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継続的コミュニティマネジメントとアウトプット 〜大切 にしてきたこと、成功、失敗〜 2023/2/25, 2023/3/10 Shun Yoshie(@Typhon666_death)

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目次 Table of Contents 0

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Table of Contents 3 ⬢ 自己紹介と前置き ⬢ コミュニティ参加運営の(個人)歴史 ⬢ 継続的コミュニティマネジメント ⬢ JAWS-UGの支部運営 ⬢ ??? ⬢ 推薦図書

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自己紹介と前置き Introduction 1

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HELLO! I am Shun Yoshie@Security-JAWS. Security Consultant@SIer. AWS Community Hero. You can find me at @typhon666_death . 5

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DEVREL/JAPAN CONFERENCE 2019登壇 ⬢ 2019年にも登壇しました ⬢ 初CFP採用 6 https://devrel.tokyo/japan-2019/

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JAWS-UG 7 https://jaws-ug.jp/ ⬢ AWS (Amazon Web Services) が提供する クラウドコンピューティングを利用する人々 の集まり(コミュニティ)

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Security-JAWS 8 ⬢ JAWS-UGの中で、AWS×セキュリティを 取り扱う専門支部 https://s-jaws.doorkeeper.jp/

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JAWS-UG全国支部MAP 9 :私が現在運営に携わっている支部

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DevRel コミュニティの成長を有機 的な方法でサポートしてく れる、私たちがやり取りす るAWSの方々 DevRel & Community Management Community Management AWSユーザーグループの人々 ● AWS User Group (JAWS-UG含む) ● AWS User Group Leader ● AWS Hero ● AWS Community Builder ● AWS Samurai ● etc 10 ⬢ 今回は、AWSとJAWS-UGの立ち位置を最初に整理する 国内外 国内の み

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AWS HERO 11 ⬢ AWS HEROとは AWS HERO https://aws.amazon.com/jp/developer/community/heroes/

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コミュニティ参加運営の(個人) 歴史 History of Community Participatory & Management 2

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時系列 13 2023 2022 2021 2020 2019 2018 2017 2016 2015 2014 2013 2008 2005 同期新入社員300名 以上集めて懇親会 JAWS FESTA 2014 Tohoku参加 JAWS DAYS 2016参加 AWS本執筆(共著) Security-JAWS結成 JAWS DAYS 2018登壇 JAWS DAYS 2020参加 AWS Samurai受賞 JAWS SONIC 2020開催 AWS CommunityBuilder受賞 AWS Summit登壇 AWS Community APAC 2022登壇 JAWS DAYS 2013 参加 OWASP Japan PR Team 参加 AWS Summitスポン サー登壇 JAWS DAYS 2015参加 ssmjp 初登壇 JAWS DAYS 2017登壇 X-Tech JAWS結成 JAWS DAYS2019開催 AWS Samurai受賞 DEVREL/JAPAN CONFERENCE 2019登 壇 AWS Community Hero 受賞 AWS Samurai受賞 AWS Summit登壇 JAWS Pankration 2021 開催 DEVREL/JAPAN CONFERENCE2023 登壇 ヘヴィメタル好きサーク ル結成 イベント参 加者 運営 タイトルホ ルダー AWS HERO

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JAWSの東京/地方イベントに参加 ⬢ JAWS DAYS 2013 ⬡ コミュニティの熱が凄い ⬢ JAWS FESTA 2014 TOHOKU ⬡ AWSの知識を複数の社員・パート ナーに共有したかった ⬡ 地方開催にも関わらず規模の大き さに感嘆した 14 https://jawsdays2013.jaws-ug.jp/ https://jft2014.jaws-ug.jp/

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OWASP Japan PR Teamに参加 15 https://owasp.org/www-chapter-japan/ ⬢ 2015年に初のコミュニティ運営参加 ⬢ すでにある成果物の翻訳やPRにて、 Webを取り巻くセキュリティ課題の解決 方法を提供 → アウトプットする意義を知っ た ⬡ OWASP ZAP ⬡ OWASP Top10

