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2018/12/15 PHPカンファレンス CakePHP1.3 → CakePHP2.8 バージョンアップ https://www.lancers.jp/ 「テクノロジーで、個をエンパワーメントする」

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2018/12/15 PHPカンファレンス はじめに

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2018/12/15 PHPカンファレンス 現在の進捗 コントローラー移行率 99%

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2018/12/15 PHPカンファレンス 自己紹介 4 氏名:金澤 裕毅 出身:宮城県仙台市 ランサーズSRE 略歴: 大学時代はネットワークを専攻 Windowsパッケージ開発(C++) ASP開発(Java)&インフラ(オンプレ) SNS開発(PHP)&インフラ(オンプレ) 現在はランサーズのSRE

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2018/12/15 PHPカンファレンス 会社概要 会社名:ランサーズ株式会社 設立:2008年4月 従業員:約170名 事業:クラウドソーシング事業 https://www.lancers.jp/ 所在地: 〒150-0002 東京都渋谷区渋谷 3-10-13 TOKYU REIT 渋谷Rビル 9F

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2018/12/15 PHPカンファレンス 6 ランサーズを支える技術

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2018/12/15 PHPカンファレンス App S3 ELB App CloudFront Cloud Search Route53 EC2 instance WebSocket ErastiCache Memcached ErastiCache Redis Aurora Reader Aurora Writer Api ELB Api EC2 EC2 instance ErastiCache Redis EC2 EC2 ●Amazon Linux 2017.03 ○PHP 5.3提供の最終バージョン ●PHP 5.3.29 ○CakePHP 1.3.6 → 2.8 ○PECL ○PEAR ○Composer ●Webサーバー ○Nginx ●Appサーバー ○PHP-FPM こっちは Python ELB WebSocket ランサーズのサーバー構成

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2018/12/15 PHPカンファレンス Docker for Mac(Windows) docker exec 3306 9000 Docker マウント SQLクライアント 開発環境(エディタ) ターミナル ●Docker for Mac(Windows)で構築 ○本番環境とほぼ同じ構成をDockerコンテナで再現 ○DockerマウントでPCとソースを共有 ■開発はPC上のエディタで行う Amazon ECR 10.10.6.11 App ランサーズ本体 10.100.106.5 WordPress コーポレート、ブログ 10.100.51.11 MySQL 10.100.6.131 WebSocket メッセージサービス データ入り ランサーズの開発環境

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2018/12/15 PHPカンファレンス バージョンアップ決定の経緯

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2018/12/15 PHPカンファレンス なぜ、バージョンアップするのか? ●サポート終了 ○PHP 5.3 ■2015/11/01 1.3.21でサポート終了 ○CakePHP1.3 ■2014/08/14 5.3.29でサポート終了 ●バグ修正やカスタマイズを独自に行っている状態 ○最新バージョンであれば貢献できる内容も PHPCon福岡 で宣言 年末には5.6もサ ポート終了

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2018/12/15 PHPカンファレンス ●サポート終了 ○guzzleライブラリ ■Composer 1.7.3からインストール不可 ○AWS SDK PHP ■最新バージョン(V3)はPHP5.5以上 ●Amazon RekognitionもV3 ○顔認証に利用したかった。。 ○Facebook SDK ■最新バージョンはPHP5.4以上 ●旧バージョンのサポート終了が早い ■PHP5.3サポートのfork版で対応中 ●が、これもサポート終了 ○手動で修正してしがみついている状態 ○FireBase Admin SDK for PHP ■PHP7.0以上 なぜ、バージョンアップするのか?

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2018/12/15 PHPカンファレンス ●会社の成長フェーズの変化 ○技術を重視した方針が採用されやすくなった ■2017年にバージョンアップを社外に宣言 ○PHPコミュニティにも積極参加するようになった ●エンジニアに魅力のある開発環境を提供したい ○生産性を上げたい ■新しいPHPの関数が使えるようにしたい ■新しいPHPの仕様でコーディングしたい ○フリーランスが外部パートナーの開発者には死活問題 ●常に最新の技術やバージョンに追従したい ○旧バージョンをカスタマイズしない ○最新バージョンでOSSに貢献する なぜ、バージョンアップするのか?

