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© RAKUS Co., Ltd. AIは精算業務をどう変える? ⾃律型エージェントが実現する未来のワークフロー #RAKUS Meetup 株式会社ラクス  楽楽精算事業部 AIエージェント開発課 ⽯⽥ 浩章 2026/06/25 1

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AIエージェント開発課 ⽯⽥ 浩章 Hiroaki ISHIDA 経歴とか - ⼊社前は、⼤⼿SIerにてPMやITコンサルやUXデザイナー 「Agile開発×Global開発 」(11年以上) - ベトナム(ハノイ)に3.5年移住 - 副業で⽇本やベトナムの⼤学/⼤学院での⾮常勤講師経験 - 情報⼯学やプロジェクトマネージメント - デザインシンキングを⽤いたビジネスデザイン講座   自己紹介 社歴 2024年 10⽉⼊社 - 楽楽電⼦保存開発チームの管理職 2025年 5⽉ - AIエージェント開発課の管理職(兼務

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© RAKUS Co., Ltd. 3 #RAKUS Meetup 新しいことを始めるって⼤変ですね そんな話です

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● AIエージェント開発課発⾜ ● プレス発表 その裏では… ● 課題を乗り越える秘策 ● 現在地と今後の展望 4 本⽇お話すること

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ラクスAIエージェント開発課発⾜! 5 先⽉1⽇に⾃社サイトおよびプレスサイトにて告知をさせて頂いた通り、 AIエージェント開発の専⾨チームが⽴ち上がりました。

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プレス発表 その裏では… 6 ヤバ 「楽楽精算」ってなんですか? 決定事項は「年内」「楽楽精算」「何か出す」 4⽉中旬に、突如AIエージェント開発の打診

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楽楽精算のドメイン知識をどの様に獲得するのか?        ↓ 楽楽精算のドメイン知識を持つメンバーをどのように獲得するのか? 私は⼊社から約半年「楽楽電⼦保存」のEM - 「楽楽精算」開発経験ナシ - 経費精算を利⽤した程度 「楽楽精算」ってなんですか? 7 ヤバ

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決定事項は「年内」「楽楽精算」「何か出す」 8 ヤバ 当時ふってきたミッションは以上 ⼈も予算も何もかもがこれから決まる(決める)状態 既存の「楽楽精算」開発チームとは別働隊を組織 - AIエージェント本体開発は⾃分たち - 本製品とのつなぎ込みなどは「楽楽精算」開発チームに依頼

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設⽴以前に「新組織」⽴ち上げに四苦⼋苦 - チームメンバー集め → 本⼈や上⻑と相談 → 社内調整 → 引き継ぎ - 全員でのキックオフできたは5⽉16⽇ 4⽉は年間計画を⽴てて新しいスタートを切った季節 これから⽴てた⽬標に向かって⼒いっぱい踏み出した状態 4⽉中旬に、突如AIエージェント開発の打診 9 ヤバ

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事業責任者1名 怒涛の1ヶ⽉を経て⽴ち上がったチーム 10 即戦⼒型‧少数精鋭型チーム エンジニア4名 - 楽楽精算開発経験のあるAIエンジニア: 2名 - SREやシステム基盤に詳しいエンジニア: 1名 - AIツールが⼤好きなマネージャー: 1名(私) 新規事業⽴ち上げに詳しいマネージャー +

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© RAKUS Co., Ltd. AIエージェント像の不明瞭さ そもそも社内の中でもAIエージェント像は不明確 多すぎるステークホルダーとの連携 開発部だけじゃない社内7チームの連携(営業も法務も広報も...) 圧倒的なリソース不⾜ システム企画‧デザイン‧開発‧部署間調整などやること多数 ⽴ち上げ早々直⾯した3つの課題 11 まだまだ続く苦難

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秘策1 不明瞭なAIエージェント像を◯◯◯で発⾒ 秘策2 チームメンバー全員で臨む◯◯◯型組織 秘策2 ⾜りないリソースを◯◯◯志向で突破 課題を乗り越える秘策 12

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13 不明瞭なAIエージェント像を ◯◯◯で発⾒ 秘策1

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不明瞭なAIエージェント像をLEAN開発で発⾒ 14 どの業務? 何の課題? 機能や画⾯は? どう解決? 営業戦略 (事業部) 開発とリリース(開発チーム) 作りながら聞きながら学びながら ⽴ち上げ1週間⽬からモックアップ作成 製品要求定義(製品管理課‧PdM) ビジネス要求策定 (プロダクト戦略部) モックアップ プロトタイプ 社内レビュー会 顧客ヒアリング 当社の従来の開発プロセス 縦割りによるウォーターフォール型開発