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Security-JAWS 立上げ/運営に参加 ⬢ 2016年に初のJAWS支部運営参加 ⬢ 運営は10人でスタート ⬡ セキュリティ好き有志で集まった ⬡ 他支部を見て、我々も!となった ⬢ 登壇オファーや会場押さえすること多々 ⬡ 聞きたいセッションを調整できるのが運 営の醍醐味 16 https://s-jaws.doorkeeper.jp/ キャンセル待ち150人!Security-JAWS第1回で現場の苦労を見た https://ascii.jp/elem/000/001/164/1164664/

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AWS本執筆(共著) ⬢ 2016/8/1リリース ⬢ 効果的な導入・運用のための Amazon Web Services活用入門/マイナビ出版 ⬢ 本という形での初アウトプット ⬢ 共著多すぎた当時のJAWS-UGメンバーによ る執筆に参加させていただけた 17 https://book.mynavi.jp/ec/ products/detail/id=54224 石井 大河 (著), 板橋 正之 (著), 内田 学 (著), 大串 肇 (著), 岡本 秀高 (著), 片山 暁雄 (著), 金春 利幸 (著), 立花 拓也 (著), 得上 竜一 (著), 永淵 恭子 (著), 中井 勘介 (著), 中丸 良 (著), 新沼 貴行 (著), 西島 幸一郎 (著), 松井 基勝 (著), 山﨑 奈緒美 (著), 吉江 瞬 (著)

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X-Tech JAWS 立上げ/運営に参加 ⬢ 2017年に立ち上げ ⬢ ○○Techを総称してX-Tech ⬢ X-TechでAWSを利用している企業が登壇 ⬡ BizとTechの両方を話していただく ⬢ ASCIIに記事を書いていただく ⬢ 懇親会内で異業種同士のクロストークから 新しいビジネスが産まれたり? 18 https://xtechjaws.doorkeeper.jp/

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JAWS DAYS 2019 実行委員長 ⬢ 2019年2月23日五反田開催ビッグ イベントの実行委員長を任される ⬢ 2400名申し込みの2000名参加 ⬢ 新規アイデアは基本取り入れるし、達成し てもらう → Well-Being 故に満漢全席 ⬢ DevRelはコミュニティ運営のガードレールに して良きパートナー 19 https://jawsdays2019.jaws-ug.jp/ 満漢全席ごちそうさま!おもてなし心にあふれた JAWS DAYS 2019 https://ascii.jp/elem/000/001/821/1821120/

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AWS SAMURAI 2018受賞 ⬢ その後も2019、2020と連続受賞 ⬢ とても光栄な賞であり、今でも 2月23日は特別な日 ⬢ モチベーションに繋がる 20 https://ascii.jp/elem/000/001/821/1821120/ https://aws.amazon.com/jp/blogs/news/aws-samurai-2018/

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JAWS SONIC 2020開催 ⬢ コロナ禍突入、オンラインを余儀なく された中での試み ⬢ JAWS-UG全支部(当時80支部近く)に 呼びかけて、53支部が参戦(?) ⬢ 24時間オンライン66セッション ⬡ サマーソニック、ミッドナイトソニッ クをオマージュして、祭りをした かった 22 https://jawssonic2020.jaws-ug.jp/

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AWS COMMUNITY HERO受賞 ⬢ 2021年3月にAWS HERO受賞 ⬢ やってきたことがグローバルで 認められたということがとても嬉しい ⬢ HEROになった恩恵は大きい ⬡ AWS re:Invent無料参加 ⬡ 無料クーポン ⬡ etc 23 https://aws.amazon.com/jp/developer/ community/heroes/shun-yoshie/ JAWS-UG で僕らの世界は広がった。ふたりの AWS ヒーローによるコミュニティ活用のススメ https://aws.amazon.com/jp/builders-flash/202106/aws-heroes-interview/