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2018/12/15 PHPカンファレンス バージョンアップ計画

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2018/12/15 PHPカンファレンス バージョンアップ条件の整理 PHP バージョン PHP キャッシュ CakePHP 対応バージョン Apache バージョン PHP5.3 APC CakePHP1.3 CakePHP2 Apache 2.2 PHP5.4 CakePHP1.3 CakePHP2 Apache 2.4 PHP5.5 OPCache APCu CakePHP1.3 CakePHP2 Apache 2.4 PHP5.6 OPCache APCu CakePHP1.3 CakePHP2 CakePHP3 Apache 2.4 PHP7.0 OPCache APCu CakePHP2 CakePHP3 Apache 2.4 Apacheも バージョン アップが必要 CakePHP 1.3は まともに動かない CakePHP 3 未サポート バージョンアップ 前の構成 json.soの インストールに問題 最も対応している PHPバージョン PHPとセットで インストールされる ●Amazon Linux 2017.03で調査

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2018/12/15 PHPカンファレンス Apache + mod_php → Nginx + PHP-FPMに ●PHPをバージョンアップすると、Apacheも2.2→2.4になる ○Apacheの設定も作り直しが必要 ■それなら別の構成も検討したい ●Nginx + PHP-FPMを採用 ○パフォーマンスの向上に期待していた ■結果はレスポンス、サーバーリソース消費量もほぼ変わらず

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2018/12/15 PHPカンファレンス SREチームで提案したバージョンアップ手順 PHP バージョン PHP キャッシュ CakePHP バージョン Webパッケージ バージョン(yum) PHP5.3 APC CakePHP1.3 Apache 2.2 + mod_php PHP5.3 APC CakePHP1.3 Nginx + PHP-FPM 5.3 PHP5.6 OPCache APCu CakePHP1.3 Nginx + PHP-FPM 5.6 PHP5.6 OPCache APCu CakePHP2 Nginx + PHP-FPM 5.6 PHP5.6 OPCache APCu CakePHP3 Nginx + PHP-FPM 5.6 PHP7.x OPCache APCu CakePHP3 Nginx + PHP-FPM 7.0 Nginx + PHP-FPM に置き換え PHP 5.6まで 一気にバージョンアップ 最大の難関 カスタマイズ 問題を解決

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2018/12/15 PHPカンファレンス アプリチームと相談して手順をさらに整理 1.3 → 2.8 2.8 → 2.x 最新 2.x 最新 → 3.x .. more 5.3 → 5.6 5.6 → 7.3 SRE担当 アプリ担当 SRE担当 アプリ担当 →

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2018/12/15 PHPカンファレンス CakePHP1.3 → CakePHP2.8 移行計画

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2018/12/15 PHPカンファレンス ソースコード量 ファイル数 行数 ビュー 約2000 約16万 コントローラー 約260 約10万 モデル 約280 約9万 バッチ 約130 約5万 UT 約500 約20万 全体 約3170 約60万

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2018/12/15 PHPカンファレンス バージョンアップ開始時の前提 ●日々のサービス開発は止められない ○複数のチームで日々リリースされている ●体制 ○専任を3人 ●方針 ○CakePHP2.8にアップデートしたブランチを作成 ■動作確認しながらコントローラー単位で移行 ●UTで互換性を保つ ○CakePHP 2.8 はPHPUnit ○CakePHP 1.3 はSimpleTest ■CakePHP 2.8でも動くように細工

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2018/12/15 PHPカンファレンス 行き詰まる ●毎週masterから最新を取り込み ○同じような修正が多くてつらい。。。 バージョンアップのための修正よりも、日々リリースされ る差分吸収のコストが大きすぎて思うように進められな い、、、

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2018/12/15 PHPカンファレンス イノベーションが起きました! CakePHP1.3とCakePHP2.8を 同居させれば徐々に移行できる んじゃない?

