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⑧マイクロプラスチック(MicP)流出量の計算
東京理科大, 八千代エンジニヤリングの研究論文に記載された手法に基づき計算
(Yasuo Nihei,Takushi Yoshida,Tomoya Kataoka and Riku Ogata. High-Resolution Mapping of Japanese Microplastic and
Macroplastic Emissions from the Land into the Sea. Water 2020, 12(4), 951. https://www.mdpi.com/2073-4441/12/4/951)
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※1 2020年度のアルバトロスプロジェクトから得られた結果のうち、水面付近かつ河川で採取されたデータを用いた
※2 ピリカによる計算では市街地率のみを考慮し、人口密度は考慮しなかった
※3 1 kmグリッドごとの水の流出量のデータは八千代エンジニヤリング (株)から提供を受けた
計算の流れ
1. 観測されたMicP濃度※1と河川流域特性(人口密
度や市街地率※2
)から1 kmグリッドのMicP濃度を
計算
2. 1 kmグリッドの水の流出量を計算 ※3
3. [1]×[2]が1 kmグリッドのMicP流出量となり、日本
全土の値を合計すると日本の MicP流出量が計
算できる