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JAWS PANKRATION 2021開催 ⬢ AWS HERO受賞後、屈強な海外エン ジニアとのやり取りが増えた ⬢ この人達を巻き込んだクレイジーな イベントをやりたかった ⬢ 登壇者(国内外全員)にポケトークを 配って同時通訳を実現 ⬢ 24時間でフォローザサン形式 24 https://jawspankration2021.jaws-ug.jp/ JAWS PANKRATION 2021 Up till Down ~振り返り~ https://www.youtube.com/watch?v=ysiDLP0Bxr0

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AWS Summit 2022登壇 ⬢ AWS HERO同士でパネル登壇 ⬢ こんなメンバーで登壇 ⬢ 登壇楽しい 25

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X-Tech JAWS 閉鎖 26 X-Tech JAWS、僕なりにやりきったので、このコミュニティをたたむことにしました https://note.com/typhon666/n/na757a67cbd92 ⬢ AWS Summit内でX-Tech JAWSたたむ宣言 ⬢ 継続したかったのは本音 ⬢ DevRelの支えあるも、自分メンタル死亡 ⬡ 理由はnoteにも書いてます ⬢ 一度止まったコミュニティのリブートは大 変、そこからの継続開催はもっと大変

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AWS COMMUNITY APAC 2022登壇 ⬢ 海外コミュニティ初参加 ⬢ 海外コミュニティ初CFP ⬢ 海外コミュニティ初登壇 ⬢ (わりと)英語尽くし ⬢ HERO取って終わりではない ⬢ この経験から、尚更自分自信をイ ンサイドアウトした 27 AWS APAC Community Summit 2022に登壇した話 https://note.com/typhon666/n/ne6a5c927d727

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AWS re:Invent 2022参加 ⬢ 初ベガス、世界中のAWSUGメンバーと出会えた ⬢ こんな方々に本当はPANKRATIONを知って欲しかった が、CFP落選 28

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HEROになれたのは関わった人々のおかげ ⬢ AWSJ/AWSによる支援(DevRel) ⬡ 私を信頼してチャンスを与えてくれた ⬢ 支部の運営メンバー、実行委員メンバーの支え ⬡ 同じ目標を目指すことができた ⬢ さらに取り巻く方々の後押し ⬡ イベントのシェア、アウトプット ⬢ 私なりのコミュニティマネジメントが出来た 29

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継続的コミュニティマネジメント Continuous Community Management 3

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私なりのコミュニティマネジメント ⬢ 2015年に初のコミュニティ運営参加 ⬢ 意味のある価値を生み出す中心(となりたい) ⬢ 有域な共同作業をしたいという欲求の高まり ⬢ 初期のコミュニティ運営参加理由: ⬡ 情報収集 ⬡ コネクションの形成 ⬡ 自分の立ち位置の確認 31

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コミュニティにおける自分の存在意義 32 ⬢ この場に自分が居合わせることにより生 み出される価値 ⬢ コミュニティで何したい? ⬢ コミュニティをどうしたい? ⬡ オープンソースな知識を得る ⬡ 運営してみたい ⬡ 勉強会開催してみたい ⬡ ???

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私なりの継続的コミュニティマネジメント 1. P-MVV (コミュニティ、己の) 2. フォロー 3. コミュニティマーケティング 4. ブランディング 5. フィードバックとフューチャーワーク 6. アウトプット 7. ソーシャルキャピタル 33

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1. P-MVV ⬢ Purpose (Why): ⬡ 存在意義 ⬢ Mission (What): ⬡ 使命 ⬢ Vision (Where): ⬡ 将来像 ⬢ Value (How): ⬡ 実現のために大切にすべき価値観や方法 34

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My P-MVV on community (e.g.JAWS-UG) ⬢ Purpose (Why): ⬡ ブランドの質的向上とAWSへの貢献 ⬢ Mission (What): ⬡ JAWS-UGの存在意義と知名度の向上 ⬢ Vision (Where): ⬡ JAWS-UGで活動することが全国、全世界へ ⬢ Value (How): ⬡ 歓喜の共有、JAWS-UG 価値観 35

