ChatGPTを社内に広めるために ゲーム大会を開催したら200人も 集まっちゃった件 プレゼンター：Tori

2 今日のテーマ 「ChatGPTを社内に広めるために ゲーム大会を開催したら200人も集まっちゃった件」 このLTで伝えたい事 製造現場や事務所で働く多くの方に 興味を持ってもらえたChatGPT勉強会の 切り口を共有したい！

3 自己紹介 Tori(とり) 昼のTori 製造業の会社のDX推進 (人材育成、アプリ開発) 夜のTori コミュニティ活動

4 自己紹介 とりあえず 現場行ってきます！ × 〇

5 自己紹介 写真から似顔絵シール画像を 生成するGPTs モンスター名から カード画像を生成するGPTs 生成AIでゲーム作ってます

6 シチュエーション ・世の中の流れに合わせ、企業向けのChatGPTサービスを導入しました！ ・導入したらすぐに利用希望が殺到！多くの社員が使ってくれました！ ↓その後 「あれ・・・？半年したら 利用者が横ばいになったな…？」

7 シチュエーション 社員からの声 「思ったほど便利じゃない」 「何に使っていいかわからない」 「精度が悪い」 「画像生成できない」 何が起こっているんだ…？

8 シチュエーション 社員の声を掘り下げる 弊社が使ってるサービスのモデル：GPT-3.5 「具体的に自分自身の業務の何に使えるか不明」 ・必要なのはプロンプト集ではない ・他社の事例でもない ・自分の業務にどう使えるか

9 シチュエーション ・理屈ではこの壁は突破できない 使って下さいでは誰も使うわけがない ・社員の自発性に頼るしかない！ ChatGPTを楽しいものだと 知ってもらおう

10 ヒント ・「チャットモンスターバトル」by CDLE名古屋 モンスター画像を投稿して、モンスターのステータスを生成 2匹のモンスターが戦うストーリーを生成してくれる

11 実行 みんな！次の勉強会では ChatGPTでバトルしようぜ！ なんと社内中から200人が集まった (Teams、対面)

12 課題 弊社が使ってるサービスのモデル：GPT-3.5 画像を入力には使えない チャットモンスターバトルでは遊べない

13 解決策 コンセプト ・200人全員が楽しめる ・GPT-3.5でもできる、 ・モンスター同士のバトルを通じて ChatGPTの使い方を学ぶ企画 を考えた

14 GPT-3.5で再現するアイデア 手羽先ジャイアント！ 手羽先ジャイアント 特徴 手羽先ジャイアントは巨大な手羽先を持つモンスターで、その手羽先は強力な攻撃力を持つだけでなく、 風を巻き起こすことができる。 ステータス •レベル: 850 •攻撃力: 920 •防御力: 880 •スピード: 700 文字でモンスターのステータスを生成するプロンプトを作成 モンスターの名前を投稿すると…

15 アイデア • ルール説明 • １回戦：ストーリー生成「2匹のモンスターがバトルするストーリーを生成」 • ２回戦：実況と解説 「2匹のモンスターのバトルを実況者と解説者が説明」 (アウトプット形式の指示) • ３回戦：実況と解説の性格を指示 「実況者は熱血、解説者は冷静に説明」 (ペルソナ） 「手羽先ジャイアントとファイアデーモンがバトルするストーリーを 生成してください」

16 アイデア 戦いが始まると、手羽先ジャイアントは巨体を揺らしながらファイアデーモンに突進 します。 手羽先が強烈な風を巻き起こし、ファイアデーモンに向かって一撃を放つ。 しかし、ファイアデーモンは冷静に炎のバリアを展開し、手羽先ジャイアントの攻撃を 防ぎます。 バリアに阻まれた手羽先ジャイアントは一瞬たじろぎますが、そのまま引き下がるこ となく、 攻撃を続けます。 １回戦：ストーリー生成「2匹のモンスターがバトルするストーリーを生成」 伝えたい事：生成AIは指示したとおりのアウトプットを出力する

17 アイデア ３回戦 実況者（熱血）: 「さあ、みなさんお待ちかね！手羽先ジャイアントとファイアデーモンの宿命の対決が 始まるぞ！どちらも強力な力を持つモンスター、激戦が予想されます！」 解説者（冷静）: 「手羽先ジャイアントは物理攻撃に長けたモンスターですね。 対するファイアデーモンは強力な魔法攻撃が得意です。勝敗の鍵は、どちらが自分の得意分野を活 かせるかにかかっています。」 ３回戦：実況と解説の性格を指示 「実況者は熱血、解説者は冷静に説明」 (ペルソナ） 伝えたい事：生成AIは指示したとおりのアウトプットを出力する

18 アイデア 「議事録作成」 手羽先ジャイアントとファイアデーモンの戦いの議事録を作成してください。 ・タイトル ・日時 ・出席者 ・戦いの主旨 ・目的 ・議事内容 普段の議事録で書いている内容を、 参加者自身にプロンプトとして書いてもらう

19 結果 ・勉強会の参加者が、各職場でゲームを開催し始めた (職場で楽しくじゃんけん代わりに楽しむ遊び) ・肝心の利用者は・・・ちょっと増えた！ 定期的な社内のコミュニティイベントで、 アイスブレイクで活用したりしています。

20 ご清聴ありがとうございました！ 製造業に勤める仲間が楽しく生成AIを触ってみようと 思ってもらえるような企画を実施しました。 皆さんのお仕事の参考になれば幸いです。