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1 スタートアップとSaaS Kaizen Platform, Inc. Engineer Yoshiaki Sudo 2016/5/12

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2 注意: 本日私からは技術的なお話は ほぼありません…

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3 honzit - 私とkaizenの紹介 - スタートアップとSaaS - Kaizenのインフラ監視 - KaizenとMackerel - まとめ

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4 Intro

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Yoshiaki Sudo Internet Backbone Router 6年 Infrastructure 11年 AD tech 2年 Management 少々

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6 Kaizen Platform Kaizen Platform

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8 Kaizen infraで大事にしていること ➔ 楽をしよう ➔ code化しよう ➔ ビジネスに寄与するインフラであろう ➔ 仲間/家族を大切にしよう

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9 スタートアップとSaaS

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10 スタートアップとSaaS よくあるパターン 1. インフラ担当者がいない。App Engと兼務している 2. なんとなく動いているが、詳細がよくわからない 3. そもそもモニタリングされてない 4. インフラ担当としてJoinしたが、インフラ以外の仕事のほう が多い 5. インフラ = 何でも屋 という暗黙の了解がある…

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11 スタートアップとSaaS とにかくなんでもやらないといけないのがスタートアップ それが醍醐味でもあるんですが … だったら楽しよう。人手をかけずにシステムに任せよう ↓ SaaSを最大限活用してみよう いろんなSaaS触れて楽しそうだ …! ワーイ

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13 監視システム http://blog.glidenote. com/blog/2014/12/03/monit oring-system-version-dec- 2014/

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14 infra的構成管理 https://speakerdeck. com/mdoi/kai-fa- suruyouniyun-yong- suruinhura-jaws-days- 2015

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15 KaizenとMackerel

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16 なぜMackerel? 2014年2月 「サーバのリソースモニタリングちゃんとしないとね」 DATADOGにしよう!Sensuも並行して使ってみよう いろいろストをしてみよう と思ったら 2014/5月 !!! Mackerel 爆誕 !!!

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17 なぜMackerel? Mackerel作ったから使ってみてよ いいよー。試してみるわ。 須藤くんよろしく はーい

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18 採用時のMackerel 試してはみたが…… ぶっちゃけ採用は相当悩みました…… できたばかりのプロダクトで機能が圧倒的に不足していた 田中さんの熱意とロードマップを聞いて、期待も込めて採用 結果素晴らしいプロダクトに成長している

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19 Mackerelにしてよかったこと カスタマーに寄り添った開発 リクエストすれば、ロードマップに盛り込んでくれたり 使い勝手どうですか?とインタビューしてくれたり twitterで愚痴ると、丁寧に教えてくれたり

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20 Mackerelの使い方 AWS, GCPでインフラのほぼ全てを構成 Kaizenは、物理的サーバを一台も保有していません Web web api batch Service Role Role Role Log front back batch Service Role Role Role

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21 Mackerelの使い方 EC2以外のモニタリングは、Service Metricにて収集 ELB, RDS, Elasticache, DynamoDB, etc… fluent-plugin-cloudwatch/fluent-plugin-mackerel 一台収集サーバを用意している アラート通知はH/WリソースとService Metricで実施 ミドルウェアや混みいった監視は sensuやNewRelicで実施

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22 Mackerel ちょっと変わった使い方 AWSの請求情報を収集しています Service Metricとして登録したいので、 fluent-plugin-mackerelで収集 コンポーネント別と、 Total Amountをとっている このデータを元にインフラで使っているお金の管理を実施 経営陣にもこのデータを伝えて費用管理に生かしている AWS consoleをわざわざ見に行かなくて良い /AWS IAM渡したくない人にも共有できる インフラの定例会議でもメンバーで眺めてチェックしている あれ増えすぎじゃない? もうちょっとリッチに使ってもいいかもね?

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23 SaaSを多様して見えてきたこと

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24 SaaSを多様して見えてきたこと - Pros - 最小人数でインフラを回せる 人が少ない場合が多いスタートアップに有効でした(弊社の場合 ) システムメンテナンス対応がなくて楽 脆弱性対策とかとかとか ………… - Cons - 最初の学習コストが高い 管理が煩雑になりがち しっかりサービスの一覧管理とか、費用管理とかしている

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25 現状

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26 規模 - インスタンス - About 150 instance EC2, RDS, DynamoDB, etc - インフラエンジニア - 現在2名 Max人員の時で3名 - 負荷 - 適切なワークライフバランスが実現できている たのしく健康に働けるのが何より大事

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27 SaaS(mackerel)を使って楽しよう

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28 楽してなにをする? インフラを “kaizen” しよう 通常監視、運用はできるだけシステムに任せる レガシーなコードを取り除いたり、システムの陳腐化を防ぐために新しいことを試したり プロダクトを “kaizen” しよう インフラチーム怖い … 相談しにくい… インフラチーム忙しそうで声かけにくい … これは負のスパイラル 時間を多く使ってフレンドリーに相談に乗る。インフラ側から出向いて相談する 社内の困ってる事案を “kaizen” しよう インフラエンジニアは技術の幅が広い傾向にある その技術を使って社内 ITやったり、社内セキュリティを担当したり、 お助けプログラム書いたり

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29 餅は餅屋へ SaaS = プロフェッショナル お金をとってサービスしているプロに任せちゃおう 片手間でやるよりプロへお願いする メンテナンスコストからの解放 監視サーバがパニックした … 負荷が大きくて表示が遅い …増設しないと… あんな機能が欲しい = リクエストすれば叶う? 自分の時間を使わずとも機能が増えていく可能性

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30 まとめ

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31 まとめ スタートアップにこそSaaS 人が足りないからできない!ではなく、足りないなりに効率を最大化しよう 本質的なことに時間を使おう インフラエンジニアだって会社の発展に直接貢献したい !!! より良いインフラを作るために時間をたくさん使いたい SaaSを選ぶ時はエンジニアフレンドリーなものを 大事なところを任せるわけなので選定は大事 困った時にどうにかできるものを (OSSで提供されてるなど )

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32 おまけ

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33 WE ARE HIRING! https://kaizenplatform.com/hiring/engineer.html

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34 THANK YOU!