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2018/12/15 PHPカンファレンス CakePHP1.3 → CakePHP2.8 同居計画

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2018/12/15 PHPカンファレンス CakePHP1.3と2.8の同居準備 CakePHP1.3 CakePHP2.8 ●共通ファイルCakePHP2.8側にもコピー ○Componet ○Helper ○View ●1コントローラーずつ移行 ○移行完了したものから本番リリース

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2018/12/15 PHPカンファレンス コントローラー単位でCakePHP2.8にスイッチ ●app/config/Letto/switch.yml ○ここに設定したURIはCakePHP2.8で処理する --- switched: cakephp28: … - /mypage - /mypage/ - /mypage/index - /mypage/index/* - /mypage/charge - /mypage/charge/* … - /user/login - /user/login/* - /user/logout - /user/logout/* … - /work/detail - /work/detail/* … - /work/proposals - /work/proposals/* … - /work/search - /work/search/*

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2018/12/15 PHPカンファレンス コントローラー単位でCakePHP2.8にスイッチ ●app/webroot/index.php

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2018/12/15 PHPカンファレンス コントローラー単位でCakePHP2.8にスイッチ ●Lib/Cake/Cake.php get('switch.switched.cakephp28', array()); return static::_isSwitched($uri, $list); } … private static function loadConfig() { $config = new Config(ROOT . '/app/config/Letto'); $config->load('switch', 'yml'); return $config; } }

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2018/12/15 PHPカンファレンス 同居しながら移行するメリット ●コントローラ単位でリリースが可能 ○さらに関数単位(API単位)でもリリース可能 ●不具合発生時のスコープを限定できる ○Revertもコントローラー単位で可能 ●状況に応じて他のエンジニアにも協力を求めやすい

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2018/12/15 PHPカンファレンス 同居しながら移行するデメリット ●普段の開発でCakePHP1.3、2.8両方に修正が必要になる ○Model ■原則全ファイル同居 ○View ■複数Controllerで使われるファイルは同居 ○Lib ■namespaceを分けて同居 ●複数のModel、Controllerから呼び出される ○etc.. ■Config系ファイルとか ●片方に寄せて呼び出す回避方法はある ●一度手を出したら最後までやめられない ○途中で投げ出したら一生両方修正することに。。

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2018/12/15 PHPカンファレンス バージョンアップの進め方

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2018/12/15 PHPカンファレンス 基本的なCakePHP1.3→2.8移行手順 CakePHP1.3 CakePHP2.8 $this->action $this->request->action $this->params['action'] $this->request->action $this->data $this->request->data $this->params['data'] $this->request->data $this->here $this->request->here $this->header $this->request->header $this->webroot $this->request->webroot $this->params['form'] $this->request->data $this->params['url']['url'] $this->request->url $this->params['url'] $this->request->query $this->params $this->request->params $this->RequestHandler->isXXX $this->request->is('xxx') ●ControllerとViewの両方

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2018/12/15 PHPカンファレンス 基本的なCakePHP1.3→2.8移行手順 CakePHP1.3 CakePHP2.8 public $helpers = array('Form'); 削除 new XxxHelper() new XxxHelper(new View()) $this->Auth->allow('*') $this->Auth->allow() $this->Auth->allow(array('*')) $this->Auth->allow() cakeError('error404') return $this->_error404() 'order' => array('User.id DESC') 'order' => 'User.id DESC' 'order' => array('User.id' => 'DESC') App::import('Helper', 'Hoge'); App::uses(‘HogeHelper', 'View/Helper’); ※パスの大文字小文字に注意 ※App::usesでレスポンス改善(遅延ローディング) ●Controller

