGGの特徴マップから、DSFNet(stage1)と
DSDNet (Stage2)を用いてTとRを生成、生成したTとRを入力とする
LRMで残差項Φ(T, R)を生成
ネットワーク構造 (1/4)
VGG