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小さくはじめるBacklog【令和最新版】 2024/09/07 jbug広島#14 逸見 誠

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自己紹介 ● 逸見 誠(へんみ まこと) ○ X: @mako_wis ○ Instagram: @mako_wis ● 岡山在住 ● 株式会社オーディオストック ○ EngineeringManager ● 趣味 ○ カメラ ○ プラモデル

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最近作ったプラモデル

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アジェンダ ● 開発部への導入の話 ● 他部署への広がり ● まとめ

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開発部への導入の話

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その前に導入前の話を・・・

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今回の登場人物たち 運営 広報 営業 開発

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開発部への日々の質問・相談 運営チャット ○○の機能ですが、 △△って出来ますか? □□することで、△△ 出来ます。 出来ました。 ありがとうございます! 広報チャット ××の機能のリリース予 定を教えてください。 ○月〇日にリリース予 定です。 ありがとうございま す。あと、機能につい て質問が・・・ ○○をやりたいんです けど、これって出来ま すか? 営業チャット この機能をこう使うと 出来ますよ。 ありがとうございま す!提案してみます!

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こんな感じで・・・ ● 色々なチャットで質問が来ててカオス ● あれ?その依頼とか質問どこで来てた?が起きがち ● 誰かに限らない質問は放置されがち ○ かといって誰かにタスクを通知する感じではない

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他部署からも相談が来ました ● どのチャットルームで聞くべきか迷うことがある ● 開発の誰でもいい質問をしたい時にどうしたらいい? ● 流れないようにタスクにしたいが誰を担当にしたらいいか? ● 開発への質問・相談をしやすくしたいです

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解決策

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チャットルーム 「開発部に質問する部屋」

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開発部に質問する部屋 ● 開発部への質問・相談は基本ここに書く ● チャットのタスクは使わずにコメントで書く ○ 使ってたツールのタスクが担当者を指定しないと作れなかったため

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しばらく運用してみると・・・

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分った問題 ● チャットの中で色々な質問が混ざり合って読みづらい ● さらに質問への返信が混ざるのでカオス ● 発生する質問・相談の拾い漏れ

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このままだとマズイ・・・

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ここでやっとBacklog登場です

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Backlog導入時に考えたこと ● 質問なども多いのでタスク上でやり取り出来るようにしたい ○ 結局チャット上でのやり取りになると以前の状態と変わらない ● 担当者不明の場合もあるので担当者空でタスクは作りたい ● 全社一気には厳しそうなので、まずは開発部からスモールで ○ 丁度期末が迫っていて、従来の運用だと破綻しそうだったので まずは「開発部質問用のBacklogプロジェクト」を作成してみることに

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開発部質問用Backlogプロジェクトルール ● 基本、担当者を指定無しでタスクを作成 ● 開発の中でやれる人が自分を担当にして処理中に変更 ● 作業が完了したら処理済みにして依頼者に担当を変更 ● 依頼者が確認して問題なければ完了に変更

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導入してみた感想 ● タスクが一覧で見えるようになった ● タスクのやり取りでのコメントの混線が無くなった ○ 課題のコメントでのやり取りで完結出来るのでチャットみたいに混線しない ● 依頼したい側もされた側もタスクの現状が把握しやすくなった

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他部署への広がり

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ある日の営業部のチャット 部長、A社への見積内容の確認をお願いします 部長、B社への提案内容はこちらでよろしいでしょ うか? A社の見積もり金額は○○円に変更してください 承知しました見積金額を変更します B社への提案はそのまま進めてください

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ある日の営業部のチャット 部長、A社への見積内容の確認をお願いします 部長、B社への提案内容はこちらでよろしいでしょ うか? A車の見積もり金額は○○円に変更してください 承知しました見積金額を変更します B社への提案はそのまま進めてください

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大変そうに見えるのでヒアリングしてみた

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営業チームへのヒアリング ● 見積もりなどは一度上長が確認してから出すようにしている ● 確認する際にいくつかやりとりが発生する ● 返信の際にどのタスクへの返信か分かるように内容をコピーしたりする ● 色々動いている時にはチャットのコメントが混線する

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営業チームへの提案 ● まずはお試しでBacklogを使ってみる ● 見積もりなど上長確認が必要なものに絞って使ってみる ● 用途を絞ることで導入への心理的障壁画下がるのでは?

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営業部用のBacklog プロジェクトを作ってみた

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営業部の導入した感想 ● 結論めっちゃよかった ● 神だなと思った ● 確認業務が楽になった ○ 見落とすことが少なった ● 誰がボールを持っているかが分かりやすくなって良かった

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その後の広がり

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その後の広がり ● 他チームからの導入相談 ○ 営業チームの導入を見て相談が増えた ● 複数チームが絡むプロジェクトのタスク管理として導入 ○ Backlogが広がってきたのでプロジェクト単位での導入がしやすくなった 等々・・・Backlogの勢力が拡大

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今では全社導入になりました🎉

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まとめ ● ちいさいところからだとハードル低く導入できる ● 使ってる例を見せることで後から使う人もイメージしやすくなる ● いきなり全体に入れずにまずはちいさくはじめてみるのもいいと思います