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2018/12/15 PHPカンファレンス 基本的なCakePHP1.3→2.8移行手順 CakePHP1.3 CakePHP2.8 AjaxHelper、JavascriptHelper HtmlHelper、JsHelper XmlHelper Cake/Utility/Xml $html $this->Html $session $this->Session $paginator $this->Paginator __(‘名前’, true) __(‘名前’) $this->Paginator->sort(‘名前’, name) $this->Paginator->sort(name, ‘名前’) $this->set('title_for_layout, ...) $this->assign('title', ...) $this->Html->script('/js/hoge') $this->Html->script('/js/hoge.js') $this->Form->create( 'User', array('action' => 'index')) $this->Form->create( 'User', array('url' => 'index')); ※Undefined Index等のNotice ※isset等で対策 ●View

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2018/12/15 PHPカンファレンス 基本的なCakePHP1.3→2.8移行手順 ●Model、Lib、Entity等 ○find($condition) ■find(‘first’, $condition) ○名前空間の対応 ■CakePHP2.8側に別途namespaceを設定 ●CakePHP 1.3:Category ●CakePHP 2.8:¥App¥Lib¥Entities¥Category ○※usesで設定しても良い ○EntityやServiceなどnamespaceが付いたクラス ■DateUtilやExceptionなどを絶対参照にする ■Exception → ¥Exception ○Modelバリデーション ■notEmpty→notBlankに変更

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2018/12/15 PHPカンファレンス CircleCIの活用 ●CakePHP2.8の移行ができていない箇所をCircleCIでチェック ○Chatworkに通知

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2018/12/15 PHPカンファレンス バージョンアップ時の注意点

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2018/12/15 PHPカンファレンス ●CakePHP2.8移行時の大文字移行忘れ ○開発環境では大文字小文字を区別しないため気づけない ●Dockerの共有フォルダを利用しているために起こる問題 ○開発環境(Windows、Mac)共通の問題 ○→AWS環境での検証まで気づかない。。。 ●解決方法 ○→CircleCIで検知 $this->render('/work/detail_client'); $this->render('/Work/detail_client'); 開発環境は 大文字にし忘れてもエラーにならない 大文字小文字問題

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2018/12/15 PHPカンファレンス ●CakePHP1.3と2.8でCacheのキーの扱いが異なる ○Cache::read(‘MyThanks.000_111_user’) ■CakePHP1.3:’my_thanks_000_111_user’ ■CakePHP2.8:’mythanks_000_111_user’ ○キーをキャメルケース → スネークケースに変更して対応 ■→これもCirceCIで検知 キャッシュのキー問題

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2018/12/15 PHPカンファレンス ●find関数の取得結果が1件もない場合 ○CakePHP1.3 → false ○CakePHP2.8 → array(0) ○以下のコードの判定結果がtrueになってしまう ■if ($this->Work->find ($query)) { ●query関数の取得結果が1件もない場合 ○↑と同様 ○以下のコードの判定結果がtrueになってしまう ■if ($this->Work->query($updateQuery)) { ●tinyint(1) カラムの取得結果 ○CakePHP1.3 → そのまま数値 ○CakePHP2.8 → false or true ■処理の過程でnull or 1になることも ●(int)等で数値変換が必要 ORM関連

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2018/12/15 PHPカンファレンス ●find関数でcontainとfieldsを両方指定 ○CakePHP1.3 ■contain対象のfields指定は不要 ●しなくてもすべてのカラムを取得 ○CakePHP2.8 ■contain対象にもfields指定が必要 ●指定しないとidカラムしか取得されない ○※ containの指定が2階層以降だと発生する ■1階層なら挙動の違いはなさそう ORM関連

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2018/12/15 PHPカンファレンス ●CSRFエラー ○CakePHP2.8→Cake1.3のコントローラーをまたぐPOST処理 ■両方のコントローラー(関数)を同時に移行する必要がある ●Authエラー ○複数Submit ■フォーム改ざんチェックの項目 ●表示時のURLとPOST時のURLが一致すること ■複数のSubmitでjsで動的にURLを書き換えていると通らない ●確認画面で送信をしても更新されない ○リクエストではなくセッションでデータを持ち回しているケース ■リクエスト時は空POST ●コントローラーの条件分岐で弾かれる ○cake13の場合はTokenがPOSTに含まれていた。。 ●他。。(パターンたくさん) Security Component対応

