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2024/12/11 AWS事業本部コンサルティング部 荒平 祐次 / arap ついに来た!Amazon Elastic VMware Service の爆速キャッチアップ

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about me 荒平 祐次 (Arahira Yuji) クラスメソッド株式会社 AWS事業本部 コンサルティング部 ソリューションアーキテクト - 経歴 ○ SIer (約5年)→クラスメソッド(約1.5年) - 業務内容 ○ AWS全般のインテグレーション・お悩み相談 ○ ブログ執筆 - 趣味 ○ Twitter (@0Air) ○ サイクリング、アクアリウム、 VTuber鑑賞 ○ ゲーム (FF14, League of Legends) AWS re:Invent 2024にて 息子(1年4ヶ月)

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オンプレ戦国時代に黒船来航

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5 - 2024年2⽉頃、VMware製品のポートフォリオ削減発表 - 2024年4⽉末〜5⽉初旬、Broadcomによるライセンス 規約の変更通達 - 結果として: - VMware製品のレパートリー削減、実質値上げ - VMware Cloud on AWS の AWS再販停⽌ - VMware Cloud Provider Program (VCPP)の廃⽌ 2024年はオンプレミス激動の年でした

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6 - ユーザーは”Next VMware”を探し続けていました 2024年はオンプレミス激動の年でした Nutanix?Azure Stack HCI? Azure VMware Solution? Oracle Cloud VMware Solution? Google Cloud VMware Engine? and more…

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7 「ああ、AWSでもVMwareが動いた らいいのに‧‧‧」 「AVSやGCVEのようなサービス、 AWSでも何か出ないかな‧‧‧」 黒船が来るまで

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黒船来航

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黒船来航

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10 Amazon Elastic VMware Service (Amazon EVS) 今⽇はこれらを爆速でキャッチアップします Amazon Q Developer transform for VMware

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Amazon Q Developer transform for VMware

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12 Amazon Q Developer transform for VMware? - プレビュー版でリリース - VMwareの仮想マシンをAmazon EC2に移⾏するために 「まず何をするべきか?」を⽴案してくれる新機能 - オンプレミスからRVToolsやAWS Application Discovery Serviceを 利⽤して、情報を集め、そこから学習して動的にプランを⽴てて くれます - アップロードした情報に合わせて、オンプレミスネットワークを 再現したAWSのネットワークを⽣成してくれる - リーチャビリティテストも可

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13 Amazon Q Developer Pro Tierが必要 過剰プロビジョニング の排除機能もアリ◎ 移⾏状況の分析ダッ シュボードも実装! 概要

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Amazon Elastic VMware Service (Amazon EVS)

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15 - 申し込み制プレビュー版でリリース - セルフマネージド型のVMware Cloud Foundation(VCF)を展開 できるサービス - vSphere, vSAN, NSXなどの製品スイート - ユーザー所有のAmazon VPCに展開します - ユーザー側で仮想化基盤の管理者権限を利⽤できます - リリース当初は i4i.metal × 4 hostsからの構成となります - 10.982 USD/h * 730h * 4hosts * 12month * 150yen/USD - 57,721,392 円 (Ohio, On-demand, EC2のみ) - 利⽤期間のコミットにより利⽤費低減はできそう Amazon EVS?

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16 Amazon EVS? ついに登場!Amazon Elastic VMware Service(プレビュー)【概要編】 / https://qiita.com/mtoyoda/items/0295c2d3248df07ae5d8

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17 ストレージはVMware vSAN 最⼩4ホストの場合、 許容するホスト障害数 は1となりそうです (2 * FTT + 1) アーキテクチャ

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18 もちろんオンプレミス への接続が可能 DirectConnect, VPNを 経由してオンプレミス DCのクラスターと接続 している図が紹介され ていました アーキテクチャ

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19 VPC上にデプロイされ たvSphere Clusterで VLANの設定が可能 (マジか) アーキテクチャ

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20 EVSの環境に対して ホストグループが複数 ホストグループに対し てホストが4台以上配 置される アーキテクチャ

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21 Public/Private VPC Route Server が Amazon EVSのデプロ イ先環境に必要 VPC Route Serverは Private/Publicへの ルーティングを担う NSXは、クラスA-C (RFC1918)のルート情 報をPrivate VPC Route Serverに広告する アーキテクチャ

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22 - 2025年が楽しみなアップデートが2つも来た - Amazon Elastic VMware Service - Amazon Q Developer transform for VMware - Gartnerによると、2025年の新規アプリケーションは 95%がパブリッククラウドで作られている - ハイブリッドクラウド、ネイティブクラウド化の波はまだまだ 続きそう 最後に

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