Slide 1

Slide 1 text

@akeno_0810 2022.04.23 設計とテストの 必要性について考える つながる勉強会 #14

Slide 2

Slide 2 text

はじめに テストと設計が重要だということを 周りに語って広げることができる 目標 内容 用語の定義 今までのWeb系開発から得られた 「良かったこと」を話したい テスト=自動テスト(CIで回せるもの) 設計=どこにどんなコードを書くのかの考え方 About this talk

Slide 3

Slide 3 text

設計を考えなくても動く。 テストを書かなくても動く。 早く動くものを作るのが大事。 3年くらい前の私 積んでた本

Slide 4

Slide 4 text

出来るだけ早く動くものを作る これは正しい。 良さそうな設計を考えることは時間がかかる。 設計を守ってコードを書く、時にはリファクタリングするのは時間がかかる。 テストを書くのは時間がかかる。 動作が変わった時にテストを修正することにも時間がかかる。 テストの実行環境を整備することにも時間がかかる。 コストを支払ってでもやる価値はどこにあるのか?

Slide 5

Slide 5 text

設計とテストの必要性とは?

Slide 6

Slide 6 text

設計の必要性 変更への対応を最小限にする コピペコードを減らす DRY原則を守りやすい 共通部分の再利用 同じ変更を複数箇所で行う必要がなくなる 変更からの影響を最小限にする 作業領域の分担が容易になることによるスケール 他の作業からの影響を受けづらい 離れた箇所の変更の影響を受けない コンフリクトの防止

Slide 7

Slide 7 text

テストの必要性 最低限の品質の保証 使用者を想定したコードが書ける テストを書く際にそのコードを呼び出す側の気持ちになる 実装者と使用者両方の視点からコードを検証できる 仕様・実装への理解が深くなる 変更のハードルを下げる テストを書いた部分は常に動作が保証されている コードの書き換えが気軽に行える 常に良いコードベースを保ちやすくなる

Slide 8

Slide 8 text

設計と テストの 共通項 +α 規模や期間が大きくなる ほど効果が高くなる 開発が進むにつれて、 コードに手を加えるのが 難しくなっていくため。 1つ1つのコードの役割が 明確になるため。 担当する機能への適切な テストが書ける。 テストが書きづらい→ 使いづらいということ。 設計が良くない可能性に 早く気付ける。 テストを書いていると、 設計を見直すことができる 変更に強い 設計をすればテストが 書きやすくなる

Slide 9

Slide 9 text

About this talk おわりに テストと設計が重要だということを 周りに語って広げることができる 目標 結果 … テストが最低限の品質を保証すf … 設計がテストのしやすさに繋がる、逆もあf … この2つが変更の容易さと開発効率を決める ・設計について学ぶ際はどうテストしていくの かについて一緒に考えたい ・チームで認識を合わせることで必要のないや り取りが減る 取り組む際に考えたいこと

Slide 10

Slide 10 text

Thank you! お世話になっている本