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2018/12/15 PHPカンファレンス 長丁場を闘うために

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2018/12/15 PHPカンファレンス 43 SRE専任1人 アプリ専任3人 次々と他PJに駆り出される SREチーム参戦 新卒も巻き込み総力体制 2017/2 プロジェクト始動 2017/6 Nginx + PHP-FPM化 2017/7 CakePHP1.3→2.8化開始 2017/12 CakePHP同居体制開始 2018/2 2018/4 2018/5 2018/7 バッチ、管理画面開始 2018/11 2018/12 バージョンアップチームの変遷 SREチーム2人体制

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2018/12/15 PHPカンファレンス ノウハウのシェア ●バージョンアップ手順、ノウハウをGitHub Wikiにまとめてシェア ○途中参入したエンジニアがすぐに適用できる体制にしておく

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2018/12/15 PHPカンファレンス 動作確認の効率化 ●CircleCIの活用 ○PSRチェック ○CakePHP2チェック ●Dockerの活用 ○データ入りのMySQLコンテナで開発 ■docker commitで現在の状態を保存 ●データ更新後にすぐ戻せるようにしておく

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2018/12/15 PHPカンファレンス ●やること ○不要なソースの削除 ■使われていないファイルや関数を削除する ○Notice、Warning撲滅 ●やらないこと ○リファクタリング ■どうしてもしたくなるが、敢えてやらない ●バージョンアップを優先 ●レビュー負荷をできるだけ軽くする やること/やらないことを明確にする

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2018/12/15 PHPカンファレンス 動作確認の効率化 ●ステップ実行機能の活用 ○CakePHP1.3とCakePHP2.8の挙動を比較 ■変数の内容をリアルタイムに確認可能 ○設定方法 ■PHPStorm ●https://qiita.com/yKanazawa/items/363ba93f8a376c5b9e75 ■Visual Studio Code ●https://qiita.com/yKanazawa/items/21881b060215c01243d6

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2018/12/15 PHPカンファレンス 進捗の見える化 ●移行進捗リストの作成 ○コントローラー単位で作業者と進捗を見える化 2018/2 2018/8 2018/11

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2018/12/15 PHPカンファレンス 進捗の見える化 49 ●2018/4~2018/5 ○SREチーム参戦~総力体制の構築 新規開発が CakePHP1.3で 行われていた

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2018/12/15 PHPカンファレンス 進捗の見える化 50 ●2018/6~2018/11 ○重いコントローラーを後回しにしていたためペースが落ちる 99%

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2018/12/15 PHPカンファレンス 今後の展望

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2018/12/15 PHPカンファレンス 今後の展望 ●まずはCakePHP2.8移行を終わらせる ○最後のControllerを完了させる ■9000ステップ ○コントローラー移行率100%後の作業 ■CakePHP1.3の削除 ●View ●Model ●Lib他 ●スイッチャーの削除 ○CakePHP2.8ベースで動作させる ■ディレクトリの移動 ●tmp ●logs ●vendor ●composer ●webroot ○nginxの設定変更が必要

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2018/12/15 PHPカンファレンス 今後の展望 ●PHP5.6化 ○APC→OPCacheによる高速化 ○新しい構文が使えることによる開発の高速化 ○SDKのバージョンアップ ■AWS SDK V3 ■FaceBook SDK最新版 ●PHP7化 ○さらなる高速化 ○すべてのSDKが使えるようになる ■FireBase Admin SDKも ●CakePHP3化 ○PHP 7.2 + CakePHP 2.10まで終わってから考える

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2018/12/15 PHPカンファレンス 最後に

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2018/12/15 PHPカンファレンス エンジニア絶賛募集中! ●弊社HP、Wantedlyからご応募ください

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2018/12/15 PHPカンファレンス ご清聴ありがとうございました!