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My P-MVV on community (e.g.Security-JAWS) ⬢ Purpose (Why): ⬡ より一層AWSを安全に使えるように ⬢ Mission (What): ⬡ Security-JAWSの存在意義と知名度の向上 ⬢ Vision (Where): ⬡ Security-JAWSからの継続的発信と海外展開 ⬢ Value (How): ⬡ 勉強会、NISCコラボ、インタビュー、レポート創作 36

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JAWS-UG 価値観(ステートメント) ⬢ Have a fun! ⬢ Make a difference! ⬢ Go global! ⬢ Find new heroes! 37 https://jaws-ug.jp/about-us/

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(なにがしかの)貢献 自信 尊厳 他人へのインパクト 帰属意識 コミュニティへの帰属 ⬢ アクセス前の人へ ⬡ 理解はできなくても歩み寄る度力 ⬢ アクセス後の人へ ⬡ 自分の立ち位置は今どこ? ⬡ 「アクセス」をフォローする重要性 ⬡ コミュニティへの門戸を開ける ⬡ 継続的「意味のある価値」の醸成 38 アクセス

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(なにがしかの)貢献 自信 尊厳 他人へのインパクト 帰属意識 他コミュニティ/イベントへの参加 ⬢ 他コミュニティ/イベントへ参加を推奨 ⬢ 心地良い/楽しい/辛いと思えた経験を振り 返る ⬡ 心地良い/楽しい ⬡ PHPConのスタンプラリー ⬡ PyConの弁当/スタッフの気遣い ⬡ 辛い ⬡ ??? 39 アクセス コミュニティ運営における アイデアが満載

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(なにがしかの)貢献 自信 尊厳 他人へのインパクト 帰属意識 2. フォロー ⬢ 「アクセス」へのリーチのフォロー ⬢ 「アクセス」後のアフターフォロー ⬡ コミュニティへの継続参加を促す ⬡ 学びのアウトプット ⬡ 経験のアウトプット 40 アクセス - コミュニティを通じて、どんなことでも 実利を感じても らうことが大事 - 体験的、技術的、社会的、心的、 etc

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(なにがしかの)貢献 自信 尊厳 他人へのインパクト 帰属意識 3. コミュニティマーケティング ⬢ 自走 ⬢ 勉強会の継続開催 ⬢ 継続活動のサポート from AWS ⬢ AWS Summitへの出展 ⬢ AWS本出版 ⬢ 週間AWSユーザグループ勉強会報告 ⬢ #ohayo_aws の開催 ⬢ AWS社員によるJAWS-UGへのフォロー 41 アクセス JAWS AWS

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(なにがしかの)貢献 自信 尊厳 他人へのインパクト 帰属意識 巻き込み力 ⬢ 人を巻き込められる企画 ⬢ 周囲の人からの主体的な協力 ⬡ 他コミュニティ・団体とのコラボ ⬡ 登壇者・ファンとコラボ ⬡ 大規模イベント ⬡ JAWS-UG他支部コラボ ⬡ とある○○とSecurity-JAWS ⬡ AWSセキュリティ部門コラボ ⬡ JAWS DAYS / JAWS PANKRATION 42 アクセス

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(なにがしかの)貢献 自信 尊厳 他人へのインパクト 帰属意識 「巻き込み力」の狙い ⬢ 新たな人間関係・信頼作り ⬢ 新たなアイデアを取り込む ⬢ 巻き込まれた人にチャンスを作る ⬢ インサイドアウトのきっかけを提供 43 アクセス - イベントを円滑に進める上で、アサインするメンバー を半数固定しつつも、新しいアイデアやチャンスを 作るために、残りの半数は変える - Find New Heroesになる次のメンバーを発掘する