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15 チームメンバー全員で臨む ◯◯◯型組織 秘策2

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チームメンバー全員で臨むオールラウンド型組織 16 例: UX/UIデザインの議論 - 基本的に全員参加 - フィードバックや意⾒を全員 で読む - AIエージェント像について全 員で意⾒出し 例: プロトタイプのレビュー会実施 - ⼈を集める⼈ - UI/UXデザインする⼈ - プロトタイプをつくる⼈ - 実機の準備をする⼈

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17 ⾜りないリソースを ◯◯◯志向で突破 秘策3

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私達が使っている主なAIツール - Claude Code + Claude Maxプラン - ChatGPT Enterpriseプラン - Miro + AI機能 - Google Workspace + Gemini - VScode + GitHub Copilot - Roo Code - Cursor トリAIズム志向 = とりあえずAIを使ってみようというスタンス ⾜りないリソースをトリAIズム志向で突破 18 アイ 5⼈でやるのは難しい... とりあえずAIツールからはじめよう AIツールを使って業務効率化しよう AIエージェントと並⾏作業を⾏なうことで、6⼈⽬や7⼈⽬のチームメンバーを獲得

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© RAKUS Co., Ltd. 我々の進む道 この1ヶ⽉でどこまで進んだのか 私達の現在地 この1ヶ⽉でどこまで進んだのか 今後の展望 リリースに向けた動き 現在地と今後の展望 19

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どのような価値を提供するのか? ● 「楽楽精算」での精算情報⼊⼒の⼿間の軽減 ● 領収書‧クレジットカード明細紐づけ⼿続きからの解放 ● 明細分割などの、繰り返し業務の⾃動化 どうやって解決するのか? ● 領収書‧クレカ利⽤明細‧過去情報を元にした推論 ● ルールベースの⾃動化プロセス ● 既存アプリから独⽴したUI/UXの提供 ● まずはスマートフォンユーザーを対象に 現在の想定しているエージェント機能 「経費精算」における「領収書」を元にした「申請⽀援」機能 我々の進む道 20

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発⾜1ヶ⽉過ぎて 現在は全部で12ある検証サイクルで⾔えばまだ2つ⽬ 4段階12サイクルを想定 ● PoC版: プロトタイプによるAIエージェントのあるべき姿を⾒つけ出す # => イマココ ● α版: 社内データ基盤との接続やAIエージェントフレームワークを⾒つけ出す ● β版: 既存データや顧客ごとの運⽤ルールに照らし合わせて価値を⾼める ● γ版: 実際の顧客へ提供開始し、スケーラビリティを検証する 私達の現在地 21 スピード感と⼀体感を作るために「達成状況や時期感」フェーズを共有

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発⾜1ヶ⽉過ぎて 現在は全部で12ある検証サイクルで⾔えばまだ2つ⽬ 具体的な成果物や活動 ● プロトタイプを 3つ作成 ○ 1ワークフローあたり10ページ程度を作成 ● 社内レビュー会を 12回開催 ○ PJスタート後2⽇に1度実施 ● お客様ヒアリングを開始 ○ 今⽇時点で29社ほどからご意⾒ 私達の現在地 22 開発から営業までが⼀気通貫のチームが作り出すスピード感

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発⾜1ヶ⽉過ぎて 現在は全部で12ある検証サイクルで⾔えばまだ2つ⽬ 具体的な成果物や活動 ● プロトタイプを 3つ作成 ○ 1ワークフローあたり10ページ程度を作成 ● 社内レビュー会を 12回開催 ○ PJスタート後2⽇に1度実施 ● お客様ヒアリングを開始 ○ 今⽇時点で29社ほどからご意⾒ 私達の現在地 23 開発から営業までが⼀気通貫のチームが作り出すスピード感 お客様A ここまで楽になるのかと思うと、すごいな という印象を持ちました。 逆に、これ(AIエージェント)ができる予定 なのであれば、これができてから導入する のでもいいのでは? と感じました。

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発⾜1ヶ⽉過ぎて 現在は全部で12ある検証サイクルで⾔えばまだ2つ⽬ 具体的な成果物や活動 ● プロトタイプを 3つ作成 ○ 1ワークフローあたり10ページ程度を作成 ● 社内レビュー会を 12回開催 ○ PJスタート後2⽇に1度実施 ● お客様ヒアリングを開始 ○ 今⽇時点で29社ほどからご意⾒ 私達の現在地 24 開発から営業までが⼀気通貫のチームが作り出すスピード感 お客様B 弊社の従業員のITリテラシーも高く、 今後ベータ版がリリースされる際の一部の ユーザー向けのテスト対象に立候補したい です

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リリースに向けた動き ● 年末に向けてクローズド版の提供 ○ 現在は11⽉頃から参加企業を募集 ○ 提供は12⽉以降提供開始 ● 段階的リリース ○ 12⽉以降段階的に提供 ○ 順次提供企業の拡⼤ ● AIエージェント対応ワークフローや機能の拡⼤ ○ 経費精算以外にも、出張精算や交通費精算など 今後の展望 25

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26 ご清聴ありがとうございました