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(参考)時空間の対称性と保存則の関係
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● ハミルトニアンがある座標に依存しない時、対応する一般化運動量は保存す
る。
● 中心力を受ける質点の場合、ハミルトニアンは θ に依存しないので、それに
対応して、角運動量が保存した。
● つまり、空間をある方向に動かしても、系の性質(ハミルトニアン)が変化
しなければ、対応する保存量が必ず存在する。
● 同様に、ハミルトニアンが時刻に依存しない、すなわち、時刻を変えても系
の性質が変わらないことに対応して、エネルギーが保存すると言える。