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“ 心が変われば行動が変わる。 行動が変われば習慣が変わる。 習慣が変われば人格が変わる。 人格が変われば運命が変わる。 by William James 44

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4. ブランディング ⬢ 独自性の追求 ⬢ 継続的差別化を行う ⬡ 差は追従されると埋まる ⬢ インナーブランディングとアウターブランディング ⬡ (IN) JAWS-UG内やAWSに向けたブランディング ⬡ (OUT) 対外的ブランディング ⬡ JAWS-UGでアウトプットする人はこれらが 自然と出来ている感じ 45

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5. フィードバックとフューチャーワーク ⬢ やったことが結果、どうだったか? ⬡ アンケートの回収率向上は未だに課題 ⬡ 余談:国内と海外のアンケートの違い ⬢ 外向けにはどう映った?振り返ることが必要 ⬢ 次のイベントはどうするのか? ⬢ コミュニティマネジメントにどう反映させるか? 46 フューチャーワークが次のビジョンやアウトプットとなる

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6. アウトプット ⬢ 勉強会等の経験から得た学びを、 表現や活動に反映させる ⬡ イベントの振り返り ⬡ 自分から登壇 ⬡ ブログ ⬡ ツイート 47 https://aws.amazon.com/jp/campaigns /manga/vol11-2/ re:Cap、re:Port Back、re:Verse、re:Trospective といった言葉で主催イベントの振り返りイベントを 開催したりもしている

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アウトプットしないのは知的な便秘 48 #ssmjp https://ssm.pkan.org/

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Amazonの「Our Leadership Principles」 ⬢ 「Amazonでは、全員がリーダーです。」 ⬢ AWS COMMUNITY APAC 2022では、 このプリンシパルを元に、表彰が 行われた ⬢ 日本からは以下2名が受賞 ⬡ 山口さん(千葉)(DELIVER RESULTS) ⬡ 松井さん(浜松)(INSIST ON THE HIGHEST STANDARDS) 50 リーダーシッププリンシプル https://www.amazon.jobs/content/jp/our-workplace/leadership-principles

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Amazonの「Our Leadership Principles」 ⬢ 以下2つを私は実践していると言われることが多い ⬢ Bias for Action ⬡ イベント、出し物決定時の決断・行動する速さ ⬢ Think Big ⬡ 支部運営→DAYS(オンサイトビッグイベント) →SONIC(24Hオンライン)→PANKRATION(グローバ ル/同通/24H)→?? 51

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“ ビジネスではスピードが重要です。多 くの意思決定や行動はやり直すことが できるため、過剰な調査や検討に時 間をかける必要はありません。計算さ れたリスクを取ることに価値がありま す。 52 Bias for Action

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“ 狭い視野で思考すると、自分が想像 する以上の大きな結果を得ることはで きません。リーダーは大胆な方針と方 向性を示すことによって成果を出しま す。リーダーはお客様のために従来と 異なる新しい視点を持ち、あらゆる可 能性を模索します。 53 Think Big

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7. ソーシャルキャピタル 54 厚生労働省 https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r98520000011w0l-att/2r98520000011w95.pdf

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ソーシャルキャピタル 55 ⬢ 目に見えない価値(繋がりの力) ⬢ コミュニティや個人にとって、 繰り返し蓄積することが重要 ソーシャル キャピタル ネット ワーク 信頼 規範 お互い様の規範(互酬性) 疎結合なネットワーク 信頼しあう組織 (なにがしかの)貢献 自信 尊厳 他人へのインパクト 帰属意識 アクセス 小 大 ソーシャル キャピタル

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ソーシャルキャピタル 56 ⬢ 結合型ソーシャルキャピタル ⬢ 橋渡し型ソーシャルキャピタル ⬡ JAWS-UGは閉塞・疎結合過ぎず、丁度いい具合 (↑)結合型と橋渡し型(→)

