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わかりやすいブログを書くためにはどうすれ ばよいか?
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わかりやすいブログを書くには? ブログは自分の意見を伝える一般的な手段である。 しかし、実際に書いてみると内容がわかりづらくなってしまう場合があ る。 わかりやすいブログを書くためにはどうすればよいか?
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文章を型にはめる 文章を型にはめるとブログがわかりやすくなる。 型にはまった文章はわかりやすく読みやすい。 わかりやすい型は「問い」に対して「主張」を返し「論証」がそれを補 う。
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型にはまった文章を書くには? 型にはまった文章を書くための教科書として論文の教室を使用する。 論文の教室は論文の入門書である。 論文には型があり、文章を型にはめることでわかりやすい文章を書くこ とができる。
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文章を型にはめる 型にはまった文章は、「問い」「主張」「論証」を持っている。
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論理的な文章には問いがある 論文というのは、「なぜ……なのか」、「われわれは……すべき か」、「……と……の違いは何か」、などといった明確な問いを立 て、それを解決することを目指す文章だ。
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論理的な文章には主張がある 問いがあるということは、問いに対する答えがあるということだ。
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論理的な文章には論証がある 論文には、自分の答えを読み手に納得させるための論証が必要であ る。論証とは、自分の答えを論理的に支持する証拠を効果的に配列 したもののことだ。
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「問い」の作り方 論理的な文章の質は「問い」の質が大きく左右する。 良い「問い」が無ければ良い「主張」はできない。 良い「問い」を作るにはどうすればよいか?
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「問い」を作るヒント 「問い」を見つけるにはポイントがある。 「問い」になりそうな疑問が見つかったら、基本となる資料を見つけ る。 良い「問い」のヒントは資料から見つけることができる。 次のポイントを抑えながら本を読むことで「問い」を作るヒントが得ら れる。
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「問い」を作るヒント メウロコ: なるほどそうだったのか!と「目から鱗」の箇所 ハゲドウ: そうだそうだ、わしもかねがねそう思っとったんよ、と いう「激しく同意」の箇所 ナツイカ: ん?なんか変だな。どうしてそう言えるわけ?という 「納得いかない」箇所 ハゲパツ: なんじゃこれは、わしゃ絶対認めんけんね!という「激 しく反発」の箇所
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「問い」を絞り込む 問題を自分で立てる論証型の課題でいちばん重要なのはここだ。 「メウロコ」・「ハゲドウ」・「ナツイカ」・「ハゲパツ」、どれ でもいいけど、いちばん自分にとってインパクトの強いトピックを 一つ選ぼう。 そうして、そのトピックを、論文のメインとなる「問い」の形に絞 り込んで練りあげていく。
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問題の絞り方 問題を「えっ。こんなに小さな問題でいいの?」と思うくらいに絞 り込むことが大切だ。 小さく絞り込んだ問題は、どんどん深めることができる。 深まっていくと、逆に拡がりも出てくる。 (中略) 逆に、漠然とした大きな問いのままだと、結局何も書くことができ ず、苦労することになる。
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「問い」の作り方 「問い」の基本となる資料を読む。 「メウロコ」「ハゲドウ」「ナツイカ」「ハゲパツ」を見つけてヒント にする。 ヒントを元に「問い」の形に絞り込む。 問題が大きくなりすぎないように注意する。
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まとめ わかりやすいブログを書くには 文章を「問い」「主張」「論証」の型にはめる 「メウロコ」「ハゲドウ」「ナツイカ」「ハゲパツ」から「問い」 を絞り込む
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参考文献 戸田山 和久 (2012) 『新版 論文の教室 レポートから卒論まで』、 NHK出版