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0 1 リ ハ サ ク に つ い て
運 動 療 法 の 効 果 は 数 多 く の 研 究 で 明 ら か さ れ て お り 、
エ ビ デ ン ス が 確 立 さ れ て い る 治 療 法 に な り ま す 。
痛みを主訴とする慢性疼痛疾患に対して、
運動をする群と運動をしない群で、
痛みの改善度合いを比較した
システマティックレビュー。
いくつもの論文で運動療法は痛みに対して効果的と報告された。
Geneen LJ, et al. Physical activity and exercise for chronic pain in adults:
an overview of Cochrane Reviews.Cochrane Database Syst
Rev.2017;1:CD011279.
肩峰下インピンジメント症状を有する患者に対して、
監視下での運動療法群と自宅での運動療法群で、
痛みの改善度合
いを比較したランダム化比較試験。
治療効果に大きな差はないと報告された。
Granviken F, et al. Home exercises and supervised exercises are similarly
effective for people with subacromial impingement: a randomised trial. J
Physiother. 2015;61(3):135-141.
肩峰下インピンジメント症状を有する患者に対して、
監視下での運動療法群と自宅での運動療法群で、
肩関節可動域・
痛み・筋力を比較したランダム化比較試験。
可動域・痛み・筋力の変化に大きな差はないと報告された。
Schydlowsky P , et al. Comprehensive supervised heavy training program
versus home training regimen in patients with subacromial impingement
syndrome: a randomized trial. BMC Musculoskelet Disord. 2022;15;23(1):52.
膝関節術後の患者に対して、
外来指導下リハビリ群と在宅リハビリ群で、
治療効果を比較した
システマティックレビュー。
治療効果に大きな差はないと報告された。
Papalia R, et al. Home-based vs supervised rehabilitation programs
following knee surgery: a systematic review. Br Med Bull. 2013;108:55-72.