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JAWS-UGがソーシャルキャピタルを蓄 積し続けた結果 ⬢ 国内 ⬡ ITコミュニティとして直ぐに名前が挙がる ⬡ 参加しやすい・別け隔てがないと伝わる ⬢ 海外から ⬡ 絶賛される ⬡ マネしたいとも言われる 57

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ソーシャルキャピタルの問題 ⬢ 排他性の危険の内在 ⬡ コミュニティ同士の対立 ⬡ 人種差別 ⬡ 人間関係の亀裂 ⬡ ハラスメントなど 58 職場におけるソーシャル・キャピタルの測定に関する探索的研究 https://core.ac.uk/download/pdf/200283078.pdf

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活動する○を拡げる ⬢ 場 ⬡ 活躍する活動空間を拡げる ⬢ 幅 ⬡ 活躍する意識空間を拡げる 59 Com A Com B Com C Com D Com E Com F Com A 思考 感情 意思 思考 感情 意思 活動空間より、意識空間を拡げる <

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JAWS-UGが活動する幅を拡げるには? ⬢ Have a fun! ⬢ Make a difference! ⬢ Go global! ⬢ Find new heroes! 60 JAWS PANKRATIONでも、これを意識していた

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“ AWSのユーザーグループは世界中に あり、国や地域を超えた交流が活発 に行われています。 私たちもワールドワイドなユーザーグ ループの一つとしてフラットな交流に 参加できることを喜びとし、国際的な ユーザーグループの成長に貢献しま す。 61 Go global!

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私なりのGo global! ⬢ JAWS PANKRATIONの開催 ⬢ 運営は全国の支部から人選して、 巻き込んだ ⬢ 日本のシャイな登壇者をグローバル イベントに登壇させ、敷居を下げる ⬢ 私も海外で登壇したくなってCFP ⬢ タイで受けた称賛や参加者からの 直接の感想は最高のものだった 62 鮫 国内 通用 海外 進出 企画 同時 通訳 安堵 歓喜

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“ 私たちは100回の勉強会参加よりも 1回の登壇へのチャレンジの方が より大きな成長ができると信じていま す。 私たちはコミュニティの活動を 通じて、個々が持つ知識や経験 だけでなく、JAWS-UGに貢献する 誰もがヒーローになれる機会を 共有します。 63 Find new heroes!

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私なりのFind new heroes! ⬢ 新規でJAWS-UGに登壇してくれる方々 ⬡ 西大和学園高校の学生と先生 ⬡ 「JAWS-UG登壇が夢だった」と言ってくれた方 ⬡ JAWS PANKRATIONでグローバル登壇してくれた方 ⬢ 運営に参加してくれる新規の方々 ⬡ 次回イベントの実行委員長 ⬡ 新しい支部立ち上げと運営 ⬢ (私的に)次に輝かせたい人(AWS HEROES候補!?) 64

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継続的コミュニティマネジメント 1. P-MVV (コミュニティ、己の) 2. フォロー 3. コミュニティマーケティング 4. ブランディング 5. フィードバックとフューチャーワーク 6. アウトプット 7. ソーシャルキャピタル 65

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JAWS-UGの支部運営 JAWS-UG Branch Management 4

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Security-JAWSの運営例 ⬢ 常々新しい考えを取り入れる (独創性) ⬡ 運営メンバー皆で大きく評価されることが私の目標 67 初期 ⬢ 勉強会開催 ⬢ 他支部コラボ これまで ● ワークショップ ● NISCコラボ ● インタビュー対応(IPA 調査レポート) ● 調査レポート自主制作 (国内対象) これから ● 調査レポート自主制作 (国外対象) ● ???

