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楽天エコステムにおける UXデザイン

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2016年に楽天に入社。 趣味は、ダンスと動画撮影。 地元は湘南。 @Shoty_k2 川村将太 UX Planner ABOUT ME

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顧客戦略部について ABOUT OUR DEPT. -コーポレート組織 -アセットビジネス
 -数値目標を持つ P P

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ポイント マーケティング 250万MAU 150万User 1000万DL

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キャラクター ビジネス お友だち数5,000万人

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TRIO DESIGN

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TRIO DESIGN 三位一体で価値創出をすること

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TRIO DESIGN Business Marketing Experience 顧客に選んでもらう 顧客が使い続けたくなる 動かす顧客の規模が大きい

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ROI (費用対効果) ケーパビリティ な ぜ 、 U X デ ザ イ ン の 価 値 を 理 解 し て も ら え な い の か -金・時間がかかるが、成果との相関が不明瞭 -定量アプローチで高い成長が、いまだ見込めている状態 -他領域を理解して、巻き込んで推進できるUXデザイナーが少ない

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価値創出 の体制 目的 顧客の体験の可視化 顧客体験設計をつかった 戦略の具体化・可視化 やり方 気持ち・思考を 定性観点で整理する 態度・行動変容を 定性・定量観点で描く やり方 受注・コンサル型 内製・インハウス型 Business Business Marketing Marketing Experience Experience

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Start Bonus Chance サービス利用スタートを応援する!

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プロジェクトの問診 楽天のサービスを複数利用しておりポイント感度も高いユーザー。楽天のサービス経験が長いが、自ら新しいサービスを使うタイプではない arget user:プロダクト/プログラムを体験する人 つ利用するごとに毎回1,000ポイント貰えることがお得を感じられ、何か新しいサービスを楽天から始めてみたくなる のプロダクト/プログラムを通じてユーザーが感じる他にはない価値 利用中 時的UX に不満 利用後 エピソード的UX ・獲得した1000ptを見て、ポイント が増えていることにむふふ ・こんなにポイントがもらえるな ら、他にも始められるものがあるの と思える .... ポイント 利用時間全体 累積的UX ・沢山ポイント貰えるのはお得だ か ら、またあのペ ージで使えるサービ スをなんとか探 してみよう( ポイン トハ ンター精 神 ) .... ・楽天サービスを始める こにくれば お得そうで 戦略の可視化・具体化 私 たちが 望 む、 顧客 の 変化 ・ 育成 の フ ローを 考 える 最 初 か ら 顧 客 視 点 に 立 つ の で は な く 、 私 た ち が 顧 客 に 望 む 変 化 や サ ー ビ ス ・ 施 策 を 通 じ て 体 現 し た い 世 界 観 を 、 顧 客 体 験 設 計 を つ か っ て 育 成 フ ロ ー と し て 形 に す る 。

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プロジェクトの問診 すでに楽天のサービスを複数利用しておりポイント感度も高いユーザー。楽天のサービス経験が長いが、自ら新しいサービスを使うタイプではない Target user:プロダクト/プログラムを体験する人 楽天グループのサービスを1つ利用するごとに毎回1,000ポイント貰えることがお得を感じられ、何か新しいサービスを楽天から始めてみたくなる Value Proposition:このプロダクト/プログラムを通じてユーザーが感じる他にはない価値 WHEN WHAT TO-BE AS-IS 利用前 予期的UX ・ポイントが貰えて、しかもあまり 手間がかからなさそうと思える ・ちょうど気になってたものもある し楽天ではじめてみようかなと思え る .... ・新しいサービスをはじめた ら、1000ポイント貰えると思える ・沢山の対象サービスがあるとわか る ・まずはエントリーという言葉に少 し不安を覚える 利用中 一時的UX ・ポイント付与のタイミングに不満 がない ・条件をクリアしてのサービス利用 体験が良いと思える ... ・自分が使ったことがないサービス が明確にわかる ・ポイント付与のタイミングに不満 がない 利用後 エピソード的UX ・獲得した1000ptを見て、ポイント が増えていることにむふふ ・こんなにポイントがもらえるな ら、他にも始められるものがあるの ではと思える .... ・獲得した1000ptを見て、ポイント が増えていることにむふふ 利用時間全体 累積的UX ・沢山ポイント貰えるのはお得 だ か ら、またあの ペ ージで使えるサービ スをなんとか 探 してみよう ( ポイン ト ハ ンター 精神) .... ・楽天サービスを始めると き は、こ こにくれ ば お得そうではある

