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Revieee の現状報告 開発基盤部: 森岡周平

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今日の発表の目的 社内のエンジニアが下記のことを理解して あんまり不安を持たずにRevieee を使えるようになる (※ そしてPR も送りやすくなる) Revieee とは何か Revieee は何をしたいのか Revieee の仕組みの全体感 Revieee の現状の進捗 今後の開発の方向性

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Agenda Revieee って何? Revieee でやりたいこと Revieee の構成 Revieee の使い方 ( 理想) Revieee の使い方 ( 現実) 現在の状態 これからの予定

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Agenda Revieee って何? Revieee でやりたいこと Revieee の構成 Revieee の使い方 ( 理想) Revieee の使い方 ( 現実) 現在の状態 これからの予定

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Revieee って何? GitHub リポジトリにbot を招待/webhook 登録だけで 使える( 予定) 社内版の Heroku Review Apps

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Revieee 開発の目的 全プロダクトの開発効率の向上 Speee 社員がOSS 開発に参加できる場を作りたい Revieee でやりたいこと PR 作ったら簡単にできて メンテナンスがいらない そんな確認環境作ってくれるツー ルを GitHub でOSS として開発する

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Agenda Revieee って何? Revieee でやりたいこと Revieee の構成 Revieee の使い方 ( 理想) Revieee の使い方 ( 現実) 現在の状態 これからの予定

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Revieee の構成要素 Application Server(Rails) nginx ECS MySQL 上記構成要素の役割を、 下記2点の処理から説明する コンテナのデプロイ 確認環境へのアクセス

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その前にECS のおさらい

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ECS(EC2 Container Service) AWS 上でDocker コンテナを いい感じに扱うためのサー ビス

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ECS の構成要素 ※ この後図を使って説明するので、 ざっと見て貰えると Task: Docker コンテナを意味ある粒度で動かしてるもの docker-compose で扱うコンテナ群のイメー ジ TaskDe nition: Task の設計書。 使うDocker Image のPath、 コンテナに使う CPU/ メモリリソー スや環境変数などを保持. Service: Task の配置設定( 起動数・ 配置場所・autoscaling) デプロイ、ELB との紐付けなどを行う ECR(EC2 Container Registry): Docker Image 置き場.

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ECS のイメー ジ ( 要素毎) task はアプリケー ションを構成するコンテナ群( 例)

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単一Rails アプリ in ECS service は ELB とTask を繋いで、 アクセスをいい感じ にTask に割り振れるようにする

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複数サー ビス in ECS ( 例: ヌリカエ) LP と通常のApplication を別のservice とした例 同一クラスター に複数サー ビスを立ち上げたりできる

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ECS の話は以上! 疑問ある人は質問 してください

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Revieee の設計に戻ります

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Revieee でやりたいこと PR 単位で確認環境が構築される コンテナをBRANCH 指定で動かしたい PR 単位でユニー クな接続用URL を用意したい 実現するための方法 任意のTask をBranch 指定して起動させる 任意のTask に接続できるようにする Task のPort と、deploy 先のEC2 IP

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任意のTask をBranch 指定して起動させる Task De nition にAPI でBranch の環境変数を渡して、 直接Task を起動させる

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コンテナのデプロイ

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こんな感じでコメントされる

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確認環境へのアクセス

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Agenda Revieee って何? Revieee でやりたいこと Revieee の構成 Revieee の使い方 ( 理想) Revieee の使い方 ( 現実) Revieee の現状とこれから

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Revieee の使い方 ( 理想) webhook を登録して GitHub リポジトリにbot を招待するだけで 任意のPR に対して確認環境が作られる ( カンタン!!)

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Revieee の使い方 ( 現実) Docker Image を作成しECR に登録 Task De nition の設定ファイルを作成 Webhook の登録 GitHub リポジトリにbot を招待 PR 毎に確認環境が構築される

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現在の設定の理由 Docker Image はユー ザー がハンドリングしたい MySQL のテストデー タの更新など どう自動化するのが適切か見えてないものもある コンテナ毎の各種設定など 一旦は、 自動化せずに素朴な仕組みで運用してみて 知見を集めた後に自動化の方向性を探りたい

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Agenda Revieee って何? Revieee でやりたいこと Revieee の構成 Revieee の使い方 ( 理想) Revieee の使い方 ( 現実) Revieee の現状とこれから

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Revieee の現状 Cycle とVoyager で導入テスト中 課題の洗い出しと導入手順書の作成中 Revieee のこれから ( 直近1 月くらい) 導入手順書ができたら他プロダクトにも展開 Speee 全プロダクトから、issue を集める 基本的に使うハー ドルを下げる方向性で開発!

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OSS としてやってくこと Revieee のインフラ環境を何らかの方法で公開 docker image itamae cloudformation Readme 等のドキュメント整備 イベント等での周知

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優先度高く対応したい問題 複数リポジトリにまたがるものを対応していない フロント・ アプリのリポジトリが分かれてるの SpotFleet が複数タイプのインスタンスに未対応 インスタンス価格が高騰すると落ちる

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その他見えている課題 Task を更新する際 connection drawing できない PR 更新したら、 接続がブチッと切れる Docker Image の初期DL が遅い Docker Image の置き場をEFS にしてみる? 放置されるPR の対応どうしよう Task 実行されっぱなし

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確実に負債になるもの rails のDocker Image を自動更新しないので bundle install 系がどんどん重くなってく予定 branch 毎にbuild してtag 付けてpush したい...

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まとめ Revieee は AWS ECS をベー スに動いてます 現在、Cycle とVoyager に導入中です 導入完了次第、 導入手順書を作ってきます (5 月中) そのタイミングでみんなが使えるようにします そしたら、 みなさん使って頂いて Issue & PR くれたらうれしいっす! やることはいっぱい みなさんのご協力をお願いします!

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以上!