JUnit5のParameterized Testについて ⾷べログ開発本部アプリ開発部 太⽥ 定志 2024年11⽉19⽇（⽕） 1

⾃⼰紹介 太⽥ 定志（おおた さだし） • 2018年 株式会社カカクコム⼊社 • ⾷べログアプリ開発部 基盤チーム リーダー • 主にAndroidアプリを担当 • アーキテクチャの⾒直し、リファクタリング、OS/ライブラリのアップデー ト、リリースフローの最適化、CI/CDの改善、開発環境の整備、採⽤、チー ムビルディング などなど、、、 • X • sada(@sadashi_ota) • GitHub • @sadashi-ota • Qiita • sadashi 2 The Android robot is reproduced or modified from work created and shared by Google and used according to terms described in the Creative Commons 3.0 Attribution License.

JUnit5のParameterized Testについて 3 JUnit5のParameterized Test 使ってますか？

JUnit5のParameterized Testについて 4 セットアップ⽅法や基本的な使い⽅は DroidKaigi2024ですばらしいセッションがあったので ↓ ↓ ↓をご参照ください。 https://2024.droidkaigi.jp/timetable/679601/

JUnit5のParameterized Testについて 5 今⽇はParameterized Testの ちょっとしたTipsや あまり知られてない（かもしれない）機能を ご紹介したいと思います。

JUnit5のParameterized Testについて 6 @CsvSource @CsvFileSource

@CsvSource / @CsvFileSource 7 いつでも便利な@CsvSource。区切り⽂字の変更はdelimiterでできます。

@CsvSource / @CsvFileSource 8 その他、nullValuesでnullとする⽂字列を追加したり、 emptyValueで空⽂字表⽰を変えたり、⾊々なことができます。

@CsvSource / @CsvFileSource 9 また、パラメータが増えてきたらCsvFileSourceで外部ファイルを指定しましょう。 numLinesToSkipを使えばヘッダー情報をスキップできます。

JUnit5のParameterized Testについて 10 @NullSource @EmptySource

@NullSource / @EmptySource 11 例えば、@ValueSourceで⽂字列を扱う時、emptyは指定できるけど、nullは指定できません

@NullSource / @EmptySource 12 そんな時は、@NullSourceが使えます

@NullSource / @EmptySource 13 もちろん、便利な@CsvSourceでも同じことはできますが、ぱっと⾒わかりにくいので ※ちなみに引数⼀つだと@CsvSourceでは””は指定できません

@NullSource / @EmptySource 14 @NullSource / @EmptySource で⾒やすくしちゃいましょう。 両⽅なら@NullAndEmptySourceでもOKです！

@NullSource / @EmptySource 15 @EmptySourceはString以外にListやMapなどでも利⽤できます

JUnit5のParameterized Testについて 16 ArgumentsAccessor

ArgumentsAccessor 17 引数が多くなってきて⾒通しが悪い時はArgumentsAccessorでまとめることもできます。 ※個⼈的には引数で明確にした⽅がわかりやすいのであまり使いませんが。。。

JUnit5のParameterized Testについて 18 ArgumentConverter @ConvertWith

ArgumentConverter / @ConvertWith 19 ⽇付のように特定のフォーマットの⽂字列をオブジェクトに変えたい時は ArgumentsConverterを実装しましょう（value classはプロパティの型に依存します）

ArgumentConverter / @ConvertWith 20 @CsvSourceでListを使いたい時もこんな感じで使えます。(`;`をセパレーターにした場合)

JUnit5のParameterized Testについて 21 ArgumentsAggregator @AggregateWith

ArgumentsAggregator / @AggregateWith 22 パラメータをデータクラスに変換したい時はArgumentsAggregatorを使いましょう！

ArgumentsAggregator / @AggregateWith 23 @MethodSourceや@FieldSourceでも同じことはできますが、 個⼈的にはArgumentsAggregatorを使う⽅が パラメータをテストコードの近くで定義できるので好きです。

まとめ 24 JUnit5のParameterized Testは すごい便利なので、ぜひ活⽤していきましょう！

最後に 25 We are hiring！！！ カジュアル⾯談⼤歓迎ですのでお気軽にご連絡ください iOSエンジニア Androidエンジニア

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