新たなナラティブアプローチの方式ワークショップ 物語に感応することによる治癒体験 1

テーマ背景 ナラティブアプローチ（ NBM） ： 1998年に提唱された医療概念 エビデンスベースド (EBM)アプローチを補完し、患者中心の医療を実現する 現代医療の複雑な問題に対応する新しいアプローチ 2

ナラティブアプローチの課題 1. 個々人の主観性に大きく依存 2. ストーリーの結実点に至る過程が段階的 3. 患者にとって創作行為自体のハードルが高い場合がある 3

提案するアプローチ プラン A（従来型） ： 「自分の物語を編み直す試み」としてのナラティヴ・アプローチ （患者自身の物語創作行為） プラン B（新提案） ： 物語に感応することによって得られるユーザー体験としてのナラティヴ・アプローチ （患者自身が他作者の創作に触れ、自身を見出す行為） 4

ワークショップの目的 1. 参加者の「物語体験」を導き出す 2. 体験パターンからインサイトを抽出 3. ナラティブアプローチの新たな可能性を探る 5

実施概要 考えられるテーマ ナラティブアプローチの課題の抽出 物語体験の分解 「許される矛盾」の探求 6

ワークショップの流れ 1. イントロダクション：ナラティブアプローチの概要説明 2. グループ分け： 4-5人のグループを形成 3. 物語体験シェアリング：各自の印象的な物語体験を共有 4. 体験の分解：共有された体験を要素に分解 5. パターン抽出：共通点や特徴的な要素を見出す 6. 新たなアプローチの構築：抽出したパターンを基に AIを用いて新しい物語の提案 7. 発表とディスカッション 7

期待される成果 1. ナラティブアプローチの新たな可能性の発見 2. 物語体験による治癒プロセスの理解深化 3. 創作物と医療アプローチの接点の模索 8

ナラティブアプローチワークショップ タイムライン 1日目 : [日付を入れる ] 9:00 - 9:30: オープニング・イントロダクション 9:30 - 10:00: アイスブレイク 10:00 - 11:00: ナラティブアプローチの概要説明 11:00 - 14:30: 物語体験シェアリングセッション 14:45 - 16:45: 体験の分解ワーク 2日目 : [日付を入れる ] 9:00 - 9:30: 2日目オープニング 9:30 - 11:00: パターン抽出ワーク 11:15 - 12:00: 中間発表・フィードバック 13:00 - 15:00: 新たなアプローチの構築 15:15 - 16:45: プレゼンテーション準備 9

ナラティブアプローチワークショップ タイムライン 3日目 : [日付を入れる ] 9:00 - 12:00: 最終プレゼンテーション準備 13:00 - 15:30: グループプレゼンテーション 15:45 - 16:30: 全体ディスカッション 16:30 - 17:00: クロージング・今後の展望 10

必要なもの プロジェクター ホワイトボード 付箋 マーカー 参加者用ワークシート ChatGPT,Claude 11

関連研究 『アニメ療法（セラピー）～心をケアするエンターテインメント～』 『ナラティブ・メディスン』 （リタ・シャロン，宮田靖志） 『意識という情報生命体にとってのエンターテイメントとは何か？』 12

まとめ 物語体験を通じた新たなナラティブアプローチの可能性を探ることで、 より多様で効果的な治癒プロセスの構築を目指します。 13

参考：物語体験の例 『ルックバック』 （藤本タツキ） 『アンダーカレント』 （豊田徹也） 『ゴーグル』 （豊田徹也） これらの作品は、読者に深い感動や自己反省をもたらす可能性があります。 ワークショップでは、このような体験を分析し、新たなアプローチに活かします。 14