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最近のVS Codeの個人的に気になるニュース Atsushi Morimoto (@74th) VS Code Meetup #33 2025-01-20

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Atsushi Morimoto @74th ● 本職 データエンジニア・バックエンドアーキテクト ● 著書 『改訂新版 Visual Studio Code実践ガイド』 ● 技術書典3-17 サークル参加 ○ 『自宅IoTリモコン全部作る』(技術書典16) ● 電子工作、自作キーボードが趣味 ○ 3/22 自作キーボードオンリー同人即売会 キーケット 2025

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気になったニュース ● GitHub Copilotの編集機能の強化 ● Cline、Recline ● WebAssemblyを使ってVS Code拡張機能を実装する記事

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GitHub Copilotの編集機能の強化 ● 大きなファイルをまるっと編集すること、 複数ファイルにまたがる編集ができなかった ● 編集対象にするファイルを複数指定して、 変更を指示し、結果を確認して承認できる ● 大きなファイルも、APIも複数呼ばれて、徐々に編集さ れていく様子を見ることができる ● 私の使用例 『テーブルrequestsにカラムoptional_propertyを 追加したい』といって、SQLが実装されたGo言語のプ ログラムを指定する ○ 約1,000行のファイルも編集できた

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Cline ● https://github.com/cline/cline ● 生成AI Claude 3.5 Sonnet API等を使った コーディングアシスタントのOSS。VS Code拡張機能として提供。 ● GitHub Copilotの競合であるが、 OSSとして出てきているため開発に加わったり、 フォークして機能を追加したりできそう。

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Cline ● chatの中で、CLIコマンドの指示を受け、 clineにCLIコマンドを実行する 権限を与えて作成までやっちゃう様子が 話題になっているのを目にしました 画像引用 https://github.com/cline/cline

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Recline ● https://github.com/julesmons/recline ● Clineのforkで、 生成AIの実行に、GitHub Copilot Extensions(API)を使用 ● 結果として、GitHub Copilotライセンスがあれば、定額で使える ● GitHub CopilotのAPIを使うことで、 コーディングアシスタントが開発・利用できる世界ができようとしている

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『WebAssembly Cookbook vol.2』 サークル C.9 ● https://techbookfest.org/product/7CHqqt aeaRYrwDwQNCX0T7 ● (紹介ページより)2章では, WasmのIDLであるWITを用いて VSCodeの拡張機能を実装する方法を紹介します. WITを用いることで,WasmでもProtobufや GraphQLのようにコードを自動生成できるようなり ます. ● WIT(=WebAssembly Interface Type)で インターフェイス定義を作り、 呼出元(TS)と、モジュール(Rust)のコードを生成 ● VS Code拡張機能から WebAssemblyの機能を実行

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気になったニュース ● GitHub Copilotの編集機能の強化 ● Cline、Recline ● WebAssemblyを使ってVS Code拡張機能を実装する記事