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30.7.28 住宅都市局計画部公共交通課 厚海尚哉

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地域の足として欠かせない路線バスの維持が課題となってきた 21路線 25路線 25路線 21路線 22路線 26路線 64路線 64路線 64路線 60路線 58路線 56路線 H22 H23 H24 H25 H26 H27 黒字路線 赤字路線 市バス路線別収支状況 (神戸市営交通事業経営計画2020より作成) 0 2000 4000 6000 8000 10000 12000 14000 H1 H3 H5 H7 H9 H11 H13 H15 H17 H19 H21 H23 H25 H27 (万人) 定期外 通勤・通学(定期) 市バス乗車人数の推移(神戸市統計書より作成) 【なぜプロジェクトに参加?】 利用促進を図っていきたい なにか手を打たなければ・・・ 2 情報提供で利便性向上

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ベストな形とは? (統合アプリ?データ一元化?どんなシステムが必要?) バスロケーションシステム ・・・現在地や遅れ情報を提供 各バス会社が個別に導入(市内8社局) 情報提供(HPやアプリ)がバラバラ システム・データもバラバラ 神戸市ネットモニターアンケート(平成29年7月~8月) バスロケーションシステム利用状況 1.知ってお り、利用した ことがある 6.5% 2.知ってい るが、利用し たことはない 19.6% 3.知らな かった 73.9% N=2,202 【なぜプロジェクトに参加?】 3 連携で便利になる? (路線バス利用促進協議会で協議) バスロケをもっと活用したい! 行政にはノウハウない・・・

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UIK(アーバンイノベーション神戸) 柔軟な発想や優れた技術力を持つスタートアップと社会・地域課題を詳しく知る市職員が 協働して最適な解決手法を見出し、サービスの構築・実証を目指す。 スタートアップとの連携から活路を見出したい! 【なぜプロジェクトに参加?】 4

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UIK公募段階の取り組みイメージ 「神戸から 日本のバスロケを立て直す」 「各社で隔たりなく簡単でわかりやすいバスロケの情報提供」 データの標準化・オープン化ができると良さそうだけど各社の理解が得られるかどうか・・・ 出来ることをやってみよう・・・ 最終選考会 バス情報分野の トップランナーの方々からの積極的なご提案 大きな推進力の可能性 6つのテーマを採択、7月~11月の4ヶ月間の協働 採択 【スタートアップの方々とのマッチング】 5

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方向性の確立 役所の役割 ・バス事業者とのつなぎあわせ ・意見交換のコーディネート スタートアップの役割 ・技術的な検証 ・プロトタイピング(説明材料) ・情報発信 ・既存サービスに広く汎用(多言語対応しやすい) ・交通分析への活用 【スタートアップの方々とのマッチング】 バスデータの標準化・オープン化を実現 6

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バス事業者ごとに意向が異なるのでは。 既に個別にバスロケが導入されている。既存システムも活かしたい。 予算確保できるか。そもそもいくら必要? スタートアップと連携しながら解決策の模索 ◎勉強会の開催 ・バス事業者でもバスロケ事業者でもない立場からの助言 ・プロトタイピングの紹介 ◎様々なコネクションを活かしてアプローチ ◎積極的な発信「バスロケ世直し隊」 【不安材料・・・】 7 協働1ヶ月で、方向性についての共通理解・課題整理が進んできている

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・バスロケが広く浸透 ⇒不安なくバスを利用できる環境 災害時もリアルタイムで情報提供 等 【成果につなげたい】 バスの活性化につなげたい 日々の移動の選択肢としてバスを選んでいただけるように・・・ 8 ・インバウンドの方が活用(Google等 ※多言語) ←ラグビーワールドカップ ・交通分析 遅延、早発対策(事業者目線) 地域公共交通網全体の最適化(行政目線) 他のデータも活用・・・利用者ニーズもふまえた 最適な公共交通網のマネジメント 等