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Silk Weave -未来研究大会発 表- いまいまい

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プロフィール いまいまい 24卒 フロントエンド

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モチベーション

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スレッドでの確認作業 まとめるの面倒臭過ぎる

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確認作業について in 私がいた案件 ここは定例で半強制的に 議事録が作られる ここはSlackや ハドルがメイン これはいちいち 自分でまとめる

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以前のまとめ方 Slackのスレッドで確認 まとめや変更内容を ページごとに記載 Notion ただでさえリードもエンジニアも時間がな い状況なのに😭 👉 この作業を楽にしたい

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作成したアプリについて

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Silk Weave (アプリ名の意味)こんがらがったThread(糸)を絹を織るように綺麗にまとめたかったので Slack上でスレッドが作られると、その内容を AIによって要約 ● 概要・タグ付・NextActionなどの生成が可能 ● チャンネルごとに区別して表示 ● 作成したスレッドを、タグやその概要によって検索可能 ● ダークテーマ対応

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デモ 案件の都合上、一部のデータをモックに置き換えて進行します スレッドの内容: 「チケットではこう書いてあるけど、実際にどこを治せばいいんだい!」 (解決済み)

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技術構成

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システムの構成

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アプリの技術構成 ● Next.js (App Router) - framework ● pnpm - package manager ● shadcn/ui - UI, styling ● nuqs - query params manage ● zod - validation ● Prisma - ORM ● Hono - framework (backend) ● Biome - lint, formatter ● Lefthook - pre-commit, pre-push

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技術的な泥力点 ● 初めてGCPをちゃんと使った ○ IaPを使った使用ユーザの制限 ○ ロードバランシングの設定 ● フルスタックNext.js ○ App RouterでのRSCを使ったモダンなフェッチ ○ バックエンドに標準のAPI RouteではなくHonoを使った ○ Prisma - Supabaseの連携

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効果

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確認作業での損失について 最も忙しかった6月~9月の確認作業発生件数 👉 約10件 / 日 ● ガバ計算で毎月約200件の確認作業が発生 ● Notionにまとめるための時間 ○ 5分 / 件 としたとき 1000分 / 月 ➡ 約17時間 / 月 ○ 👉 204時間 / 年 の損失

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確認作業での損失について 204時間 / 年 の損失 社員の年収を600万円とした場合、1時間あたりの損失は 600万 / 2080時間 (8時間 * 5日 * 52週) = 2880円 / 時間 よって一年あたりの損失額は 2880 * 204 = 58万7520円 一件あたり5分の解決でも大きな損失!!

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このアプリの必要性について Q. 最近の案件でそんなに確認することないんじゃない? A. 今後大規模案件が発生し、危機に瀕した場合のリスクを考えたい ● 時間的に、より作業に時間を割くことができる ● 心理的に、より懸念材料・不安材料を減らすことができる by 入社半年で2連続で大規模案件危機を経験したワイより

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メンバーのための AIによる最適化を