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プロジェクトの問診 すでに楽天のサービスを複数利用しておりポイント感度も高いユーザー。楽天のサービス経験が長いが、自ら新しいサービスを使うタイプではない Target user:プロダクト/プログラムを体験する人 楽天グループのサービスを1つ利用するごとに毎回1,000ポイント貰えることがお得を感じられ、何か新しいサービスを楽天から始めてみたくなる Value Proposition:このプロダクト/プログラムを通じてユーザーが感じる他にはない価値 WHEN WHAT TO-BE AS-IS 利用前 予期的UX ・ポイントが貰えて、しかもあまり 手間がかからなさそうと思える ・ちょうど気になってたものもある し楽天ではじめてみようかなと思え る .... ・新しいサービスをはじめた ら、1000ポイント貰えると思える ・沢山の対象サービスがあるとわか る ・まずはエントリーという言葉に少 し不安を覚える 利用中 一時的UX ・ポイント付与のタイミングに不満 がない ・条件をクリアしてのサービス利用 体験が良いと思える ... ・自分が使ったことがないサービス が明確にわかる ・ポイント付与のタイミングに不満 がない 利用後 エピソード的UX ・獲得した1000ptを見て、ポイント が増えていることにむふふ ・こんなにポイントがもらえるな ら、他にも始められるものがあるの ではと思える .... ・獲得した1000ptを見て、ポイント が増えていることにむふふ 利用時間全体 累積的UX ・沢山ポイント貰えるのはお得 だ か ら、またあの ペ ージで使えるサービ スをなんとか 探 してみよう ( ポイン ト ハ ンター 精神) .... ・楽天サービスを始めると き は、こ こにくれ ば お得そうではある サービス・施策が始まった背景、エコシステムでの役割 体現したい世界、サービス・施策の成長への願い

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コンセプト・ダイアグラムを使った育成フローの作成

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コンセプト・ダイアグラムを使った育成フローの作成 態度・行動変容の ステップを書く 思考を書く -エントリー:1.2MM 0.84MM -対象セクションまで 閲覧:内70%

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アイデア発想と収束 注力領域に対してみんなでアイデアつくっていく プロジェクトメンバー全員が参加して アイディエーションし、 「インパクト×実現性」で優先順位付 けしていく。

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要求定義 「MosCoW」を使って施策で実現したいこと明確化する 施策で実現したいことである「要求定 義」を、MoSCoWフレームワークで 優先順位付けをする。 M S C W

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要件定義 実装すべき機能や満たすべき性能

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要件定義 実装すべき機能や満たすべき性能 要求定義 施策によって実現したいこと

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リサーチ 利用実態調査とプロトタイプを使ったアイデア価値検証 アイデアの価値を検証するだけではな く、育成フローと利用実態のギャップ を認識する。そこが大きなチャンスに なりえることも。

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TRIO DESIGN Business Marketing Experience 顧客に選んでもらう 顧客が使い続けたくなる 動かす顧客の規模が大きい

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ユーザー視点にたちながらも、 “UX”の殻に閉じずに 企業の立場からも体験づくりをする まとめ

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顧客戦略部

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Shoty_k2 テンプレ配布しまーす 1.Must 必ず満たさなければならない
 (1〜2つが好ましい) ・XXXXXXXXXX 2.Should 可能であれば、満たすことが推奨される (なくてもよい) ・XXXXXXXXXX 3.Could 他のものに影響を与えないかぎり、満たしても 良い
 (なくてもよい) ・XXXXXXXXXX 4.Won't 今回は見送る、変更しないこと ・XXXXXXXXXX 要求定義 S H O TA K AWA M U R A S H O TA K AWA M U R A ト感度も高いユーザー。楽天のサービス経験が長いが、自ら新し つ 利用するごと に毎回1,000ポイント貰え ること がお得 を感じ られ 、何か 新しいサービスを楽 グラムを通じ てユーザーが感じ る他 にはない価値 WHAT TO-BE A S-IS 利用前 予期的UX ・ ポイントが貰え て、しか もあま り 手間 がかか らなさそ うと思え る ・ちょ うど気 になっ てた ものもあ る し楽天ではじめ てみよ うか なと思え る .... ・ 新しいサービスをはじめた ら、1000 ポイント貰え ると思え る ・沢山 の対象 サービスがあ るとわか る ・まず はエ ントリ ーと いう言葉 に少 し不安 を覚え る 利用中 一時的UX ・ ポイント 付 与のタイ ミングに不 満 がない ・ 条 件をクリ アしてのサービス利用 体験が 良いと思え る ... ・ 自 分が使ったこと がないサービス が 明 確にわか る ・ ポイント 付 与のタイ ミングに不 満 がない 利用 後 エ ピ ソ ー ド 的UX ・ 獲 得 した1000 ptを 見て、ポイント が 増 え ていること に む ふ ふ ・こ んなにポイントがもらえ るな ら、他 にも始め られ るものがあ るの ではと思え る .... ・ 獲 得 した1000 ptを 見て、ポイント が 増 え ていること に む ふ ふ 累 ・沢山 ポイント貰 ら、またあ の ページ スをな ん とか 探してみ ト ハンター 精 神 ) .... ・ 楽天サービスを始め ると きは、 こ にくれ ばお得そ うではあ る

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MoSCoWフレームワークをつかった要求定義 Must 必ず満たさなければならない Should 可能であれば、満たすとよいこと Could 他に影響を与えない限り、満たしても良いこ と Won’t 今回は見送る。変更しないこと 1.Must 必ず満たさなければならない
 (1〜2つが好ましい) ・必ず満たさなければならないことを記入します。 2.Should 可能であれば、満たすことが推奨される (なくてもよい) ・可能であれば、満たすことが推奨されることを記入します。 基本は1−2つ程度で、増えすぎないように注意しましょう。 3.Could 他のものに影響を与えないかぎり、 満たしても良い
 (なくてもよい) ・他のものに影響を与えないかぎり、満たしても良いことを記入します。 4.Won't 今回は見送る、変更しないこと ・今回は計画的に見送る、変更しないことを記入します。 プロジェクトを円滑に進めるためにWon'tを定めることをオススメします。 要求定義