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一期一会 Ichigo Ichie 5

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「人」との一期一会 ⬢ 「周囲と表面的にしか関わらないことが多い この時代に、誰もが注目、他者との調和、 人生への愛への扉を開くことができる鍵を 持っている」 ⬢ 一瞬一瞬を大切に ⬢ さらに、「一期一会」で終わらせない 69 https://www.amazon.co.jp/Book-Ichigo-I chie-Making-Japanese/dp/0143134493

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「チャンス」との一期一会 ⬢ チャンス:今経験していることは二度と起こらない ⬡ JAWS DAYS 2019実行委員長オファー ⬡ AWS COMMUNITY APAC 2022 CFP採択 ⬡ DevRel/Japan CONFERENCE 2023キーノートオファー ⬢ オファーから始まるチャンスを手繰り寄せる ⬡ 断るのは簡単、オファーされるのは難しい ⬢ 自分が得意としないイベントへの参加と経験 ⬡ インサイドアウト、マインドチェンジに繋がる 70

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推薦図書 Recommended Books 6

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推薦図書 ⬢ 今回のイベントにて形式知として言語化するにあた り、特に参考になった書籍を紹介 ⬡ 非コミュニティマーケター、非DevRelの自分が推 薦するものなので、スペシャリストの方にとって は当たり前かもしれません。 ⬢ コミュニティマネジメントの根幹となった書籍と合わ せて、3冊紹介 72

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遠くへ行きたければ、みんなで行け ⬢ ジョノ・ベーコン(著)/技術評論社 ⬢ みんなに価値のある場所を作る ⬢ みんなで価値のある仕事をする ⬢ 多くのコミュニティを見て執筆された、コミュ ニティの成果の出し方・考え方を理解できる ⬢ ここに文書化されたことを無意識にこれまで やってきていた 73 https://gihyo.jp/book/2022/ 978-4-297-12769-5

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手にとるようにわかるブランディング入門 ⬢ 金子 大貴(著)/かんき出版 ⬢ 経営のためのブランディングはコミュニティ でも通じる ⬢ 自分自信のアウトプットと掛け合わせること で、己のブランディングにも活かせられる 74 https://kanki-pub.co.jp/pub/book/ details/9784761276294

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もし高校野球の女子マネージャーが ドラッカーの『マネジメント』を読んだら ⬢ 岩崎 夏海(著)/ダイヤモンド社 ⬢ 通称「もしドラ」 ⬢ ドラッカーの「マネジメント(エッセンシャル 版)」× ラノベ ⬢ それを女子高生マネージャーが野球部で実 践し、甲子園にいくストーリー ⬢ マネジメントの入りとしてはベスト 75 https://kanki-pub.co.jp/pub/book/ details/9784761276294

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AWS COMMUNITY APAC 2022登壇 ⬢ 2015年に初のコミュニティ運営参加 76

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THANKS! Any questions? You can find me at: ⬢ : @typhon666_death ⬢ : typhon666.death ⬢ : Shun Yoshie 77

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付録(2/25 JAWS-UG佐賀登壇限定スライド) Appendix 7

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JAWS-UG 佐賀/地域コミュニティならこん なことできるかも!? ⬢ 継続開催 (AWS的にも、1回/3ヶ月は無理のない数) ⬢ AWS活用イメージを想像させる ⬢ 佐賀ならではのP-MVVを定義してみる ⬡ 技術(AWS)が好きな人は次回登壇挙手! ⬡ コミュニティが好きなら運営アイデアを! ⬢ 佐賀(の地域) x AWS で実現できそうなアイデアのディス カス (CivilTech/CivicTech) ⬡ 佐賀県ページを眺めてみたらヒントがあるかも 79

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SAGATOCO ⬢ 佐賀県公式ウォーキングアプリ ⬢ https://saga.karada.live/ ⬢ AWSを利用 (過去登壇時に調査済) ⬢ 登壇オファーも可能では? ⬢ 佐賀市に?開発元に?ツテを辿る? 80 https://www.slideshare.net/Typhon666_death/20201218 myromancingsagasagastamprallymanagementjuzunipass

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JAWS FESTA 2023 Kyushu ⬢ 過去のイベントを継承するもいい ⬢ でも、実行委員メンバーの感情、信念、独創性をとりい れたイベントを開催してくれるのがいいと考えます。 81